アクセスブライト、テンセントや百度と並び中国ネット著作権保護連盟の理事に就任〜法的手段ではなく影響力で中国の海賊版コンテンツ撃退に取り組む〜

日本のクールジャパンコンテンツの中国展開を支援する株式会社アクセスブライト(東京都港区、代表取締役社長:柏口之宏)の子会社である上海通耀信息科技有限公司(上海市、CEO:秦智勇)(以下、「上海アクセスブライト」)は、9月末に中国ネット著作権保護連盟の理事に任命されました。

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日本のクールジャパンコンテンツの中国展開を支援する株式会社アクセスブライト(東京都港区、代表取締役社長:柏口之宏)の子会社である上海通耀信息科技有限公司(上海市、CEO:秦智勇)(以下、「上海アクセスブライト」)は、9月末に中国ネット著作権保護連盟(※1)の理事に任命されました。

中国のインターネットサービス業界のリーディングカンパニーであるテンセント(英語:Tencent 中国語:騰訊)、Baidu(中国語:百度)などのその他の理事と並び、外国企業として初めて選出されました。また、日本のコンテンツは多く著作権侵害の被害を受けていることから上海アクセスブライトの理事就任は中国でも大きな動きとして注目されています。理事への任命式は、2014年9月24日に今年で第三回目となる中国で最大のモバイルゲーム開発者のカンファレンスGMGDC(※2)で盛大に実施されました。

アクセスブライトは法的な手段ではなく、日系企業として唯一の理事(2014年10月2日現在)の立場を活かし、中国政府や業界有力企業と連携することで中国の海賊版ゲーム提供者やアプリ配信プラットフォームに働きかけ自主的にゲームの配信を停止させます。まずは、アクセスブライトが中国で展開する「STEINS;GATE」と「デジモン」に関する著作権侵害の解決に取り組む予定です。

中国ネット著作権保護連盟は、2013年2月に中国国家版権局(※3)の中国版権代理センターを中心に、著作権者やネットサービス企業がネット著作権保護の自律、相互支援メカニズムを目指し、同連盟を結成しました。連盟は迅速な対応措置、優れたサービスを通じてメンバー企業の著作権保護に尽力する方針で、「盛大」「巨人」「金山」「完美世界」のようなインターネットサービス業界大手の企業が多数加盟しております。また、「テンセント」や「Baidu」などの現地企業に外資企業のアクセスブライトを加えた10数社が理事として連盟の方針や実施内容を管掌してまいります。

アクセスブライトは今後とも、日本のゲーム、マンガやアニメなどのクールジャパンコンテンツを中国展開し、日中双方の未来の発展に貢献してまいります。

■参考サイト
GMGDC :http://www.gmgdc.com/en/
中華人民共和国国家版権局:http://www.ncac.gov.cn/
中国ネット版権保護連盟:http://www.cogcpa.org/
(Internet Copyright Protection Alliance of China)

<株式会社アクセスブライト 会社概要>
会社名: 株式会社アクセスブライト
本社所在地:〒106-0047東京都港区南麻布3-20-1麻布グリーンテラス5階
設 立: 2011年9月
代表取締役社長: 柏口之宏
主な事業内容:中国におけるスマートフォンゲームの企画・開発・配信・運営、アニメのテレビ放送・インターネット配信、グッズ制作・販売
URL:http://www.accessbright.com/

<上海通耀信息科技有限公司 会社概要>
会社名: 上海通耀信息科技有限公司
会社名(英語):Shanghai Access Bright Co., Ltd.
所在地:上海市张江高科技园区金科路2966号(创智空间)2幢218室
設 立: 2013年2月
代表者:柏口之宏
総経理:秦智勇
主な事業内容:中国におけるスマートフォンゲームの企画・開発・配信・運営、アニメのテレビ放送・インターネット配信、グッズ制作・販売
URL:http://www.tyyouxi.com/

(※1)中国ネット著作権保護連盟は、2013年2月に人民教育出版社と北京京都世紀文化発展有限公司、青島国際版権交易センター、新浪、捜狐、奇虎、百度などを含めた25社により「中国ネット著作権保護連盟自律公約」を締結し結成しました。ネット著作権保護の制度、手段がまだ整備されていないため、海賊版により著作権者に巨大な経済的損失が齎され、インターネット産業の著作権環境が損なわれ、産業発展を制限するボトルネックとなっていました。ネット著作権侵害の分業化、大規模化が進む中、海賊版の侵害に対応するには、著作権者とネット企業が手を携えてネット上の著作権保護の秩序維持に共同で取り組むことが必要となります。このような背景のもとに、中国版権代理センターを中心に、著作権者やネットサービス企業がネット著作権保護の自律、相互支援メカニズムを目指し、同連盟を結成しました。連盟は迅速な対応措置、優れたサービスを通じてメンバー企業の著作権保護に尽力する方針で、「テンセント」「盛大」「完美世界(perfect world)」「巨人」のようなインターネットサービス業界大手の企業が多数加盟しております。

(※2) Global Mobile Game Developers Conferenceの頭文字。中国で最も大きなゲーム開発者向けのカンファレンスで、2014年は9月24日に成都世紀城国際会議センターで盛大に開催されました。大会には全世界20以上の国からこられた115スピーチゲスト、60近くのスポンサー及び64の出展企業を招きました。テーマは「融合、革新、発展」で、各業界の精鋭が集まりその規模は7000人を超え大盛況に終わりました。

(※3)中華人民共和国新聞出版総署(国家版権局)のこと。新聞出版事業と著作権管理を主管する国務院の直属機構です。著作権管理上、国家版権局の名義で対内対外での単独的な職権を行使しています。

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企業情報

企業名 株式会社アクセスブライト
代表者名 柏口之宏
業種 エンタテインメント・音楽関連

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