インドネシアの躍進が目立つ月に、ベトナムがさほど伸びず。

2015年2月の日系企業の東南アジアへの進出動向を集計したレポートをまとめました。

コンサルティングと調査の(株)プログレス アンド パートナーズ(本社東京)は、弊社商品であるアジア地域の日系企業の進出情報を提供する自社調べサービス『経済ReleaseWatch@アジア進出企業版』(アジア地域へ進出を準備・検討している企業情報提供サービス、https://progressap.sakura.ne.jp/asadv/asadv.php)を運営するにあたり、収集した日次データーをもとに2015年2月の日系企業のASEAN諸国への設立・進出・提携活動集計報告のサマリーをリリースしました(※1。

調査項目
 2015年02月(2015/02/02~2015/02/27間の集計)でのASEAN各国への日系企業動向(ASEAN企業動向として収集した事案426件)より、「法人の設立(※2」、「現地への進出(※3」、「現地企業との提携(※4」に関する案件を独自集計しました。

該当国
 東南アジア9ヶ国(ブルネイは除く)。

集計結果
 先月2月度の1ヶ月間を対象とした、弊社の独自調査による集計の結果、日系企業の「法人設立」「進出」「提携」と判断できる活動の合計が、ASEAN9ヶ国合計で95件となりました。2月で日数が少ないところに、テトなどのイベントもあり全体的には件数の少ない月でした。
 国別では、インドネシアが23件でトップとなりました。(以下、タイ21件、ベトナム・シンガポール・マレーシアが各9件、ミャンマー・カンボジアが各8件、フィリピンが7件、ラオスが1件と続く)。
全体的には、昨今のインドネシアの勢いは数字にも表れていますが、ベトナムの件数が意外と伸びなかった事が特徴として挙げられます。

※1 弊社の提供商品「経済ReleaseWatch」を月次で集計・再構成した内容。当該事案発生日ではなく、情報を入手した日をもとに掲載。
※2 「設立」対象国に対し、新規に法人・駐在員事務所等を開設した件数。
※3 「進出」『設立』以外で、対象国に対し販売・開発・製造等の新たな活動をおこなった件数。
※4 「提携」現地企業と業務提携等をおこなった件数。

当レポートは弊社Webサイト
https://progressap.sakura.ne.jp/rwatch/pdf/papRnewJ201502.pdf
に掲載しています。

企業情報

企業名 株式会社プログレス アンド パートナーズ
代表者名 桑野尚司
業種 その他サービス

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