景気回復・消費税増税に現役大学生の大きな関心集まる。一方、約8割の大学生が日本の政治に不信感抱く。

株式会社トモノカイは、弊社独自媒体であるメールマガジンt-newsにおいて、現役大学生・大学院生を対象に「大学生の政治意識」についてアンケート調査を実施。回答から、大学生は景気や消費税増税に関心を持っているが、日本の政治に強い不信感を抱いていることがわかった。

《景気回復・消費税増税に現役大学生の大きな関心集まる。しかし、現役大学生の75%が「日本の政治に不満」と回答。》
現役大学生・大学院生582名に対して、「あなたは普段から政治に関心がありますか?」と尋ねたところ、回答者全体の84%が「ある」「どちらかと言えばある」と回答しました。最近は若者の政治離れが頻繁に叫ばれていますが、政治に関心のある学生が政治に関心のない学生を大きく上回る結果となりました。加えて、関心のある争点を尋ねたところ、「景気や雇用」(54%)が最も多く、次いで「消費税増税」(45%)、「外交や安全保障」(39%)と続きました。一方で、安倍政権が力を入れている「女性の社会進出」や「地方活性化」への関心はあまり高くないようです。「景気や雇用」については、「これから就職するに向け、経済再建をできるかどうかが自分にとって大事なことだと思ったから。」(早稲田大学政治経済学部経済学科2年/男性)「アベノミクスといわれているが、あくまで数値として株価が上がっているだけであり、まだそこまで実感がわいていないから。」(東洋大学経済学部第一部総合政策学科3年/男性) 消費税増税については,「消費税が上がることよりもその使い道が重要だから。」(慶應義塾大学薬学部薬学科3年/女性) 「今度の選挙によって、増税する分がどのような形で社会保障に生かさせるのか論じてほしいと思っていた。」(慶應義塾大学文学部人文社会学科/4年/女性)というような声が寄せられました。
さらに、「あなたは現在の日本の政治に満足していますか?」と尋ねたところ、回答者全体の75%が「不満」「どちらかと言えば不満」と回答しました。「満足」と回答した回答者がわずか2%にとどまるなど、不満が満足を大きく上回りました。アベノミクスによって株価の上昇など一部では景気の回復の兆しが見えていますが、大学生にはまだ景気回復を実感として感じることはできておらず、現在の日本の政治や将来に対して不安を抱いているようです。

《難関大学生の衆議院議員総選挙投票率74%》
現役大学生・大学院生582名のうち有権者489名に対して、「あなたは12月14日に行われた衆議院議員総選挙で投票をしましたか?」と尋ねたところ、回答者全体の74%が「投票した」「期日前投票をした」と回答しました。今回の選挙では投票率が戦後最低の52%台にとどまるなど、若者をはじめとした日本人の選挙・政治離れが話題となりましたが、今回のアンケート回答者である難関大学生の7割以上が投票をしていたという結果が得られました。「投票をしていない」と回答した回答者に投票しなかった理由を尋ねたところ、「支持する政党がないので、選挙に行く意味がないと思ったから。」(関西大学商学部商学科2年/男性)「詳しく知らないことであり、自分に直接関係がないと感じた。」(東京大学工学部マテリアル工学科修士2年/男性)など支持する政党や候補者がいない、政治や選挙に関心がないというような声が寄せられました。

《あなたは普段から政治に関心がありますか?》
ある・・・・・・・・・・28%
どちらかと言えばある・・46%
どちらかと言えばない・・21%
ない・・・・・・・・・・5%
《あなたは現在の日本の政治に満足していますか?》
満足・・・・・・・・・・2%
どちらかと言うと満足・・23%
どちらかと言うと不満・・51%
不満・・・・・・・・・・24%
《あなたは12月14日に行われた衆議院議員総選挙で投票をしましたか?》
投票した・・・・・・・・57%
期日前投票をした・・・・17%
投票していない・・・・・26%

各回答の具体的な内容やグラフなどは、記事として以下のURL先にまとめています。
【アンケート結果】難関大学生の衆議院議員総選挙の投票率74%。景気・消費税増税に大きな関心。
https://www.tnews.jp/entries/13447
【アンケート結果】大学生の84%が「政治に関心がある」と回答。一方、日本の政治に大きな不信感。
https://www.tnews.jp/admin/13473

■メールマガジンt-news■
株式会社トモノカイが発行する現役大学生向けのメールマガジン。現役の東大生約8千名、現役の早大・慶大生約1万4千名、他首都圏の主要大学の現役学生合計約5万名が登録するアルバイト情報を中心とした大学生向けメールマガジン。日祝日を除く、毎日配信。現役東大生を始めとした難関大生向け媒体として、告知力が強く、レスポンスの早い媒体として認知されているため、人材募集ほか、各種告知・マーケティングなどにも利用されている。※2014年7月現在の在籍数

【調査概要】
調査会社:株式会社 トモノカイ
調査方法:WEBアンケ―ト
調査対象:t-newsに登録する現役大学生・大学院生
有効回答数:582人
調査日時:2014/12/15~2014/12/17

当アンケートを通して、大学生の政治意識を明らかにすることができました。t-newsでは、このようなアンケート結果を記事にまとめることを通して大学生の意識や価値を「見えるか化」するとともに、キャリア教育の助けとなるような情報を発信しています。今後も、大学生の生活に役立つ、視野を広げるような媒体を目指していきます。

企業情報

企業名 株式会社トモノカイ
代表者名 徳岡臣紀
業種 ビジネス・人事サービス

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