上杉謙信モデルのスーツ開発プロジェクト6月8日に目標達成。新たなリターン・ラペルピンを追加し7月31日までに目標額200%に挑戦

ご当地素材とご当地武将で作る武将スーツ第6弾プロジェクトは、6月8日に目標金額の50万円を突破しました。残された1か月以上の期間で100万円以上を目指します。新たなリターンは甲冑職人「忠保」の協力を得て作成した、上杉謙信公の兜の前立てをかたどったラペルピンです

大阪城下、谷町で紳士礼服の製造小売を手掛ける株式会社NFL（本社：大阪府大阪市、代表取締役：川辺友之）が手がけるクラウドファンディングを利用した上杉謙信モデルのスーツ開発プロジェクトが、6月8日に目標額の50万円に到達しました。新たな返礼品である上杉謙信の兜の前立てをかたどったラペルピンを加えて、プロジェクト終了の7月31日までに目標額の200%を目指します。

▼目指せ！谷町紳士服復活！武将スーツ第6弾上杉謙信スーツ開発プロジェクト｜FAAVO大阪：https://faavo.jp/osaka/project/2053

■上杉謙信スーツは9代目の全面的協力、素材は地元「小千谷ちぢみ」

武将スーツは、現代のサムライと言えるビジネスマンが大きな商談・会議・プレゼン・コンペなど社運をかけるビッグプロジェクトでの「勝負服」として着用することを願い、制作しています。

「のだめカンタービレ」「怪物くん」など映画やドラマの衣装も多数提供する1952年創業の紳士服メーカーである弊社が、大阪の自社工場で縫製。ご当地の伝統素材を使い、ご当地武将をモチーフにしたスーツです。

2014年に企画した第1弾からこれまでのスーツは以下です。

第1弾　真田幸村スーツ／大阪（ご子孫の公認）

第2弾　織田信長スーツ／愛知

第3弾　北条氏康スーツ／神奈川

第4弾　島津義弘スーツ／鹿児島（島津家運営の尚古集成館より家紋データの使用許可）

第5弾　石田三成スーツ／滋賀（ご子孫の公認）

上杉謙信スーツは武将スーツの第6弾として製作します。上杉子爵家（新田上杉家）9代目上杉孝久さんの全面的なご協力をいただいています。

また、武将スーツはご当地の素材が不可欠です。新潟県の素材「小千谷ちぢみ」との出会いもあり、開発に着手することになりました。

上杉謙信スーツの特徴は以下です。

（1）上杉家家紋「竹に雀」の織ネーム

上杉家の家紋「竹に雀」には様々な図案がありますが、上杉孝久さんより送られた正式な図案からおこした織ネームになります。家紋の下には謙信公が預けられ幼少の頃を過ごした林泉寺の山門に掲げられている謙信公直筆とされる「第一義」の文字をしたためてあります。

（2）三献の儀ボタン

謙信公は出陣に際して大中小の杯で酒を飲み干す「三献の儀」を行ってから出陣したとされています。また第四次川中島合戦の一騎打ちでは、謙信公が武田信玄公に3度切りつけ、それを払いのけた軍配に7つの傷を残した「三太刀七太刀」の伝説の三太刀もイメージしました。

（3）車懸りボタン

第一ボタンを車ボタン（拝みボタン）というタキシードなど礼服で使用する留め方もできるボタンにしました。謙信公の得意戦術だった「車懸りの陣」をイメージ。また、車ボタンは「拝みボタン」とも呼ばれるため、神仏を信仰した謙信公の姿勢にもあやかっています。

（4）メタルの「毘」のボタン

内ポケットの留めボタンにメタルの「毘」を刻印しました。

（5）「毘」と「龍」の刺しゅうワッペン

謙信公が軍旗として使用したとされる「毘」と「龍」を刺しゅう文字のワッペンにあしらいました。最大辺で縦横8cmです。

（6）雀のラペルピン

上杉家の家紋「竹に雀」にあやかった雀のラペルペン（ピンブローチ）です。

（7）小千谷ちぢみのポケットチーフ

謙信公の時代には青苧（あおそ／カラムシ）を原料とした麻糸で織られた布が出荷され、高級織物に課された税は上杉家の貴重な収入源となっていました。小千谷ちぢみが確立されたのは謙信公没後の17世紀頃と言われています。

