「第６回農業ワールド」に農業用ドローンをDJIと共同出展　～農薬散布テクニックや育成状況の把握が学べるスクールを今年12月に開講～

農林水産

産業用ドローンの開発、販売を手掛ける株式会社スカイロボット（本社：東京都中央区、代表取締役社長：貝應（かいおう）大介）は、DJI JAPAN 株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役：呉韜）と共同で、10月12日から14日に幕張メッセで開催される「第６回農業ワールド」に出展し、高性能の農業用ドローン『DJI AGRAS MG-1（アグラス MG-1）』を出展します。また、スカイロボットは自社が運営するドローンパイロット養成学校「ドローンスクールジャパン」において、IoT化による精密農業への移行する農業分野の変化を見据え、ドローンによる農薬散布のテクニックや農作物の育成状況を把握するノウハウを学ぶ、「農業テクニカルコース」を12月より開講します。

●　農業のIoT化を加速する農業用ドローンの活用

農業分野において、農薬散布は安定的な収益確保の観点からも欠かせないプロセスです。人的リソースに依存した従来の農業手法では、広大な畑や田んぼでの農薬散布を手作業で行うため、人的工数も時間も大幅に必要としました。その後登場したヘリコプターによる上空からの農薬散布では、ヘリコプターが飛行可能な高度からの散布となるため、対象範囲を精密にコントロールすること不可能であり、不必要なエリアにまで散布されてしまうことや周辺住民の人体への影響が懸念され、次第に使用頻度が少なくなっています。

ドローンによる農薬散布が注目を集めている理由は、低い高度から正確に散布範囲を制御して実行できる点にあります。また作業効率も大幅に改善でき、『DJI AGRAS MG-1』の場合、わずか10分で4,000-6,000 平方メートルの面積をカバーすることが可能であり、手作業に比べ40～60倍のスピードで作業を行うことができます。

さらに農業分野におけるドローンの活用は農業のIoT化を促進します。ドローンに搭載したカメラで農作物を上空から映像でとらえ、生育状態を確認し異常をいち早く把握することが可能です。また、最新の技術ではドローンに視覚センサーや赤外線センサーなどを搭載することで、農作物の高さや、雑草の有無なども検出し、徹底した生産管理を可能にします。農業の効率化、精度を高める取り組みは日々進化しており、データ管理や解析を正しく行うことで、経験と勘に頼る農業から、IoTを駆使した精密農業への革新が始まっています。

当社は、農業のIoT化に欠かせないドローンを正確に操縦できるパイロットの訓練と育成を目的に、自社が運営する「ドローンスクールジャパン」に農業テクニカルコースを開講し、食料自給率の向上に取り組む日本の農業の課題解決に貢献して参ります。

ドローンスクールジャパンについて

スカイロボットが運営する「ドローンスクールジャパン」は、ホビー用ドローンの安全運航技術や知識の取得から、産業用ドローンの専門的な操縦技術やノウハウの取得まで、ドローン活用に関する幅広い分野において、教育および技術サポートが可能なドローンスクールです。

神奈川県高座郡寒川町の「ドローンスクールジャパン神奈川校」を皮切りに、北海道、福島県、千葉県、静岡県など全国各地での開校を予定しています。

●　ドローンスクールジャパンに関する詳細：　http://www.skyrobot.co.jp/school.html

■ 第６回農業ワールドに関して

今年６回目を迎える日本最大の農業展は「農業資材EXPO」「次世代農業EXPO」「６次産業化EXPO」の３つにエリアが分かれており、海外企業を含む730社が出展。農業に関するあらゆる製品やサービスが集結し、３日間、全国から来場する農業法人や農協、農業参入検討企業と出展社との間で多くの商談が行われます。

当社出展ブースでは、1日数回、農業用ドローン「DJI AGRAS MG-1」のデモフライトを実施します。媒体各社の取材も可能ですので、ぜひお立ち寄りください。

＜開催概要＞

日時：2016年10月12日（水）～10月14日（金）10:00 ～ 18:00（14日のみ17:00終了）

会場：幕張メッセ　（出展ブース／第3回国際次世代農業EXPO内　小間番号3-40）

主催：リードエグジビジョンジャパン株式会社

第６回農業ワールドに関する詳細：　http://www.nogyoworld.jp/

■ DJI AGRAS MG-1について

『DJI AGRAS MG-1』は、強力な推進システムにより、農薬や肥料などの液体を10kgまで搭載し飛行することが可能です。また、そのスピードとパワーの組み合わせにより、わずか10分で4,000-6,000 平方メートルの面積をカバーすることが可能であり、手作業に比べ40～60倍のスピードで作業を行うことができます。さらに、インテリジェントスプレーシステムが、飛行速度によって散布量を自動的に調節し、常に液体を均等に散布することを可能にします。これにより、農薬と肥料の量を厳密に調整することが可能となり、汚染を防ぎ、かつ無駄な散布をなくしてコストを削減することが可能となります。

DJIについて

DJIは、プロ、アマチュアユーザーのために、革新的なカメラ技術を開発、製造しているグローバルリーダーです。リモートで操縦できるヘリコプターに情熱を傾けるスタッフにより創業、運営されており、飛行制御技術と手ぶれ補正の分野におけるエキスパートです。世界中のクリエイター、イノベーターが空撮を行う際に、使いやすく、安全な商品を作ることをミッションとしています。営業拠点は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアまで拡大しており、世界100ヵ国のユーザーが、映画、広告、建設、消防、農業、その他多くの産業分野においてDJI の商品を愛用しています。

ホームページ： http://www.dji.com/ja

Facebook： https://www.facebook.com/dji.jp

Twitter： https://twitter.com/djijapan

YouTube： https://www.youtube.com/c/DJIJapan

Instagram： https://instagram.com/dji_japan/

■ 株式会社スカイロボットについて

株式会社スカイロボットは、『ロボット・ソリューションによる未来社会への貢献』をミッションとするドローンベンチャー企業です。産業用ドローンのパイオニアとして、豊富な経験と独自のスキルを活かし、人間にとっては過酷な環境で活躍するロボットを提供することで、社会への貢献を目指しています。

近年急普及する産業用太陽光発電分野においては、より長期的な視点での設備保全を可能にしたロボット・ソリューションを提供しております。他にも、家屋調査、非破壊検査、探索、人命救助など、当社のドローンはさまざまな分野において活用することができます。

当社はこれからも、ユニークで世の中に役立つソリューションの開発を推進していきます。

【会社概要】

社名：株式会社スカイロボット

代表：代表取締役　貝應大介（かいおう　だいすけ）