アスリートブランド野球留学生の高橋慎之介選手が プロ野球ドラフトで巨人より指名(育成4位)

本日行われたプロ野球ドラフト会議で、今年夏まで米大学に野球留学していた高橋慎之介選手(木更津総合高校出身)が、巨人に育成4位で指名された。アスリートブランドが支援する野球留学プログラム生からは3人目のプロ野球ドラフト指名となる。

■2014年10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議(以下 プロ野球ドラフト)で、今年夏まで米大学に野球留学していた高橋慎之介(たかはししんのすけ)選手(木更津総合高校出身)が、巨人に育成4位で指名された。アスリートブランドジャパン株式会社(代表 根本真吾、東京都千代田区 以下 アスリートブランド)が支援する野球留学プログラム生からは3人目のプロ野球ドラフト指名(2007年関口雄大[横浜]、2011年乙坂智[横浜DeNA])となる。

■高橋選手は、アスリートブランド主催の米大学野球部セレクションからアメリカの大学への野球留学を決定。高橋選手の留学のきっかけとなった米大学野球部セレクションは高校3年生の硬式野球部所属選手を対象に今年も9月に開催。甲子園出場校を含む現役高校生をはじめ8人が参加した。

■高橋選手プロフィール
高橋慎之介(たかはししんのすけ)  20歳
内野手/ピッチャー 1994年7月25日生まれ。188センチ87キロ 右投左打
千葉県、木更津総合高等学校卒 3年時、第94回全国高等学校野球選手権大会に出場。
3年時は5番セカンド木更津総合高校の主軸として活躍。甲子園では初戦大阪桐蔭には敗れはしたものの藤浪投手からヒットを放つ。千葉県予選の準々決勝では決勝のホームランを放ち、決勝ではダメ押しの適時二塁打を放つなど活躍。
高校3年時にアスリートブランドの米大学野球部セレクションに参加。訪問校5校全校で合格。高校卒業し、アメリカの大学に野球留学。
アメリカではレギュラーで出場。セカンド、サード、ファーストを守り打順は4番か5番。
ピッチャーとしても長身から140km中盤のストレートや、スライダー等を武器にリリーフ役で8試合に登板。
今年2014年のメジャーリーグドラフトの前にメジャー10球団よりコンタクトがあったが指名はされなかった。

大学2014シーズン成績

【野手】打率.399、本塁打3、打点44、試合数50、打数158、得点50、安打63、二塁打14、三塁打1、四球23、死球1、三振22、犠飛数3、犠打数1、盗塁1、出塁率.471、長打率.557、塁打数88、長打数18、打席数189
【投手】試合数8、勝利数1、セーブ2、投球回数6回、被安打5、失点2、自責点2、四死球4、奪三振7、奪三振率10.50、防御率3.00

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■大学セレクション時にアテンドし、高橋選手の野球留学を支援しているアスリートブランド代表 根本真吾(ねもとしんご)のコメント
「とてもうれしい。それとともにとても驚いている。高橋君と米大学野球部セレクションに一緒に行ったときから、米大学の監督たちからメジャーリーグドラフト指名候補と高い評価を受けていた。今年6月のメジャーリーグドラフト前に10球団からコンタクトを受け、もしかしたらから指名されるのではと思っていたが、指名には至らなかった。それが、まさか日本で、巨人に指名されるとはほんとうに驚いている。彼のポテンシャルへの評価の表れだろう。日本の高校球児もアメリカ留学して、実戦を積んで帰ってきて巨人にかかるチャンスがある、というひとつの参考例になればと思う。これからも応援していきたい。」
             

■アメリカの大学野球
アメリカの大学野球公式戦は春1シーズン制。シーズンは大学、地域にもよるが、1月~3月に開幕し、5~6月に終了。40~50試合のレギュラーシーズンゲームを行い、シーズンの成績によりプレイオフへ進む。春のシーズン終了後の毎年6月の前半にプロ野球ドラフトが開催され、1,2,3年生など現役生でも指名対象となる。アメリカでは各大学の運動選手への奨学金が充実しているため高校時にMLBに指名され入団しない限り、大多数が大学野球でプレイする。
アメリカの高校生球児にとっては、高卒時点でプロ野球ドラフトで指名される場合を除き、大学でプレイを続け、大学の場で結果を残すことが、メジャーリーグへの道として一般的に認識されている。またアメリカでは大学で奨学金をもらいながら野球やスポーツを続ける事自体が、ジュニアアスリートの一つの目標となっている。
アメリカには日本のような社会人リーグ、クラブチーム・リーグのようなレベルの高い野球チームは皆無に等しい。また、日本と異なり、高卒後に10代~20代の選手が大学に行かずに独立リーグに行くということはほとんど少ない。
高校卒業後に野球を続けられる能力のある選手の大多数は大学野球に集まっていると言える