上杉謙信スーツはメディアの取材が相次いでいます。フジテレビ系で紹介されたほか、毎日新聞は取材済み、新潟日報社も取材が決まっています。

▼ ホウドウキョク（フジテレビ）｜～FLAG7～映像アーカイブ：https://www.houdoukyoku.jp/archives/0009/chapters/28600

■プロジェクトの支援は2500円コースから11万円コースも

プロジェクトの支援コースとリターンは以下です。値段はすべて税込みです。

・2500円コース　雀の刺しゅうラペルピン（ブローチ）もしくは小千谷ちぢみの謙信チーフ

・3000円コース　「毘」「龍」の刺しゅうステッカー・アイロンプリント各1枚

・3500円コース　飯綱権現ラペルピン（ピンブローチ）

・5000円コース　米沢の純米吟醸酒「香梅」謙信公の限定ラベル1本と上杉子爵家9代目上杉孝久さん著サイン入り『日本史がおもしろくなる日本酒の話』

・3万9000円コース　上杉謙信ジャケットお仕立て券 1枚

・4万2500円コース　上杉謙信ジャケット（フード付き）お仕立て券 1枚

・5万円コース　谷町紳士服オーダースーツお仕立て券 1枚

・6万円コース　上杉謙信スーツお仕立て券 1枚

・6万5000円コース　上杉謙信スーツお仕立て券 1枚と「毘」「龍」の刺しゅうステッカー・アイロンプリント各1枚、小千谷ちぢみの謙信チーフ

・6万7500円コース　6万5000円コースに加えて、雀の刺しゅうラペルピン（ブローチ）

・7万1000円コース　6万7500円コースの上杉謙信スーツお仕立て券に替えて上杉謙信スーツ（フード付き）お仕立て券 1枚

・11万円コース

手取川の戦いセット（上杉謙信と織田信長のスーツお仕立て券各1枚）

源次郎ぉおおセット（上杉謙信と真田幸村のスーツお仕立て券各1枚）

小田原城の戦いセット（上杉謙信と北条氏康のスーツお仕立て券各1枚）

関ヶ原の戦い西軍セット

【外様セット】（上杉謙信と島津義弘のスーツお仕立て券各1枚）

【直江状セット】（上杉謙信と石田三成のスーツお仕立て券各1枚）

新たなリターンは上杉謙信公所用「飯綱権現前立兜色々威腹巻鎧」の兜の前立てをかたどったラペルピンです。製作には埼玉県の甲冑製作会社「忠保」のご協力をいただきました。作者は忠保の甲冑職人、大越家19代目の大越忠保（本名：大越保広）さんです。

今回、ラペルピン用に新たに型を起こし、リサイズしていただきました。スーツの襟にしっかり馴染む大きさにリメイクしてあります。

■大坂冬の陣から400年を機に開発開始、将来は全国展開を目指す

弊社工場がある大阪城周辺の「谷町」は、以前は紳士服関連企業が140社ほどあったと言われています。しかし現在は数社にまで減少し、実際に紳士服を縫製しているのは弊社のみとなりました。

2014年に大坂冬の陣から400年を迎えるにあたり、地元の産業を世に広められないかと考え、「現代のサムライ・ビジネスマンの甲冑（かっちゅう）武将スーツ」の開発を始めました。これまですべてのモデルでクラウドファンディングに挑戦し、いずれも目標額に達しました。

これまでの制作過程で戦国武将のご子孫との交流も増えてきました。今後は第7弾、第8弾とシリーズを重ねていく予定です。また、それぞれの武将の地元の紳士服店と提携し、その土地に行かないとオーダーできない真のご当地スーツに育て、地域の活性化に一役買いたいと願っています。将来的には武将スーツ取り扱い店舗を全国に増やしていきたいと考えています。

【株式会社NFLについて】

本社：〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町8-34 KZ茶屋町ビル5階

代表者：代表取締役　川辺友之

設立：2004年11月

電話番号：06-6147-4727

URL：http://nfl.co.jp

事業内容：

・紳士服の製造・卸し・小売業

・コンサルティング業

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名：株式会社NFL

担当者名：酒匂(さこう)・久保