【 8年連続復旧実績国内No.1日本データテクノロジー RAID0のデータ復旧依頼が増加する理由とは 運用リスクと活用法を公開 】

冗長性のないRAID0にデータを保存したことで、データ障害発生時に全てのデータを失ったという官公庁・上場企業様を中心のお問い合わせが、RAID障害の約2割を占めています。日本データテクノロジーでは、RAID0構成の活用法とデータトラブルの原因について公開しております。

国内8年連続日本No.1のデータ復旧件数(※1)を誇る日本データテクノロジー
(OGID株式会社、代表取締役社長:野口 誠)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積復旧実績87,000件以上、RAIDサーバー復旧実績年間1,200件以上、2013年データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
また、日本データテクノロジーでは『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。

■1.⇥RAID運用の基本 構成レベルの把握が重要な理由とは

 RAIDを運用する上でのリスクを把握せずに、データトラブルが発生し当社へ復旧依頼される例が、年々増加傾向にあります。データの重要性が高いほど、RAID構成を用いて保存されることは、官公庁・上場企業様を中心に普及されていますが、RAIDレベル別のメリットとデメリットを把握せずに使用するユーザーが多く、実際にデータトラブルが発生するまでお手元の構成を理解しないまま運用している例が少なくありません。
 日本データテクノロジーでは、今なお多く使用されるRAID0のリスクと活用方法、そしてトラブル時の対処法について公開しております。

■2.⇥RAID0運用のリスクとその活用法とは
 
 I/Oのスピードが早く、ストレージの容量を最大限まで使用することのできるRAID0は、動画保存やISOイメージファイルデータの保存に多く使用されています。しかし、ご存じの方も多いようにRAID0には冗長性が全くなく、そのメリットは上述したスピードと容量のみ。その点を最重要視してRAID0に重要データを保存した場合、データトラブル発生時のリスクは非常に大きくなります。しかし、当社に持ち込まれるRAID構成のうち約2割はRAID0で組まれています。

 RAID0はストレージ2本から組むことが可能ですが、容量を全てデータ領域として運用できる点から、当社に持ち込まれる機器にはそれ以上の物が多く、中にはHDD12本で構成されたものもありました。RAID0の場合、冗長性が全く無いため構成されたストレージのうち1本でも何らかの症状が発生した場合、すべてのデータを失うことになります。そのため、構成台数が多いほどデータ損失のリスクは高くなります。

 また、担当者がパーティションサイズやRAIDレベルを把握せずに運用していることも少なくありません。
 例えば、RAID5のトラブルとして当社にデータ復旧を依頼された機器が、実際はRAID0で構成されていたという事例です。このケースは意外にも多く、原因としては機器の初期設定がRAID0であり、そのまま運用されていたということが考えられます。また、2本組のRAID1と思っていたものが、実はRAID0だったということも少なくありません。RAIDを運用するのであれば、必ずRAIDレベルを把握するようにしてください。
 
 RAID0の復旧は、パリティがない分すべての情報が正しいため、比較的容易であると言えます。RAID5の場合だと、障害の発生にズレが生じている際などは特に最終更新以降のデータ分析が必要となり、どれが正しいデータ情報なのかといった判断が非常に困難です。
 しかし、RAID0では全てのデータ情報が正しいことにより、DISKの順番とストライプサイズが分析できなければデータが出てくることはありません。また、Linuxの場合はファイルシステムに依存することで、RAID情報はサーバーが持つためDISKの順番とストライプサイズの区切りを分析することが難しく、復旧にも時間を要することがあります。
 
 1台あたりの容量が年々増加し、ストレージも組みやすい現代で、データトラブルを想定するのであれば、敢えてRAID0を適用する理由はありません。完全に過信することはでもちろんできませんが、データの重要性を考えるのであればRAID5以降が推奨されます。
 それでも、RAIDレベルごとのメリット・デメリットを把握することでより良い環境設定を行うことができます。例えば、頻繁にリード/ライトされることのないOSはRAID0に保存することで起動時間が短縮され、その他のデータをRAID5で組めば万が一OS領域にトラブルが発生した場合でも必要なデータは残すことができます。

 このように、RAIDには用途に応じて賢い使い分けが求められます。容量やスピードを重視することで、データトラブルの発生は考えられていない運用は非常に危険です。RAIDを運用するのであれば、まずはデータの重要性、I/Oの頻度、必要データ容量を考慮した上で最適な構成を組むようにしてください。また、モデルによっては初期設定で既にRAIDが組まれ、カスタマイズの必要がある場合があることも忘れずに、必ずご自身で設定を行うようにしてください。

 RAID構成は機能別のメリットとデメリットを把握せずに使用することで、障害発生時に重要データ損失のリスクは非常に大きくなります。官公庁、上場企業様を中心にRAID構成を用いてデータを保存される例は年々増加しておりますが、データの重要性が高いほど、RAID機能を熟知した上での運用が求められます。知識のない状態でデータトラブルが発生した場合の自己復旧は、RAID構成の場合は特に、データの破損状況を更に悪化させてしまう為、絶対に行わないでください。

 日本データテクノロジーでは各種RAIDレベルに精通した専門の技術員と、データ復旧アドバイザーが多数在籍し対応しております。全てのRAIDレベルに対して専門のチームを結成し分析・復旧を行いますのでご安心ください。お手元の筐体に異常を感じたら、自己復旧を試みずまずは専門家までお問い合わせください。


 また、日本データテクノロジーのTOPエンジニアがRAIDトラブル時の対処法や過去の復旧事例を公開しておりますので、こちらもご活用ください。
 
【データ復旧のプロ直伝。RAIDトラブル時の対処法】

  http://earth0614.seesaa.net/

 【RAID復旧事例ブログ】

  http://ameblo.jp/mercury0614/

日本データテクノロジーは皆様の御支持により、データ復旧業界において8年連続でご依頼件数国内1位の実績を残しております。データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束します。

■3.⇥日本データテクノロジー(サービスサイト)

  http://www.ino-inc.com

  http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】

■4.⇥【日本データテクノロジーについて】

OGID株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2006年~2013年 8年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧する為、日本データテクノロジーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。

■5.⇥お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。

 http://ino-inc.com/voice/voice.html
 ※1 第三者機関調べ
 ※2 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 2014年1月現在 当社調べ

企業情報

企業名 デジタルデータソリューション株式会社
代表者名 熊谷 聖司
業種 その他サービス

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