「外来種アメリカカンザイシロアリ」駆除工法の確立 「居住中住宅」での駆除現場実地研修開催

今まで対策の難しかった木造住宅への「アメリカカンザイシロアリ」による被害への駆除工法の確立に伴い、駆除予防工事を居住中の住宅で行い、被害の現状や被害拡大の背景を知ってもらう為に施工店向けに実地研修を開催いたします。工事には殺虫剤・農薬を一切使わずに、恒久的に効果が半減しない天然の資源を使います。

 今まで対策の難しかった木造住宅への「アメリカカンザイシロアリ」による被害への駆除工法の確立に伴い、駆除予防工事を居住中の住宅で行い、被害の現状や被害拡大の背景を知ってもらう為に施工店向けに実地研修を開催いたします。工事には合成殺虫剤・農薬を一切使わずに、恒久的に効果が半減しない天然の資源を使います。  【概要】
 ホウ素系木材保存材で木造住宅等の食害・腐朽を防ぐ劣化対策工事を行う日本ボレイト株式会社(所在地:東京都江東区毛利、代表取締役 浅葉健介、以下日本ボレイト)は、近年、特に東京都、横浜市の特定地域より、木造住宅への食害被害エリアが急速に拡大している外来種の「アメリカカンザイシロアリ」に対する駆除と予防を、天然資源のホウ酸塩の一種を原材料とした木材保存剤を水溶液や粉末状にして用い、恒久的に処理部の効果が持続する対策工事を行います。
今回、横浜市中区で築40年以上延べ床面積30坪ほどの被害の進行がみられる居住中の住宅で対策工事を行うにあたり、日本ボレイトが組織する一般社団法人日本ホウ酸処理協会の組織施工店会員向けに、対策技術知識向上と被害現状の把握と認識を高めるため、実際の工事工程にあわせて現地での現場研修を開催する事になりました。

【木造住宅のシロアリ等の被害の現状】
 竣工後の木造住宅、特に居住中での被害は、木部がすべて露出している新築上棟時の予防対策と違い、壁面の解体、床下、天井裏での作業などを要するので非常に対策工事が難しく処置が届かない部分もあり、被害が再発し定期的に対策工事を続けなければならないか、最終的には構造材が破壊され居住のできない状態となります。なおかつ建築基準法で定められている食害対策への日本の現状は、地上から1mまでの殺虫剤処理が主流となり、シックハウス症候群等を引き起こし、効果は薬剤の分解などにより早ければ1年、長くても5年で半減するか消滅し、何も処置をしていない丸裸の状態となります。ここに欧米の住宅の平均寿命80年(イギリスは120年)で、日本は30年であるという、いわばローン完済前に物理的に居住できなくなってしまう原因の一旦があります。

【アメリカカンザイシロアリ】
 NHK 総合「クローズアップ現代」(番組名:「マイホームが危ない!〜外来シロアリの脅威〜」放映日:2009年1月19日)で特集され、その脅威があらわになったアメリカカンザイシロアリですが、これまで日本でのシロアリへの認識は地中を伝って家屋に侵入し食害を拡げるもので、建築基準法にもある通り地面からの侵入を阻止する事のみが基準となっています。
 そして、1970年代から輸入家具や輸入建材等に潜んでいたと思われる外来種のアメリカカンザイシロアリによる被害が東京都江戸川区で発生して以来、現在は主として東京都中野区、横浜市鶴見区など各地で被害エリアが年次拡大しています。アメリカカンザイシロアリは従来の日本のシロアリと違い、地中からではなく羽アリとなり数mから十数mを飛来し、対策の施されていない木造家屋の2階などから被害を拡げていきます。
 日本の密集した住宅事情と経年で効果が消える薬剤の対策で、駆除後の再被害等が収まらず、また所有不動産価値の下落を恐れて被害状況が表に出にくい事等が被害の拡大に一層の拍車をかけ、これらに公式的・抜本的な対策がなされていない現状があります。

【ホウ酸について】
 ホウ酸の動物に対する毒性は大まかに食塩と同じとし、腎臓を持たない昆虫、そして木材腐朽菌等の木材劣化生物だけに厳しく作用する仕組みを持っています。
 ホウ酸は米・カリフォルニア州等の鉱脈で採掘される鉱物が原料で、自然界では海水、淡水、土壌そして目薬まで、普段の生活の身の回りの至る所に存在しています。
 もとが鉱石ですので物理的に排除したり洗い流さない限り、そこ(木部)に存在し続けます。これが恒常的に効果が続く理由です。諸外国、特にハワイ州では木造住宅にはホウ酸処理が義務化されています。18世紀に作られたバイオリンが現存するのもホウ酸処理によるものとされています。
            
【日本ボレイトの「reBobate(リボレイト)工法、ボロンdeガード工法」】
 日本ボレイトが使用するホウ酸塩の一種を原材料とした木材保存剤水溶液・粉末(以下、便宜上ホウ酸とします。)は、天然資源の鉱石を粉末にして原料とし、木部への浸透性を高めた配合を施したものです。
 日本ボレイトはホウ酸を使った劣化対策工事を「reBorate工法、ボロンdeガード工法」とし、新築時の施工なら再処理不要、最長15年の保証をつけ、本来の木材の保存材として普及拡大や工事を進めています。

【現場研修のお知らせ】
・現場研修のお知らせ 2014年10月23日より他、場所:東京都、神奈川県ほか。
・参加申し込みは一般社団法人日本ホウ酸処理協会の組織施工店会員に限ります。
・現場研修は上記日程以後、継続的に関東各地で続いておりますので日程等ご相談ください。
・また、「日本でホウ酸処理を広めている“第二人者”」の代表取締役浅葉健介が、対策の進まない現状、実情、阻む弊害等の取材をお受けします。
・現場研修は居住中の一般住宅で行われますので、参加できる人数に限りがあります。お早めにお申し込みください。

※ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更される事がございますので、あらかじめご了承下さい。


【日本ボレイト株式会社について】
本社:〒135-0001 東京都江東区毛利1-21-9
代表者:代表取締役 
設立:2003年
資本金:600万円
Tel:03-6659-5785
Fax:03-6659-5685
URL:http://borate.jp
事業内容:ホウ酸による劣化対策

企業情報

企業名 日本ボレイト株式会社
代表者名 浅葉健介
業種 その他製造業

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