応用電子SierraVMIの輸入販売契約締結

株式会社 応用電子 (東京都品川区西五反田7-13-5、代表取締役社長 矢野正博) は、米国Sierraware社(米国カリフォルニア州サニーヴェール、CEO Gopal Jayaraman)と、同社のVMI(Virtual Mobile Infrastructure: 仮想モバイルインフラ)製品 「SierraVMI」の日本国内およびアジア市場における販売契約を締結しました。

 株式会社 応用電子 (東京都品川区西五反田7-13-5、代表取締役社長 矢野正博) は、米国Sierraware社(米国カリフォルニア州サニーヴェール、CEO Gopal Jayaraman)と、同社のVMI(Virtual Mobile Infrastructure: 仮想モバイルインフラ)製品 「SierraVMI」の日本国内およびアジア市場における販売契約を締結しました。

 

  応用電子は、仮想環境を使用したセキュアなネットワークアクセスに関する複数の特許を保有しています。それにより、Sierraware社は応用電子の持つ仮想環境特許と関連技術で「SierraVMI」の国内市場への進出を優位に進めることができると判断したため、今回の販売提携の運びとなりました。

 

 製品販売開始は2018年春を予定しています。

 

<SierraVMIについて>

 

「SierraVMI」は、VMI(仮想モバイルインフラ)と呼ばれる、サーバー上で仮想のスマートフォンを利用するためのソフトウェアで、スマートフォンの紛失によるデータ漏えいを防止し、ユーザーの利用するスマートフォンを効率的に管理・モニタリングすることができます。

 

 ユーザーは、各自のモバイル端末やPCからネットワークを介してサーバー上の「SierraVMI」で動作している仮想のスマートフォンにアクセスして業務を行います。シンクライアントやVDI(Virtual Desktop Infrastructure: 仮想デスクトップ)のように、業務で使用するアプリケーションやデータが全てサーバー上にあるため、ユーザーが端末を紛失してもデータ漏えいの心配がありません。

 

 近年、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末の業務導入が進んでいます。また日本政府の「働き方改革」推進などにより、モバイルワーク(Mobile Workplace)やテレワーク(Telecommuting)が広まりつつあります。その一方、モバイル端末の紛失によるデータ漏えいや従業員による社外へのデータ持ち出しなどセキュリティの懸念も増大しています。また企業のシステム管理部門では、モバイル端末の業務導入に伴い各ユーザーの使用する端末の配布、更新、日常の問い合わせ対応等の業務が増加しています。「SierraVMI」は、このような業務用モバイル端末にあるセキュリティやユーザー管理に関する様々な問題に対する効果的なソリューションになります。

 

 「SierraVMI」では、すべてのユーザーが同じ仮想スマートフォンのOSを使用するため、AndroidデバイスやiPhoneやiPad等のモバイル端末やWindows PC等の異なる端末から、同じ仮想スマートフォンのアプリケーションを使用することができます。そのため、各ユーザーが利用できる端末の種類が増え、テレワーク環境やBYOD(Bring Your Own Device:個人デバイスの業務利用)環境の導入が容易になります。

 

 さらに、仮想スマートフォンはサーバー上にあるため、企業のシステム管理者は、仮想スマートフォンのOSやソフトウェアのインストールやアップデートなどの仮想端末管理やユーザー認証等のユーザー管理を、サーバー側において一括して行うことができます。また、ユーザーが使用する端末の機種ごとに異なるソフトウェアを用意する必要がないため、ユーザー環境の設定や運用管理のコストを削減することができます。業務用に独自のソフトウェアを開発する場合、複数機種向けの開発が不要になり開発コストを削減することができます。

 

<応用電子の仮想環境特許と今回の契約締結について>

 

 応用電子は、仮想環境を使用したセキュアなネットワークアクセスに関する研究開発を長年行っており、VDIやVMI等の仮想環境を介したセキュアなアクセスを必要とする多くのシステムに適用可能な複数の特許を保有しています。また、それら特許を使用したセキュアアクセスのシステムの構築に使用できる製品としてFKEYシリーズを開発販売しています。

 

 FKEYシリーズ製品サイト https://fkey.jp

 

 Sierraware社は、これら応用電子が所持する特許および製品開発の実績に基づき、VMIを使用したセキュアアクセス製品SierraVMIの日本を含むアジア圏での販売代理店契約を締結しました。またSierraware社は、同社の提供するVMI以外の仮想環境によるセキュアアクセス製品についても、応用電子による日本市場における取扱いに合意しており、今後順次取り扱いを開始する予定です。

 

<Sierraware社について>

 

 Sierraware社は、アプリケーションへのアクセスやデータの保全の方法を改革する仮想化とセキュリティ・ソリューションを提供する先進的な企業です。Sierraware社の仮想モバイルインフラ(VMI)ソフトウェアは、開発者がすべてのモバイル・プラットフォームを単一のアプリでサポートすることを後押しし、データの保護とユーザー行動のモニタリングを可能にします。「SierraVisor」ハイパーバイザーと、「SierraTEE Trusted Execution Environment for ARM TrustZone」の信頼された実行環境は、ARMベースのアーキテクチャーに対しエンベッドされた仮想化プラットフォームを提供します。

 

Sierraware is a leading provider of virtualization and security solutions that change the way applications are accessed and data is secured. Sierraware's virtual mobile infrastructure (VMI) software empowers developers to support all mobile platforms with a single app and to protect data and monitor user activity. SierraVisor Hypervisor and SierraTEE Trusted Execution Environment for ARM TrustZone deliver embedded virtualization platforms for ARM-based architectures.

 

URL: https://www.sierraware.com/

 

<応用電子について>

 

 株式会社 応用電子はVDIやVMIなどの仮想環境を使ったセキュアアクセス技術を使うことで、クラウドコンピューティング時代のモバイル・テレワーク環境に求められる、デスクトップやウェブサービスへの安全なアクセスを実現する技術を提供しています。

 

応用電子は、これまでの長年の研究開発の結果、VDIやVMIなどの仮想環境を使用したセキュアなアクセスに関する複数の特許を保有しており、仮想環境を使用した分離による安全アクセスの実現方法を提案しています。応用電子が提案する、仮想環境を使用した分離による安全アクセスを実現することで、ユーザーは場所や端末を選ばずに業務を遂行することができます。また、特許による実現方法の提案だけではなく、その実用性を示すために特許を実際に利用したセキュアアクセス製品FKEYシリーズも開発販売しています。

 

【当リリースに関するお問い合わせ先】

 

株式会社 応用電子

東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田2F

TEL: 03-5888-4015

E-mail: info@appliedelectronics.jp

URL: http://www.appliedelectronics.jp



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企業情報

企業名 株式会社応用電子
代表者名 矢野 正博
業種 コンピュータ・通信機器

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