インタースコープ、団塊世代の生活意識調査を実施

2007年以降に定年を迎える団塊世代男性(本調査では57〜59歳を対象としました)とその配偶者について、今後の生活に対する期待や不安、就労意向などについて質問し、夫婦それぞれの立場や、世帯の貯蓄額の違いによる意識差を明らかにしました。

インタースコープ、団塊世代の生活意識調査を実施


報道関係各位


2007年02月26日
株式会社インタースコープ

インターネットを活用した市場調査やマーケティングコンサルティングを展開する
株式会社インタースコープ(東京都目黒区・代表取締役社長:田部 信 以下イン
タースコープ)は2007年2月、自社モニター会員を対象にアンケートを実施しまし
た。

今回の調査では、2007年以降に定年を迎える団塊世代男性(本調査では57〜59歳を
対象としました)とその配偶者について、今後の生活に対する期待や不安、就労意
向などについて質問し、夫婦それぞれの立場や、世帯の貯蓄額の違いによる意識差
を明らかにしました。

その結果、以下のような興味深い結果が得られました。

60歳以降の就労継続意向を見ると、男性の78%、女性の80%が、60歳以降も継続
して働くことを希望しています。その理由として、男性は「貯蓄面に不安があるか
ら」(49%)、「年金受給年齢までの収入確保」(41%)など経済的理由を挙げた
のに対し、女性は「(夫の)生きがい、やりがいのため」(62%)がトップとなっ
ています。

また、女性の場合は「家庭以外の居場所を作って欲しい」、「家庭以外に人との交
流ができる環境を持っていて欲しい」、「家にいられるのが嫌だから」などの項目
で男性を大きく上回っており、男性に外に出る機会を持っていて欲しいと考えてい
ます。

男性(ご主人)の退職・リタイア後の生活が、どの程度【楽しみ】であるかを聞い
た質問では、男性の70%が「楽しみ」と回答。リタイア後の生活に期待を寄せる一
方、女性は「楽しみではない」(54%)が「楽しみ」(46%)を上回り、男女で対
照的な結果となりました。

一方、【不安・心配】に対しては、「不安・心配」が男性で73%、女性で71%とい
ずれも多数を占めています。男性は今後の生活に対し、<期待>と<不安>の両方
を抱いているといえます。

今後の家庭や夫婦関係に関する意識では、男女間で意識に差が見られました。「夫
婦で過ごす時間を大切にしたい」では男性(70%)が女性(61%)を上回る一方、
女性は「自分の楽しみのために時間を使いたい」、「一人で過ごす時間を大切にし
たい」など、自分の時間を持てる環境を望んでいるという傾向が見られました。

退職・リタイア後に行ないたい趣味・レジャーでは、「国内旅行」(全体73%)、
「海外旅行」(同56%)を希望する人が多数見られました。夫婦で行ないたい趣味・
レジャーでは、「国内旅行」「海外旅行」「散歩・ジョギング」がトップ3。次い
で「食べ歩き、外食」「ドライブ、車」など、外へ出る事への意欲は男女とも高く
なっています。

男性は「地域活動」「ボランティア」といった社会的な活動に関心を示す一方、女
性は「食べ歩き」「友人との交流」など、夫婦以外との付き合い・趣味への関心が
男性より強くなっています。

リタイア後の旅行の同行相手をたずねた質問では、男性は「配偶者と2人で」
(80%)が圧倒的多数で夫婦2人での旅行を中心に考えています。

女性の場合も「配偶者と2人で」(70%)が最も多いものの「配偶者+家族と」、
「友人と」、「趣味の仲間と」など、夫婦以外の旅行への希望も高くなっています。

「中高年向け」「シニア向け(60代向け、熟年世代向け)」など、年代向けに用
途を絞った商品やサービスについての利用経験、利用意向を聞いたところ、<利
用経験のあるもの>では「食料品、飲料」「健康食品」など、日常手軽に購入でき
るものが上位を占めました。

あったら嬉しいシニア向け商品・サービスを貯蓄額別に見ると、600万円以上の
中〜高貯蓄額層で、各サービスの利用意向が高い傾向にあります。貯蓄額1,000万
円以上の高貯蓄層では「家事代行サービス」、「セキュリティサービス」など、
高価格サービスへの関心が高くなっています。「情報機器」は貯蓄層間での差が
小さくなっています。


【調査概要】
※調査目的: 団塊世代男性とその配偶者について、60歳以降のセカンドライフ
に対する意識・態度を探る
※調査手法: インターネットWeb定量調査
※対象エリア: 全国
※調査対象者: 57〜59歳既婚男性、配偶者が57〜59歳の既婚女性
※サンプルサイズ: 1,000 (男性500、女性500)
※調査実施期間: 2007年2月5日(月)〜7日(水)
※調査機関: 株式会社インタースコープ

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【株式会社インタースコープについて】

インターネットを活用した市場調査やマーケティングコンサルティングを展開。
多変量解析や独自開発の最新手法を駆使し、精度の高いデータ分析および事実
に基づいた戦略示唆までをトータルにサポートする高付加価値提供型リサーチ
会社としてのポジションを確立。
自社保有の調査モニター会員組織「スコープNet(28万人)」を運営。また、
最先端リサーチテクノロジーを海外の生活者調査にも適用し、グローバル企業
の支援も実施。
北米、中国、欧州主要6カ国などメインとなる海外市場(35の国と地域をカバー)
で、現地の生活者の生の声を取得可能。
現地パネルを用いながらも、高度な独自手法をダイレクトに使い、国内と同等水
準での調査が実施可能。
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企業名:株式会社インタースコープ http://www.interscope.co.jp/
TEL:03-5728-6100(代表) / FAX:03-5728-6105
住所:〒153-0044 東京都目黒区大橋1-6-2 ダヴィンチ池尻大橋

<報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
広報担当:小林 麻衣子
 メールアドレス:press@interscope.co.jp

企業情報

企業名 ヤフーバリューインサイト株式会社
代表者名 田部 信
業種 未選択

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