株式会社ISTソフトウェア データベース検索ツール「QueryMaker」を販売開始!

株式会社ISTソフトウェア(本社:東京都大田区 以下ISTソフトウェア)は、開発工数を大幅に削減するWeb型ツール「QueryMaker」を開発し、この度、販売開始致しました。

 

QueryMakerはプログラミング不要で、ご利用中のデータベースを検索・集計できるWeb型ツールです。

検索画面が簡単な操作で自動生成されるため、システム開発工数の大幅削減や運用保守の効率化にも貢献します。

 

 

■ 特長

・直感的な操作で簡単にクエリを作成することができます。

・様々なデータベースに対応しています。(Oracle,SQLServer,DB2,MySQL,PostgreSQL)

・検索画面が自動生成されます。

・既存システムとデザインを統一することができます。

・ユーザ毎のアクセス権限の設定ができます。

 

■ ご利用シーン

・開発ツールとして導入し、開発工数を削減したい

そのまま利用することはもちろん、開発中のWebシステムに埋め込むことにより、検索画面やマスタメンテナンス機能の開発工数を大幅に削減することができます。

 

・既存システムに手を加えず機能を追加したい

現在稼働中のシステムに手を加えずに必要な機能を追加することができます。データベースへの項目追加など、簡単な操作で対応することが可能となります。

 

 

■ QueryMakerの機能

自由検索、検索条件の保存、クロス集計、Excel出力、CSV出力、データ登録、

データ更新、データ削除、データ一括登録、操作ログ出力、アクセス権限の設定

 

■ QueryMakerご紹介サイト : http://www.ist-software.co.jp/querymaker

 

 

◆導入事例(お客様の声)

 

「世界最大の青少年イベントの大会運営に貢献」

4万人規模の国際野営大会の運営を支える基盤として採用

第23回世界スカウトジャンボリー ICT部長 中橋 邦 様

 

●お客様プロフィール

 

世界スカウトジャンボリーはWOSM(World Organization of the Scout Movement:世界スカウト機構)が主催して4年に1度開催される世界最大の青少年イベントである。日本では1970年に静岡県朝霧高原で開催されて以来46年ぶりの開催で、155の国と地域から3万4千700名が参加した(うち約6,000名は大会運営スタッフ)。

この大会の運営を支える大会運営スタッフは、参加者と同様各国の指導者や大学生年齢のスカウトたちであり、IST(International Service Team)として参加費を支払ったうえでボランティア奉仕する約6,000人のスタッフ。

 

 

●導入の背景(大会の概要)

平成27年7月28日~8月8日まで、山口市阿知須・きらら浜をメイン会場として開催された第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)において、大会運営組織の一つであるICT部が大会各部のスタッフに提供するサービスの一部として採用し、利用された。

(6,000人のスタッフが大会運営を行う際に、運営上必要な参加者データをデータベースから検索する仕組みの提供とサポートが求められた)

 

●課題

・言語や職業をはじめITリテラシがばらばらのスタッフ(約6,000人)が大会運営上必要な参加者の参加登録データを素早く検索できることが必要である。

・サービスを提供する側の手間とコストを考慮すると、Webブラウザベースで、かつ直感的に操作が可能であることが望ましい。

・個人情報も含まれるデータベースからの検索なので、データの持ち出しや改ざんに対するセキュリティ対策も必要である。

 

 

●Query Makerを採用した理由

大会のICTサービスを担当したICT部がQuery Makerを採用した理由は以下の3つである。

・大会会場は広大(東京ドーム約53個分)であり、利用部署が会場内に分散しているため、Webベースのツールであること。

・ツールを利用するIST(大会運営スタッフ)は事前に配属先の部署は通知されているが、一部のコアスタッフを除けば初対面であり、言語、宗教、年齢、職業も全く異なるため、会場到着後の簡単なトレーニングで使いこなせるツールであること。

・会場内の病院(中央救護所等)ではアレルギー情報や既往症などの機微な個人情報検索も必要だが、全ての部署に必要ではないので、各種のセキュリティ設定が可能であること。

 

●導入効果

2年前(平成25年)に同じ会場で実施したプレ大会(約2万人規模)では、各部からICT部への参加者データベースの検索要求や問い合わせが1日平均数十件あったが、23WSJではほぼ0件であった。また、会場に到着した参加者の受付登録業務にも活用され、受付時間の大幅な短縮を実現した。

(外国人の場合、大会ID用に名前ではなくニックネームや略称を利用することが多いため、データベース照会を行って本名と生年月日などを確認することが必要となるほか、受付スタッフも出身国、言語、年齢、職業などがばらばらのスタッフであった。)

ICT部ではQuery Makerを上手に活用してもらうためにいくつかの工夫を行った。

・各部ごとにIDを作成し、あらかじめその部で必要となるであろうクエリを作成して配布した。

・各部ごとのIDに合わせてそれぞれセキュリティ設定を行ったので、大会として必要なセキュリティは確保され、かつ各部の業務に支障が無いようにできた。

・クエリの作成は一部を除いてICT部のスタッフが実施した。簡単に作成できるため、現場にて各部からのクエリの新規作成や変更要求にも素早く対応が可能であった。

 

これらの工夫もあったが、Query Makerの特徴が余すところなく発揮されたため、ICT部としては他の複雑な業務(例えば4万人が利用する野外でのWifi環境の構築と運用など)に集中することが可能になった。

結果的には冒頭に挙げた3つの課題についてはQuery Makerを導入することによって全て解決され、大会のスムーズな運営に非常に重要な役割を果たしたものと認識している。



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企業情報

企業名 株式会社ISTソフトウェア
代表者名 染谷 光四郎
業種 コンピュータ・通信機器

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