■アスリートブランドの野球留学生
アスリートブランドは前身のIASコンサルティング時代以来10年以上にわたり、アメリカで野球をする選手の支援を行っている。大会や大学セレクション・プロのトライアウトに参加する1週間程度の短期、ウィンターリーグ、サマーリーグへ参加する1か月~2か月超程度の中期、アメリカの大学に留学して正式に部に入って野球を続ける長期と大きく分けて3種類ある。「冒頭で、アスリートブランド支援する野球留学生からは3人目のプロ野球ドラフト指名」と述べたが、過去2人は、短期の大学セレクションに参加した乙坂智選手(2011年横浜DeNAベイスターズ5位)と短期セレクション及び中期のサマーリーグに参加した関口雄大 元選手(2007年横浜ベイスターズ育成1巡目)。日本の高校野球を3年間経験し、アメリカの大学に長期留学し、アメリカの大学の公式戦に出場した長期留学生でプロ野球ドラフト指名を受けたアスリートブランド留学生は高橋選手が史上初。
プロ野球以外では、アスリートブランドの野球留学を経験した選手で日米の独立リーグに進んだ選手は練習生も合わせ7人を数える。
2014年10月現在、米大学に野球留学中の選手は21名。現在、NCAAディビジョン1、カリフォルニア州立大ノースリッジ校3年の秋利雄佑選手(常葉菊川出身)は来年6月のMLBドラフト指名候補。秋利君は2011年に前述の乙坂選手と同じグループで大学セレクションを受け、非常に高い評価を各校から受けアメリカの大学に進学を決めた。


■米大学野球部セレクション
http://bit.ly/ABTRYOUT14

<日時>第一弾2014年9月14日(日)〜21日(日) 終了
2016年度留学希望者向け(現高2)は2015年9月頃開催予定
2015年度留学希望者向け(現高3)は開催未定。最少催行人数希望者集まり次第。
<場所>アメリカの大学5校。
<主催>アスリートブランドジャパン株式会社
<参加資格>高校3年生の硬式野球部所属選手。(それ以外はお問い合わせ下さい。)
<宿泊>ホテル
<参加費用>258,000円(税込)航空券含まず。 全国大会出場登録選手割引有
<定員> 3名~8名程度  
<概要>メジャーリーグにドラフト指名選手を輩出する大学を含むアメリカの大学4〜5校程度)の練習参加または日本人個別トライアウトを実施。訪問先大学のコーチ・監督から審査を受ける。合格者は、翌年から大学に入学、大学野球部の選手として公式戦出場を目指す。
*現在は2016年度留学、セレクション実施2015年秋参加希望者の(高校2年生)を募集。現高3で2015年度留学希望の方は人数が集まり次第開催可能。 

■米大学野球部セレクション過去参加者のおもな出身校(順不同)
日大山形(山形)、青森山田(青森)、前橋育英(群馬)、日大鶴ヶ丘(東京)、光明相模原(神奈川)、駒大苫小牧(北海道)、美濃加茂(岐阜)、高遠(長野)、浦和実業(埼玉)、遊学館(石川)、太田商(群馬)、京都学園(京都)、市ヶ尾(神奈川)、福岡工(福岡)、福知山大成美(京都)、日進西(愛 知)、都城東(東京)、岩倉(東京)、常葉菊川(静岡)、横浜(神奈川)、木更津総合(千葉)、佼成学園(東京)、松商学園(長野)、福工大城東(福 岡)、嘉穂東(福岡)、糸島(福岡)、大分上野が丘(大分)、京都翔英(京都)、渋川(群馬)、伊那北(長野)、須坂東(長野)、東海大四(北海道)、江南(愛知)、吉井(群馬)、佐倉南(千葉)、安城学園(愛知)、青森商(青森)、能代(秋田)、佐久長聖(長野)、和光(東京)、伊勢崎工(群馬)、向上(神奈川)、聖光学院(福島)、自由ヶ丘(福岡)、直方(福岡)、百合丘(神奈川)、斐太(岐阜)、水戸啓明(茨城)

企業情報

企業名 アスリートブランドジャパン株式会社
代表者名 根本真吾
業種 未選択

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