第2回ゲンロンSF新人賞、受賞者決定!

ゲンロン 大森望 SF創作講座の最優秀賞である「ゲンロンSF新人賞」第2回受賞者が決定しました。受賞作であるトキオ・アマサワ「ラゴス生体都市」は、9月に弊社より刊行予定の『ゲンロン9』に全文掲載されます。

2018年5月23日

株式会社ゲンロン

 

ゲンロン 大森望 SF創作講座の最優秀賞である「ゲンロンSF新人賞」第2回受賞者が決定しました

 

2018年5月18日、「ゲンロンSF新人賞」第2回(主催:株式会社ゲンロン)の公開講評会が開催され、受賞者を下記のように決定しました。

選考委員は、評論家でSF講座主任講師の大森望氏、作家の山田正紀氏、批評家でゲンロン代表の東浩紀の3人となります。

受賞作は、改稿のうえ、弊社より9月に刊行予定の批評誌『ゲンロン9』に全文掲載されます。

 

第2回ゲンロンSF新人賞

トキオ・アマサワ

「ラゴス生体都市」(36000字)

 

受賞者プロフィール

トキオ・アマサワ(ときお・あまさわ)

1985年滋賀県生まれ。ゲーム制作会社勤務。

 

受賞作あらすじ

近未来のナイジェリアを舞台にした物語。ポルノが犯罪と禁じられた世界で、傷ついた少年が自由を求めてグレートマザーと戦う。講評では、サブカルチャーへの参照を張りめぐらせた、勢いのあるポップな文体が高く評価されました。

 

また併せ、麦原遼の「逆数宇宙 / the Reciprocal Universe」(54000字)が優秀賞(次点)に選出されました。

同作も、改稿のうえ、弊社より電子書籍として刊行される予定です。

 

最終選考に残った7作は、全文ウェブで掲載され、公開されています。

下記URLのサイトをご覧ください。

「超・SF作家育成サイト 2017年版」

http://school.genron.co.jp/works/sf/2017/

 

最終選考会の模様は、ネット中継され、現在も視聴が可能です。

下記URLのサイトをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=dYiUxcekIAg

 

今回最終選考に残った7作はいずれもレベルが高く、とくに受賞作については、山田正紀氏より「ハーラン・エリスンを思わせる意欲的な作品」との評価もいただきました。

これからの活躍が期待できる大型新人の誕生です。ぜひみなさまのメディアでも取り上げていただければ幸いです。

 

ゲンロンSF新人賞とは

株式会社ゲンロンが2016年より運営する〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉の最終課題として提出された短編作品を対象とした新人賞です。従来の新人賞と異なり、1年間の作家養成プログラムと個別指導を経ての授賞となるところに特徴があります。第1回受賞者の高木刑氏がすでに商業誌で活躍しているほか、SF大会で特別のパネルが作られるなど、教育の成果に注目が集まっています。

第2回の選考は、上記3人の選考委員の討議のほか、当講座のゲスト講師を務めた新井素子、円城塔、飛浩隆、法月綸太郎の4氏、また、早川書房、東京創元社、河出書房新社、講談社各社の編集者からの投票も参考に決定されました。

 

記事用の写真、作者への取材アポイントなど弊社で手配いたします。

ご希望のかたはお気軽にお問い合わせください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

企業名:株式会社ゲンロン

担当者名:徳久 倫康

TEL:0364179230

E-Mail:info@genron.co.jp

 



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企業情報

企業名 株式会社ゲンロン
代表者名 東 浩紀
業種 新聞・出版・放送

コラム

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