デジタルトランスフォーメーション推進におけるシチズンデベロッパーの重要度が高まっている実態が最新の調査で判明

報道発表資料

2017年8月31日

デジタルトランスフォーメーション推進におけるシチズンデベロッパーの重要度が高まっている実態が最新の調査で判明

ビジネス現場におけるカスタム App 作成に関する将来需要と行動の影響について、ファイルメーカー社と 451 Research が調査結果を発表

ファイルメーカー株式会社（東京都港区六本木）は本日、451 Research がまとめた調査報告書『カスタムApp - デジタルトランスフォーメーションの原動力』を発表しました。この報告書によると、80 パーセントを超える組織が、ビジネスにおけるシチズンデベロッパーの重要性が高まっていくと回答しています。さらに、カスタム App の作成と展開が、デジタルトランスフォーメーションの推進と従業員エンゲージメントの向上にどのように寄与しているかについても詳しい調査結果がまとめられています。

この調査報告書は、こちらから無料でダウンロードできます：

http://info2.filemaker.com/451-research-fm.html?language=ja&country-culture=japan

北米の 500 を超える企業の回答者が、カスタム App を活用するIT戦略は業績を向上させると回答していることに加えて、カスタム Appは IT 部門に所属する専門の技術者よりもむしろ、事業部門のビジネス担当者が作成した方がよいと回答しています。

この報告書の主な調査結果：

•デジタル化には分散化が必要：

さまざまなチームの要求に 1 つの部門が対応する集中型モデルから、分散化のアプリケーション作成モデルに移行する動きが起こり始めています。この動きにより、ビジネス課題が実際に発生している現場にいる従業員自身がツールを使用してプロセスを作成、変更、管理することができるようになります。こうした敏捷性を獲得することで、組織はより簡単かつすばやく先に進むことができます。

•カスタム App の 60% 近くが IT 部門以外の部署で作成：

-そのうち 30% はシチズンデベロッパー、つまり専門的な開発スキルや開発経験をほとんど、またはまったく持たない従業員が作成しています。

-小規模企業の47%では、ビジネスオーナー自身がアプリケーション開発戦略を主導しています。

-82% の企業が、今後 2 年間でシチズンデベロッパーの重要性がさらに高まるだろうと回答しています。

•カスタム App の作成により従業員エンゲージメントが向上：カスタム Appを作成する従業員は自主性が高まり、ビジネスプロセスの設計や成果に直接関与できることで、従業員エンゲージメントが促進されます。また、こうした貢献が新しい従業員文化を特徴づけると評価されるようになります。

(出典：451 Research)

FileMaker, Inc. のワールドワイドマーケティングおよびカスタマサクセス担当バイスプレジデントである Ann Monroe (アン・モンロー) は次のように述べています。「デジタル化の波を受け、あらゆる業界の組織が、課題を解決して業績を向上させるための新しい方法を模索し始めています。カスタム App のプラットフォームが充実し、ビジネスにおいて高速性と敏捷性がますます重視されるようになった今こそ、ビジネス上の問題が起きている現場にいる従業員が、自分でデジタルの解決法を作り出せるツールを手にすることで力を得られる絶好の機会が訪れています。」

【ファイルメーカー社について】

ファイルメーカー社は、iPad、iPhone、Windows、Mac、Web のすべてにわたってシームレスに動作するカスタム App を簡単に作成するためのシンプルでパワフルなソフトウェアを提供します。多くのビジネスチームが業務プロセスを効率化するために FileMaker プラットフォームを活用し、チーム全体の生産性を向上させています。米国本社の FileMaker, Inc. は Apple Inc. の子会社です。日本法人のファイルメーカー株式会社は FileMaker, Inc. の子会社です。