自然食屋のジェラートショップ「プレマルシェ・ジェラテリア」が京都の世界遺産、二条城の早朝開城に臨時出店 インバウンド視野でヴィーガンジェラートも販売

京都の自然食品流通業、プレマ株式会社は、ナチュラルフードのプロならではのジェラートを提供するジェラテリアを京都でいちばん長い商店街である三条会商店街に2017年4月1日からオープンした。自然食素材を活用し、ノンミルクやヴィーガン向け、アレルギー対応フレーバーを数十種類提供しているため、日本人はもちろん、外国人ツーリストのTripAdviserやFacebookなどでのソーシャルネットワークでの評価が非常に高くなっている。このジェラテリアが、京都の著明な世界遺産である元離宮二条城の早朝開城(朝7時~10時 7月1日~8月31日限定)に京都市の求めに応じて地元、京都三条会商店街の有志とともに朝市に出店、国内外の来城者から注目を集めている。ジェラートは、同社代表である中川信男氏が自らイタリアで技術習得、乳製品も動物性素材も一切使わないフレーバーを多数開発を続けているものである。

プレマ株式会社は、京都市に本社を置く、自然食品を流通する企業である。創業から17年を経過したが、同社代表取締役の中川信男氏は、ナチュラルフード、オーガニックフード業界の顧客の高齢化および同業他社が大手資本による買収のターゲットになっていることについて、強い危機感を感じてきた。

 

このため、自然食品の専門家としての商品開発の経験を生かしつつ、顧客層の多様化と経営の安定化を目指し、スイーツの自社開発と製造、流通を一貫して取り組もうと2016年に決定、同年末イタリアのジェラート専門学校での講座を受講し、ジェラート製造とレシピ開発を習得した。

 

ジェラートの本場、イタリアにおいては、健康志向の高まりとともに乳製品や動物性素材を使わないジェラートが昨年から急速に注目され、2017年1月の世界最大のジェラート博覧会であるSigep(アルチザン ジェラート、製菓,製パン国際展示会)でも多くのヴィーガンジェラート(動物性素材一切不使用のジェラート)関連の新製品が紹介されている。中川信男氏はこの展示会のジェラートコンテストに日本素材によるヴィーガンジェラートを多数出品したが、コンテストはヴィーガン仕様を求めたものでないために、強い風味のミルクフレーバーやソルベに押され、入賞とはならなかった。

 

2017年4月1日には、同社の京都オフィスがある京都三条会商店街の一角にジェラート店を開業、総計40フレーバーのうち、およそ半数は一切の動物性素材を使用しないジェラートを用意し、Beyond ”food barrier”!(フードバリア(TM)を乗り越えよう!)を主要なコンセプトとしてジェラートを提供、開業3ヶ月のうちに行列ができる店となり、特にTripAdviserやFacebookなどのSNSで情報を得たヴィーガン志向のある欧米人に高い人気を誇るようになっている。

 

京都には、世界中から連日多くの観光客が来訪しているが、同店の顧客の多くが「京都にはヴィーガンの食事ができる場所が少なく、特にスイーツはプレマルシェ・ジェラテリア以外は皆無である。」と残念そうに話すとともに、同店のSNSやヴィーガンコミュニティーにコメントを残すことで、同店の動きを支援しようとする動きがある。

 

同店のヴィーガンフレーバーには、各種の発酵米素材を100%の比率で利用した「奇跡の米100%ジェラート 米のローストキャラメル」「奇跡の米100%ジェラート 米のうまみミルク」があり、米の素材活用として先進的なフレーバーとなっている。これは、砂糖ゼロ、動物性素材ゼロ、グルテンフリー、ソイフリー、ナッツフリー、安定剤フリー、乳化剤フリーの全てを満たすジェラートであり、同社の自然食開発の経験が生かされたものである。また、6月から発売された「ザ・忍者 精進忍者食」フレーバーは、忍者がその持久力と瞬発力を兼ね備えた運動能力を維持するために食した黒色の豆、種子、穀物によって作られ、ともに外国人観光客からの人気が高い。

 

同店では、近隣の世界遺産である元離宮二条城を管理する京都市が夏期期間限定の早朝開城(http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000219098.html)にあわせ、同店が所属する京都三条会商店街に朝市の出店要請があったことから、出店を決定。7月2日日曜日には約半数の顧客が外国人で、多くのヴィーガンフレーバーの注文があったことから、強い手応えを感じている。

 

早朝開城は7月1日から8月31日まで限定で、毎朝7時から10時まで限定の企画となっており、暑さを避け、蒸し暑さが比較的弱く、人の少ない二条城を堪能したい日本人、外国人のために解放されるイベントで、京都市や京都市内の観光機関を通じ、各ホテルや旅行代理店、観光案内所などで告知されている。

 

同店は、今後さらなるインバウンド顧客の来店促進を目指すとともに、日本文化、日本食文化の普及と外国由来スイーツの融合、および京都での観光客の体験が各人の志向にあったものになるように努力を続ける。

 

参考:プレマルシェ・ジェラテリアHP http://gelato.live

   プレマ株式会社 会社情報HP http://www.prema.co.jp/



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企業情報

企業名 プレマ株式会社
代表者名 中川信男
業種 商社・流通業

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