高齢者や障害者への接遇スキルを講義と実技演習で学ぶ！公共交通事業者・従業者向けユニバーサルマナープログラムを提供開始！〜9月2日(水)集合研修の参加者も募集〜

高齢者や障害者への適切な向き合い方を提案する一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会（大阪府大阪市、代表理事：垣内俊哉）は、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団（東京都千代田区）と連携し、公共交通事業者・従業者に向けた教育訓練プログラム「ユニバーサルマナー公共交通プログラム」の提供を開始します。また、1名からでも受けられる集合研修を2015年9月2日(水)、東京都新宿区で開催します。

■公共交通機関利用者のニーズ多様化にどう対応するか

高齢者・障害者の公共交通機関の利用が増加していく中、バリアフリー化に向けた施設整備には一層の努力が求められています。また、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、その対応は急務となりました。多様化する利用者とニーズに対し、施設整備や画一的な対応のみに頼るのではなく、適切なコミュニケーションと相手の視点に立った幅広い選択肢の人的サポートが求められると考え、その普及と浸透を目指し今回のプログラムの開発に至りました。

■「ユニバーサルマナー公共交通プログラム」の趣旨

公共交通機関における高齢者や障害者への基本的な接遇・応対スキルが学べる入門者向けのプログラムです。

講義や実技演習では、障害のある当事者が講師を務め、単なるノウハウの習得ではなく、障害への理解・コミュニケーションの取り方・ニーズに気づくための感覚を磨くことを重視しています。

本プログラムの受講者がスキルアップを目指す場合、交通エコロジー・モビリティ財団が提供する「交通サポートマネージャー（中級レベル）」や、「上級交通サポートマネージャー（上級レベル）」を受講することが可能です。

スキルアップについてはこちらをご覧ください。

公式WEBサイト http://www.universal-manners.jp/transport/

■「ユニバーサルマナー公共交通プログラム」の趣旨

座学の講義と実技演習、グループワークを含む合計5時間のカリキュラムです。受講者全員にシリアルNo.と氏名入りのプログラム修了証を授与します。受講料は1名につき12,000円(税込)で、同時受講者が20名以上いる、もしくは自社の施設の利用が可能な場合、企業単位でプログラムを受講することができます。条件に満たない場合は、1名から受講できる集合研修（下記記載）をご利用ください。

■1名から受講可能の集合研修の開催概要

どなたでも1名から参加が可能である集合研修を東京都内にて実施します。

開催日時：2015年9月2日（水） 10:00〜16:00（9:30受付開始、12:00〜13:00 昼休憩

会　　場：関東ITソフトウェア健保会館 1F

　　　　　 東京都新宿区百人町2-27-6 受講費用：12,000円

申し込み：WEBサイト http://www.universal-manners.jp/transport

<講師紹介>

一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会 講師

岸田 ひろ実 　　Hiromi Kishida

2008年に心臓病手術の後遺症により下半身麻痺となる。車いすで生活する視点や、知的障害のある長男の子育て経験など、悩む中で自身が得た知見を活かし講演・研修講師として活躍。全国各地にて年間70回以上の講演を行う。2014年TEDxyouth@Kobeにスピーカーとして登壇、2015年日経新聞「結び人」に掲載。ログミー、Spotlight、グノシー等のネットメディアの掲載記事のFacebookシェア数は総計5万人以上を達成。