シリアルポートをEthernetポートに変換、既存の機器を簡単・低コストにネットワーク化！　プロトコルコンバータ「EZL-200F」発売

電子応用機器の研究・開発をおこなう 株式会社アルファプロジェクト（代表取締役：伊達隆昭）は、シリアルポートとEthernetポートを相互変換できるプロトコルコンバータ「EZL-200F」を2005年6月10日に発売いたします。

【型式・価格および発売日】
型式：　EZL-200F
価格：　\26,040（税込）
発売日：　2005年6月10日
目標販売台数：　年間 1,000台

【背 景】
近年のIT化によって通信インフラの整備が進み、産業用設備をはじめとするさまざまななシステムのネットワーク化が進んでいます。

しかしその一方で、通信傍受や情報漏洩が社会問題化しており、通信の機密性が非常に重要になってきました。

EZL-200Fは、そのようなニーズに応えるために開発されました。EZL-200Fを利用することにより、既存のシリアルインタフェース機器を簡単かつ安全にネットワーク化することができます。

【概 要】
EZL-200Fは、マイコンや産業機器で利用されるシリアルインタフェースと、LANなどのネットワークで利用されるEthernetインタフェースを相互変換する、インテリジェントプロトコルコンバータです。

セキュアプロトコル（暗号通信）に対応しているため、機密性の高い通信が可能です。

シリアルインタフェースはRS-232C・RS-422・RS-485に対応しており、これらのインタフェースしか持たない機器にEthernetインタフェースを付加、簡単かつ低コストでネットワークを利用できるようになります。通信の変換はすべてEZL-200Fが処理しますので、機器側を変更・修正する必要はありません。

また、付属の仮想COMポートソフトウェアを使うことによって、既存のCOMアプリケーションをそのまま利用することができます。

【特 長】
● セキュアプロトコルに対応し、機密性の高い通信を実現
● TCP/IP、TELNET、PPPoEなどのほか、NTT フレッツADSLにも対応
● 高速 100Base-T対応
● 仮想COMポートソフトウェア付属、既存のCOMアプリケーションをそのまま使用可能

【用 途】
・RS-232C、RS-422、RS-485機器のネットワーク化に
・RS-232Cポートが無いPCへの接続に
・RS-232Cポートの増設に

【製品仕様】
LANインタフェース：
　10/100BASE-T　Ethernet　1ポート
シリアルインタフェース：
　1200bps 〜 115.2Kbps
　RS-232C(EIA-574)/RS-422/RS-485　D-Sub 9pin　1ポート
対応プロトコル：
　TCP/IP, UDP, ICMP, ARP, Ethernet, DHCP, TELNET, PPPoE
セキュアプロトコル：
　SSL3.0/TLS1.0 (RSA, RC4/DES/AES)
電源：
　ACアダプタ：AC100〜120V 0.3A(Max), 50/60Hz
　EZL-200F本体：DC5V ±0.5V, Typ：320mA
動作温度：
　0〜70℃　結露なし
寸法：
　W83 × D136 × H29 mm （重量 約140g）
付属品：
　ACアダプタ （AC100V - DC5V）, D-Sub 9pinクロスケーブル,
　仮想COMポートソフト, ターミナルソフト, コンフィグレータソフト, マニュアル

【製品URL】
http://www.apnet.co.jp/product/eztcp/ezl200f.html　（製品紹介）
http://www.apnet.co.jp/images/eztcp/ezl-200f_xl.jpg　（製品写真）


※記載の社名、商品名は各社の登録商標および商標です。 ※記載の内容および価格は、製品改良のため予告なく変更する場合があります。

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