日系進出案件は対前年比5.5%減、全体ではシンガポールの比率が高かった5月
2015年5月の日系企業の東南アジアへの進出動向を集計したレポートをまとめました。
コンサルティングと調査の(株)プログレス アンド パートナーズ(本社東京)は、アジア地域への日系企業の進出動向を提供する自社調査サービス『経済ReleaseWatch@アジア進出企業版』(アジア地域へ進出を準備・検討している企業情報提供サービス、https://progressap.sakura.ne.jp/asadv/)を運営するにあたり、収集した日次データーをもとに2015年5月の日系企業のASEAN諸国への設立・進出・提携活動集計報告のサマリーをリリースました(※1。
調査項目
2015年05月(2015/05/02~2015/05/29間の集計)でのASEAN各国への日系企業動向(ASEAN企業動向として収集した事案592件)より、「法人の設立(※2」、「現地への進出(※3」、「現地企業との提携(※4」に関する案件を独自集計しました。
該当国
東南アジア9ヶ国(ブルネイは除く)。
集計結果
先月5月度の1ヶ月間を対象とした、弊社の独自調査による集計の結果、日系企業の「法人設立」「進出」「提携」と判断できる活動の合計が、ASEAN9ヶ国合計で102件となりました。
例年5月はそれほど活動件数が活発ではありませんが、対前年比5.5%減と低調な動きでした。
国別では、タイが24件でトップでした(以下、ベトナムが同数の19件、シンガポール13件、インドネシア12件、マレーシア11件、フィリピン9件、ミャンマー7件、カンボジア6件、ラオスが1件と続く)。
全体的には例年同様、合計件数の少ない月ですがタイが安定的な比率を維持しています。そして全体的には、シンガポールへのサービス業のさらなる進出や、カンボジアへの大手企業の進出が目立った月となりました。
※1 弊社の提供商品「経済ReleaseWatch」を月次で集計・再構成した内容。当該事案発生日ではなく、情報を入手した日をもとに掲載。
※2 「設立」対象国に対し、新規に法人・駐在員事務所等を開設した件数。
※3 「進出」『設立』以外で、対象国に対し販売・開発・製造等の新たな活動をおこなった件数。
※4 「提携」現地企業と業務提携等をおこなった件数。
当レポートは弊社Webサイト
https://progressap.sakura.ne.jp/rwatch/pdf/papRnewJ201505.pdf
に掲載しています。
企業情報
| 企業名 | 株式会社プログレス アンド パートナーズ |
|---|---|
| 代表者名 | 桑野尚司 |
| 業種 | その他サービス |
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