歴史に残る一枚から思い出のスナップ写真まで対応。studio wiiv(スタジオ ウィーヴ)が古写真の整理・保存とデジタル処理による修復を一般家庭向けに提供開始

古い写真の整理・保存・デジタル化からデジタル処理による写真の修復・加工までを専門とする studio wiiv-スタジオ ウィーヴ（所在地：東京都港区、代表者：山口真里）では、2015年3月1日よりウェディングプランや古写真のデジタル修復など、一般家庭向けのサービスを開始いたしました。

▼studio wiiv（スタジオウィーヴ）：　http://wiiv.jp/

studio wiiv では、研究機関や博物館でデジタル化・写真アーカイブを担当してきたスタッフが、ご家庭に残っている古い写真の保存処置や画像修復を行います。ウェディング向けのプランでは、新郎新婦のご両親が結婚した当時の古い写真を、デジタル修復により鮮やかに蘇らせることで、ご結婚するお二人の写真と違和感なく並べ、一冊のフォトアルバムに仕上げます。

■人の歴史、家族のつながりを写真で紡ぎます

入学と卒業、成人式や長寿のお祝いなど、人生の節目に残る写真は家族共通の宝物です。しかし、ご家庭に残っている古い写真の中には、色褪せてしまったり、当時を知る人が少なくなった結果「何の写真だかわからない」といった理由で、その価値を見いだせず捨ててしまう場合も多いようです。

そのような写真を整理・保存、またはデジタル処理により撮影当時の様子に復元し、アーカイブスとして残すお手伝いをするのが、わたし達の役目です。「写真技術で人と人の絆をつなぐお手伝いをする」というコンセプトのもと、studio wiiv はスタートしました。

■古写真を再生し後世に残すための高い技術を一般家庭向けに提供

当スタジオの代表である山口は、日本大学芸術学部写真学科、東京都写真美術館の保存科学研究室で古い写真について学び、慶応義塾大学DMC機構にてデジタル化技術を習得、フィルム映画にてデジタル修復技術に磨きをかけ、現在も博物館の文化財撮影を担当しています。フィルム以前の写真技術に遡る写真の歴史から、最新のデジタル処理に至るまで、写真アーカイブの世界で技術を培ってきました。この度 studio wiiv にて開始する一般家庭向けのデジタル処理サービスは、これら博物館や研究所での技術と知見を活かしたものです。

―― 時として思い出の写真は、人生を支えてくれるかけがえのないものとなり得る ――

そのことを知ったのは、2011年に起きた東日本大震災と、その後に発足した写真救済プロジェクトの活動報告からです。生死を分ける瀬戸際で、避難した方々が自宅から持ちだしたのは家族との写真であり、亡くなった方との思い出をつなぐものも写真でした。当時より、自らの持つ写真技術をもっと一般の方々に提供できればと考えており、4年が経過したこの春、いよいよその想いを具現化したのが studio wiiv です。

■これまでの人生を振り返り、次につなげていくためにも

昨今では終活という言葉が定着し、後に残る家族のために身の回りを整理したり、エンディングノートを綴ったりする方も増えています。記念品を整理する中では、子供のころの成績表や思い出の手紙など、様々な品が出てくるようですが、今までの人生を振り返る中で、強く記憶を蘇らせるのが写真です。写真に残る思い出の数々は、人生の晩年を迎えるにあたって、自分がどうやってここまで来たのかを見せてくれます。

そして、それらの個人的な思い出は、子供や孫にとっても貴重な財産です。忙しい日常を送る中では、振り返る機会は少ないかもしれません。しかし、就職や結婚など生きる上での大きな節目には、「自分の親はこんな時にどうしたのか？」といったように自らのルーツを知りたくなる時期が来ます。そんな時に、写真や高品質なデジタル処理でアーカイブした記録が残っていれば心強いのではないでしょうか？

studio wiiv では、ブライダルや年中行事といった記念写真の復元・保存だけでなく、終活をする中で見つけた何気ない一枚を撮影当時の色合いに戻すなど、写真をきっかけに次世代へ自分の過ごした日々を残し、家族の歴史をつないでいくお手伝いを今後も続けてまいります。

【studio wiiv（スタジオウィーヴ）について】

本社：〒108-0071　東京都港区白金台3-18-1-3Fホットスパイス
代表者：山口真里
電話番号：03-6721-9168
URL：　http://wiiv.jp/　
事業内容：写真のデジタル修復・加工・保存技術