限界集落のオーベルジュ「集落丸山」のフレンチレストラン「ひわの蔵」リニューアルオープン!!

一般社団法人ノオト(代表:金野 幸雄 )とNPO法人集落丸山(理事長:佐古田 直實)は、限界集落にある古民家をオーベルジュとして再生した集落丸山のフレンチレストラン「ひわの蔵」のリニューアルオープンに伴い、レセプションを開催するのでお知らせします。とき:平成28年10月1日(土)11時~ところ:集落丸山「ひわの蔵」(兵庫県篠山市丸山42)

これまでの「ひわの蔵」

篠山市丸山地区は、篠山城下町の北に位置する小さな谷筋(知足谷)の、一番奥の集落です。平成 20年には12戸のうち7戸が空き家になっていました。残る5世帯19名の村人が話し合いを重ね 、空き家を活用した宿泊施設を開業することになりました。そして、空き家7戸のうち3戸を改修 して、平成21年10月に、古民家の宿「集落丸山」がオープン。村人19名が設立した「NPO法人 集落丸山」と中間組織「一般社団法人ノオト」が連携して運営することになりました。 その開業に先立つ平成21年の5月に、神戸市北野の名門フレンチ・レストラン「ジャンティ・オ ジェ」のオーナーである高柳好徳シェフが丸山にやってきました。「ひわ」色の新緑の季節でした。 そして、高柳シェフは集落丸山のプロジェクトに参加を表明、土蔵を再生したレストランは「ひわ の蔵」と名付けられました。 集落の農地でシェフ自らが栽培した野菜、裏山で獲れたイノシシやシカ、フランスから取り寄せた トリュフやフォアグラ。そうした豊かな食材を使った「里山フレンチ」が話題となりました。村人と 高柳シェフの見事な連携により、集落丸山のプロジェクトは大成功を収めます。 しかし、平成25年の5月、新緑の季節に高柳シェフは悪性リンパ腫を発症し、3年間の長い闘病 生活の後、平成28年5月、新緑の季節に亡くなりました。54歳でした。その3年間、村人はずっ と高柳シェフの帰りを待っていましたし、高柳シェフも一時は奇跡の快復を見せたのでした。皆の心 にぽかんと大きな穴が空きました。

http://maruyama-v.jp/

 

「ひわの蔵」復活と「集落丸山の完全再生」(第2ステージ)

高柳シェフは、一時快復したとき、レストラン再開の準備を進めました。平成27年の秋の頃です。そのとき、高柳シェフをサポートしたのが、共同経営者となる約束をした村木伸也シェフです。二人は、フレンチの巨匠「三木剛シェフ」(神戸市でフレンチ・レストラン「ジャン・ムーラン」を 経営)の兄弟弟子にあたります。その後、高柳シェフが亡くなった訳ですが、村木シェフがその遺志を継ぎ、この度「ひわの蔵」をリニューアル・オープンすることになりました。

 

また、これを契機として、集落丸山は、平成28年10月から第2ステージを始動することにしました。既に「集落丸山」は、空き家の活用はもとより耕作放棄地の解消、里山再生、多様な文化活動の展開など集落再生のモデルとして全国から注目を集めているところですが、残る空き家3棟の再生、インバウンド事業の展開などにより、集落の完全再生を目指します。

 

 

【村木伸也シェフの紹介】 長崎県雲仙市出身。43歳。辻フランス料理専門カレッジ(大阪市阿倍野)を卒業。 シェ・トムエ(高槻市)、ジャン・ムーラン、ル・フェドラ、ラ・トリップ、御所別墅(以上、 神戸市)でシェフとして腕をふるう。 「手を抜かずに、きちんとやること」を信条としている。「日々食材に向き合い、火入 れに心を配って仕事をしています」「良い食材に出会えた時が嬉しいですね」「篠山 の四季の食材を使って、気持ちを乗せた料理を提供していきたい」と語る。

 



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代表者名 大杉春子
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