「梅田スタートアップファンド」、3社の投資を実行

「梅田スタートアップファンド」、3社の投資を実行

～大阪・梅田での起業家支援を加速　関西からグローバルに展開を～

株式会社サンブリッジコーポレーション（本社：東京都渋⾕区、代表取締役 ：アレン・マイナー、以下、SBC）は、当社が運営する梅⽥スタートアップファンド1号投資事業​有限責任組合（以下、梅⽥スタートアップファンド）を通じて、グローバルに事業を展開する3社に合計2,500万円を投資しました。IoT（Internet of Things）スタートアップの育成プログラム Makers Boot Camp（以下、MBC）を運営する株式会社ダルマテックラボ（本社：京都市下京区、代表取締役：牧野成将）、名刺や個⼈情報の⼀元管理を提供する株式会社コーフェイム（本社：⼤阪市北区、代表取締役：川鍋 仁）、運動選⼿の動きを捉え、分析を⾏う株式会社アップパフォーマ（本社：京都市下京区、代表取締役：⼭⽥修平）の３社となります。

【背景】

梅⽥スタートアップファンドは、関⻄に事業拠点を持つ創業間もない「シードステージのスタートアップ（成⻑志向の新興企業）」に特化したファンドで、2015年3⽉に組成しました。「シードステージ」と呼ばれる創業間もないスタートアップに対する資⾦供給を通じて、起業を志す⼈材を梅⽥に吸引し、関⻄におけるスタートアップ活動を活性化していくことを⽬的としています。阪急電鉄株式会社がメインの出資者であることを踏まえ、同社とのシナジーのある分野も念頭に、社会にイノベーションをもたらす可能性があるスタートアップへの投資を⾏っています。今回投資が決定した３社は、いずれも関⻄を基盤にしながらも、顧客やパートナーを海外に持つ、グローバル展開を前提に事業を⾏うスタートアップです。

ダルマテックラボ 　http://www.makersboot.camp/ja/

2015年8⽉創業。世界中のハードウェア/IoTスタートアップ向けのアクセラレーションプログラム「Makers Boot Camp」を運営。IoT(Internet of Things)とはインターネット接続機能を持つハードウェア製品やシステムを意味しており、世界中の多くのハードウェアスタートアップが量産化試作に問題を抱えています。そこで京都を拠点とする試作のプロフェッショナル集団「京都試作ネット」と組んで量産化試作を⽀援するだけでなく、世界市場での販売も⽀援します。

コーフェイム　http://www.cofame.com/

2013年12⽉創業。いつ、どこで、誰と会ったか、その⼈のどのような連絡先を知っているか、またその⼈の最新動向などをまとめてチェックできるサービスを提供。2015年8⽉、⽶国に⼦会社を設⽴。メンバーは、北⽶、アジア、ヨーロッパ各地で活躍するプロフェッショナルで構成されています。

アップパフォーマ　http://upperforma.com/ja/

2014年7⽉創業。運動選⼿（サッカー等）の動きをセンサーで捉え分析し、スマホで安価に使えるシステムを提供します。センサーはウェアラブルで設備不要。アマチュア選⼿が使いやすいものです。経産省によるモノづくりフロンティアメーカーズに採択され、世界最⼤規模のラスベガスの展⽰会（CES）にも参加。クラウドファンディングでの資⾦調達にも成功し、量産化に向けて活動中です。

「コーフェイムは、サンブリッジグループの活動から⽣まれたスタートアップ。アップパフォーマはMBCの採択企業。『Connecting the dots.（スティーブ・ジョブズ）』という⾔葉のとおり、⼤阪を世界に繋ぐ我々の今までの活動が有機的に結びつきつつあることを感じています。

（株式会社サンブリッジ グローバルベンチャーズ 代表取締役社⻑・SBC投資ディレクター兼務：平⽯郁⽣）