(株)アミタ持続可能経済研究所がバイオマス産業都市構想策定支援業務を実施した宮城県加美町が農林水産省のバイオマス産業都市に認定。

アミタホールディングス(株)(本社:京都市 代表取締役会長兼社長:熊野 英介)の事業会社である(株)アミタ持続可能経済研究所(本社:京都市 代表取締役社長:角新 支朗 以下、アミタ持続研)は、宮城県加美郡加美町の「加美町バイオマス産業都市構想策定支援業務」を受託し2016年2月~5月に同町のバイオマス産業都市構想の策定を支援しました。10月5日に同町が農水省より平成28年度バイオマス産業都市の選定地域として認定され、10月20日に認定証が授与されました。

http://www.aise.jp/news/releace/161020_kamitown_bio.html

■加美町のバイオマス産業都市構想の概要

町内に豊富に存在するバイオマスを最大限に利活用し、産業や生業を生み出し、災害に強く安心安全な地域をつくることで、町の基本理念である「共生」、「協働」、「自治」に基づく「善意と資源とお金が循環する人と自然に優しいまち」を目指します。http://www.town.kami.miyagi.jp/index.cfm/6,0,13,95,html

 

図:加美町におけるバイオマス産業都市構想(全体図)

 

●加美町の概要

加美町は宮城県の北西部に位置し、面積は約461平方キロメートルあり、人口は約2.4万人、約8,000世帯が暮らしています(20


15年末時点)。地形としては西部、北部、南部が山岳、丘陵地となっています。ブナなど豊かな森林がある船形山や、加美富士と呼ばれ同町のシンボルとなる薬莱山がそびえています。丘陵地から鳴瀬川、多田川などが貫流し、その流域は肥沃な田園地帯が広がりをみせ、丘陵地帯、高原、平野部における四季折々の自然の変化が満喫できます。また山間部には、天然記念物「鉄魚」の生息する魚取沼などの湖沼が点在しています。

 

●関連情報

同町の関連リリース:http://www.town.kami.miyagi.jp/index.cfm/6,8487,22,129,html

本年度選定結果及び認定証授与式の概要 :http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bio_s/161005.html

 

■加美町の目指すまちづくりとアミタ持続研の実施業務

加美町ではバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまちづくりを推進するため、バイオマス産業都市構想を策定する方針が決定され、その策定支援業務をアミタ持続研に委託し、今回のバイオマス産業都市選定に至りました。http://www.amita-hd.co.jp/news/town.kami.miyagi_201602.html

 

●アミタ持続研の主な業務概要

①社会的・地理的・経済的特色など地域の概要に関する調査

②町内のバイオマス利用の現状と課題の調査分析

③バイオマス資源活用の事業化プロジェクト提案

④事業化プロジェクトによる地域波及効果の分析

⑤構想具体化に向けた実施体制の提案

⑥構想の進捗評価・見直しなどフォローアップ方法の提案

⑦加美町バイオマス産業都市構想案・概要版の作成

⑧バイオマス産業都市構想策定検討プロジェクト会議等の支援

■加美町でのアミタグループの活動

2016年 2月:アミタ持続研が宮城県加美町のバイオマス産業都市構想策定支援業務を受託

http://www.aise.jp/news/releace/160216_kami_biomass.html

2016年 4月:アミタ持続研が加美町メタン発酵消化液(液肥)散布普及・実証試験業務を受託

2016年10月:加美町が農水省のバイオマス産業都市に認定

 

<参考情報>

 

■バイオマス産業都市とは

バイオマスの原料収集から製造・利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域の特色を軸とした環境にやさしく災害に強いまちづくりを目指す地域のことです。現在国では、平成30年までに約100 地域(各都道府県に2 地区程度)のバイオマス産業都市の構築を目指し、関係府省が共同で地域を選定して支援する予定です。関係府省とは、内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省を指します。

バイオマス産業都市構想の詳細:

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/biomass/b_sangyo_toshi/b_sangyo_toshi.html

 

■アミタグループの地域支援実績

●南三陸町での取り組み

宮城県南三陸町にて、2012年に一般廃棄物などの資源循環プラン立案・実証実験、木質資源活用のための実証実験を実施し、南三陸町バイオマス産業都市構想の一環として2015年10月よりバイオガス施設「南三陸BIO」を運営しています。http://www.aise.jp/case/vision/minamisanriku.html

 

●パラオ共和国 / ベトナム ハイフォン市 カットバ島 での動き

アミタ持続研は環境省の委託業務である「平成27年度我が国循環産業海外展開事業化促進業務」で、パラオ共和国およびベトナム ハイフォン市 カットバ島において島まるごと資源循環モデル事業の実現にむけた調査を実施しています。 http://www.amita-net.co.jp/news/2015/06/05major.html

 

●地域デザイン事業 実績一覧:http://www.aise.jp/service/performance.html

■アミタグループの地域デザイン事業

これまでに全国60ヵ所以上において地域支援事業を実施してきました。アミタグループは森、里、海の「もったいない」を活用した企画立案から実行、効果測定、持続可能なしくみづくりまで、真の地域再生につながるようなトータルプロデュース事業を提案・実践しています。 事業サイト:http://www.aise.jp/

【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

 



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企業情報

企業名 アミタホールディングス株式会社
代表者名 熊野英介
業種 その他サービス

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