高校を都会への人材流出装置としないためにできること

高校のキャリア教育が変わると、地域の未来が変わる シンポジウムを開催 全国の高校教員や行政関係者、地域づくりNPO等が参加し、行動計画を作成

「高校が進学支援を頑張るほど、生徒は都会に出ていき、戻ってこなくなる」

高校のキャリア教育は、岐路に立たされています。
既存の進学・就職支援では、地元からの人材流出が続き、高校や地域が崩壊しかねない現状です。

東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科(学科長 山崎亮/山形市上桜田)は、全国の高校教諭、教育委員会関係者、行政職員、社会教育関係者、地域づくりNPOなどを対象に、シンポジウム「高校を人材流出装置にしないためにできること」を2月21日(土)に開催いたします。
地方創生が叫ばれ、地方の生き残りの厳しさが現実味を帯びている今、教育ができることは何か。多くの子どもたちは、小中学校で「ふるさと教育」を受けていますが、高校になると地域との接点はなく、自分たちの故郷について知らないまま、進学や就職で都会へ出ていってしまう現状にあります。地元の魅力も課題も知らずに出ていく若者たちは、地元に戻る動機が希薄であり、このままいけば、地方から若者がいなくなり、高校そのものの存続も危ぶまれます。地域は若者との活動を欲しています。高校生も地域で学ぶことで成長します。「高校は地域に何ができるのか?」「地域は高校生に何ができるのか?」。すでに実践している高校教員を迎えて講演や話題提供をいただいた後、参加者同士が「高校は地域に、地域は高校に何ができるのか?」をテーマにワークショップを行い、行動計画を提案します。また、高校間のネットワークを形成し、継続的な取り組みにすることも視野に入れ今回のシンポジウムを開催します。
人口減少社会が進む東北・山形でのこの新たな取り組みについて、取材のご検討をお願いいたします。

■概 要
日 時:2015年2月21日(土)13:00~17:00
会 場:東北芸術工科大学(当日の実施教室については、お問い合わせください)
参加対象:全国の高校教諭、教育委員会関係者、文科省、行政職員、社会教育関係者、地域づくりNPO

■内 容(予定)
○基調講演
「地域再生×高校キャリア教育」 浦崎太郎氏(岐阜県立可児高等学校教諭)
○話題提供
「探究科の取り組み」 眺野大輔氏(富士市教育委員会 富士市立高等学校教育推進室指導主事)
「中高生が地域活動に参加する意義」大脇正人氏(島根県立隠岐島前高校卒・早稲田大3年)
「高校生を受け入れる地域土壌のつくり方」岡崎エミ(東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科准教授)
○ワークショップ
「高校は地域に、地域は高校に何ができるのか?」(ファシリテーター:本学コミュニティデザイン学科1年生)
 アイスブレイク、テーブルワークショップ、発表、講評、ふりかえり

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企業情報

企業名 東北芸術工科大学
代表者名 学長 根岸吉太郎
業種 教育

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