Readyforが「ガバメントクラウドファンディング Readyforふるさと納税」を開始。第一号として隈研吾監修、広島県廃校リノベーションプロジェクトを公開。

日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を運営するREADYFOR株式会社は、地方公共団体がふるさと納税として寄付金を受け取ることができるガバメントクラウドファンディング「Readyfor ふるさと納税」を12月19日(月)より開始いたしました。また、本プログラムの第一弾プロジェクトとして広島県が「廃校リノベーションプロジェクト」を12月19日(月)に公開いたしました。本プロジェクトは新国立競技場も手掛けた建築家の隈研吾氏監修のもと、広島県の中山間地域活性化、交流人口の増加を目的としたプロジェクトです。「Readyfor ふるさと納税」では、弊社がこれまで5500件以上のプロジェクトをサポートし培ってきた「共感でファンと資金を集める」ノウハウを活かし、「返礼品勝負」ではなく各地方公共団体の取り組みへの共感を集めることで地方創生へと貢献してまいります。

 

日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を運営するREADYFOR株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役:米良 はるか )は、地方公共団体がふるさと納税として寄付金を受け取ることができるガバメントクラウドファンディング「Readyfor ふるさと納税」を12月19日(月)より開始いたしました。また、本プログラムの第一弾プロジェクトとして広島県が寄付先となる「廃校リノベーションプロジェクト」を12月19日(月)に公開いたしました。本プロジェクトは新国立競技場も手掛けた建築家の隈研吾氏監修のもと、広島県の中山間地域活性化、交流人口の増加を目的としたプロジェクトです。

 

「Readyfor ふるさと納税」では、弊社がこれまで5500件以上のプロジェクトをサポートし培ってきた「共感でファンと資金を集める」ノウハウを活かし、「返礼品勝負」ではなく各地方公共団体の取り組みへの共感を集めることで地方創生へと貢献してまいります。

 

19日に行われた記者会見の様子

 

■ガバメントクラウドファンディング「Readyfor ふるさと納税」とは?

 

ガバメントクラウドファンディング(GCF、Government Crowd Funding)とは財源不足に悩む地方自治体がプロジェクト実行者になり、インターネット上で不特定多数の人から資金を募るクラウドファンディングです。GCFを通して選んだ自治体に寄付をすると、寄付した人の所得税と住民税から寄付金額に応じて一部が軽減される(控除される)制度です。返礼品(ギフト)として特産物などが手元に届きますが、従来のふるさと納税よりも「応援」としての側面が強いことが特徴です。

 

また、GCFは集まった寄付金の使途が明確に示されているため、自分が応援したいと思っている取り組みに直接に寄付することができます。通常のふるさと納税でも、寄付する人はお金の使い道を自治体が提示するいくつかの選択肢から選ぶことが可能ですが、その選択肢は「医療」「福祉」「子育て支援」「環境保全」など大きく分類され、お金が具体的にどのように使われるか、事前には分かりにくいこともあります。GCFの場合は、「このお寺の改修費用のために◯円が必要」「◯◯地域に保育園を建設するために◯円必要」というように具体的な使途が事前に提示されています。

 

弊社では2011年3月の購入型クラウドファンディングサービス「Readyfor」開始から5500件以上のプロジェクトのサポートをしています。今まで弊社が培ってきた「モノを売るだけではなく、プロジェクトや人に共感していただき資金調達を成功させる」というノウハウが、多くの自治体の方々に提供できれば、更に地域活性、地方創生につながるのではないかと考え、今回このような仕組みをご提供させていただく運びとなりました。

 

「Readyfor ふるさと納税」ページ(https://readyfor.jp/furusato

 

■取り組みの背景︰自治体「返礼品」から「使い道の明確化」「取り組みへの共感」重視へ。

 

ふるさと納税の市場規模は近年の法改正に伴い1,653億円と拡大、認知度も93%と非常に多くの人達が興味をもっています。※1 このように注目を浴びているふるさと納税ですが、豪華な返礼品ばかりが押し出され「返礼品勝負」となっており、「自分が生まれ育った故郷へ納税し応援する」というような目的からずれてしまっているとの批判もあります。

そんな中、地方自治体は募集する際に工夫している、今後工夫したいと思っている点として、56%が「インターネットの活用など広報の充実」をあげており、取り組みや自治体への共感を集め、財源確保をするというふるさと納税の本来の目的に沿うような仕組みとなることが期待されています。※2

※1︰野村総合研究所 2015年11-12月期シングルソースデータ

https://www.is.nri.co.jp/report/short-research/2016/000170.html

※2︰総務省が2015年9~10月に全地方自治体に調査、複数回答

 

 

■「廃校リノベーションプロジェクト」に関して

 

今回のクラウドファンディングでは、広島県内の3地域で、廃校になった建物をリノベーションし、地域の新しい拠点をつくるための費用を集めます。設計は建築家・隈研吾さん監修のもと、東京大学大学院・隈研吾研究室の学生、留学生のみなさんが担当。その後の使い道を考え、リノベーションのアイデアを考えるワークショップを各地域で行ってきました。地域住民、地域外の興味をもっている人、建築を学ぶ学生、地域で活動している学生、地域おこし協力隊の方などが毎回集まり、熱く意見を交わしていました。

 

里山には、役割を終えた建物があちこちに点在していますが、それらを「資源」として考え、自分がやりたいこと、自分ができること、地域が必要としていることをみんなで考え、「自分ゴト」として関わっていく場所をつくっていくのが、この「廃校リノベーション」プロジェクトです。リノベーションが完成した後にも、長く使う人が現れ、たくさんの人が訪れる空間をつくることが目的です。

 

そこで、ご寄附いただいた皆様がいつでも広島のさとやまへお越しいただけるように、ご寄附いただいた方全員の名前入りの下駄箱を用意してお待ちしております。まずは広島がニッポンの見本となり、地域からの活性化を目指します。広島が地方活性化のロールモデルとなるような、そんなプログラムを皆様と作り上げていきたいと考えています。

 

第一号プロジェクトとなる広島県の寄付募集ページ(https://readyfor.jp/projects/satoyama2017

 

■プロジェクト概要

 

プロジェクトタイトル:『さとやまよ、甦れ!広島に眠る廃校をみんなの居場所に再生しよう』

クラウドファンディング実施期間 ︰2016年12月19日(月)~2017年3月18日(土)23時00分

協力 ︰隈研吾研究室、READYFOR株式会社、木楽舎

プロジェクトページURL ︰https://readyfor.jp/projects/satoyama2017

 

■廃校リノベーションのデザイン案について

①庄原市・小鳥原小学校︰山に囲まれた木と竹の学校。

竹のすだれ天井や竹でできた家具が雰囲気をつくります。

 

小鳥原小学校リノベーション後イメージ

 

小鳥原小学校リノベーション後イメージ

 

 

②三原市・和木小学校︰人々が集う木とデニムの学校。

広いスペースを生かし、教室をレンタル・スペースとして整備。

布製(広島県産和紙デニムを想定)の間仕切りを制作。

 

和木小学校リノベーション後イメージ

 

和木小学校リノベーション後イメージ

 

③江田島市・沖保育園︰海に囲まれた木と牡蠣の学校。

壁を取り払った土間カフェスペースへ。牡蠣殻を使ったファサードを制作。

 

 

沖小学校リノベーション後イメージ

 

隈研吾氏からのメッセージ

その昔、日本の里山と集落は一体のものでした。集落は里山から建築材料やエネルギーをもらい、農業も里山の堆肥なしでは水田も作れませんでした。里山と日本文化はものすごく密接な関係にあったのです。ところが、20世紀になって人々は「里山」を忘れてしまったようです。中山間地域は厳しい現状にあり、里山は細り、過疎高齢化が進み、田畑は荒れ、空き家や廃校が増えています。そうした中山間地域について、ネガティブなことばかり言われがちですが、私たちにとってはまったくの逆です。中山間地域こそ、デザイナーのインスピレーションの源になり、一番面白い活動の場になりうると思うのです。さらに、これからの時代の主流はリノベーションです。環境のことを考えると、あるモノをどう使い回していくかが大切であり、また21世紀はそれぞれの地域がどう個性を磨いていくかもテーマの一つです。まさに、本プロジェクトは時代の本流中の本流です。

 

「ひろしま さとやま未来博2017」は、2017年3月〜11月まで、中山間地域のある広島県内19市町を舞台に行う、県民参加型のプログラムです。関わる人の輪が広がれば広がるほど、里山は輝きます。里山の新たな魅力を発見できるさまざまなプロジェクトを通して里山に関わってもらう人、『さとやまピープル』を増やす、新しいエキシビションです。

 

 

19日に行われた記者会見では隈研吾氏が「樽募金」で第一号寄付者に!

 

19日記者会見会場ではリノベーション後の施設イメージ模型が展示された。

 

■オープンまでのスケジュール

2016年12月19日 :クラウドファンディングスタート

2017年3月〜 :施設の詳細設計

2017年3月18日 :クラウドファンディング終了

2017年春 :改修工事着手

2017年夏頃 :完成予定

※一般参加者を募り、リノベーションの際にDIY作業を行う予定です。

※上記スケジュールは現時点での予定であり、変更となる可能性があります。

 

 

【READYFOR株式会社について】

READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をミッションに日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営しています。クラウドファンディングとは、インターネット上でやりたいことを発表し、それに共感した不特定多数の方から少額の資金を集める仕組みです。5500件以上のプロジェクトの掲載し、22万人から32億円以上の資金を集め、国内最大のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています。 2016年6月にはサービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。

 



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企業情報

企業名 READYFOR株式会社
代表者名 米良はるか
業種 ネットサービス

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