CDs21ソリューションズ ディスクコンテンツ管理データベース構造と活用ソフトを開発!−異なるソフトからでも共通アクセス可能−

 

光ディスクの普及推進を行っているCDs21ソリューションズ(会長:中島平太郎、事務局:東京都品川区)では、ディスク上に保管された様々なコンテンツ(ファイル・ソフトなど)を簡単に検索し呼び出すことができる「ディスクコンテンツ管理データベース記述定義書」およびそれに基づいたデータベースをPC上に生成するリファレンスソフト“ディスクサーチ”をこのほど開発した。

このソフトは、データベースを標準化することにより、今まで出来なかったディスク検索が可能になり、増えてきた自己管理ディスクからのコンテンツ検索が容易となった。
また、1月30日に一般販売が開始されたWindows Vistaにも対応しており、Vista上であれば動作セキュリティも強化される。

このディスクコンテンツ管理データベース“ディスクサーチ”は、同団体が2年前から開発していたが、その開発に至る背景は、次の通りである。
記録型ディスクであるCD-Rは世の中に登場してからすでに15年が経過し、いまや情報記録になくてはならないメディアの一つになっている。記録される情報は、音楽情報・デジタルカメラの写真情報・ビデオ情報などのエンターテインメントユースに限らず、オフィスでの重要データ保管にも使用される。

CD-R/RWやDVD±R/RWディスクに情報を記録した際に困ることは、「保存したデータがどのディスクに記録されているのかがわからなくなってしまうこと」が往々にして起こりうるという点である。たくさんあるディスクを整理するために、CDのコンテンツをデータベース化するソフトはいくつか登場しているが、それぞれ独自のデータベース構造をしているため、異なるアプリケーションがそのデータベースを活用することはできなかった。

今回開発したデータベース構造は、ライティングソフトやCDコンテンツのデータベースソフトが共通して使用することを目的とした。これにより、CDやDVDの記録時でのデータベースへの登録、記録済みディスクの内容のデータベースへの登録などを異なる機器のソフトからでも共通して行える環境を作ることができる。また、使用するPC、CE機器内のソフトを変更しても、過去のデータベース情報は維持され、継続使用が可能となる。

同団体では、本データベース構造を公開しソフトを会員や希望の企業に配布し活用してもらうよう呼びかけていくる。
本ソフトの詳細についは、以下を参照。

■ディスクコンテンツ管理データベースのPC上での基本構造
コンテンツ情報(ファイル名・作成日・撮影日など)を情報の種類によりタブで区切り、テキスト形式で記述し、汎用の形式を採用することで、高い互換性を確保することができる。コンテンツ情報をを記述したファイルはCドライブ起動ディスク上のフォルダ「CDS21DB」に格納されるため、異なるソフトからでも共通にアクセスすることが可能である。

■ディスクコンテンツ管理データベースの活用方法
・光ディスク(CD・DVD・BD・HD ・DVDなど)の書き込みソフトがディスクへの書き込み時にコンテンツの内容を「CDS21DB」上に記録するできる。
・記録済みのディスク(CD・DVD・BD・HD ・DVDなど)が挿入された際に、ディスクの内容を「CDS21DB」に登録するできる。
・データベースを検索することで、目的の情報を記録したディスクを特定できる。
・ディスクの登録情報を、同じ形式で当該ディスク上にも記録しておくことで、そのディスクを異なる機器PCに持ち込んだ際にも、ディスク情報を容易に登録することができる。
・データベースを活用するソフトウェアは、データベースファイルを独自にバイナリ化するなど、効率よく記録・検索できる形式に変更することが可能(ただし元のテキスト形式に戻す機能(Import/Export機能)を持たせておくことは、互換性を保つ上で必須。

■リファレンスソフト開発の目的
ユーザーが所有するディスクのデータベースをPC上で構築し、検索機能を追加することで、作業効率の向上を図る。
なお、本ソフトは共通データベースを構築するためのリファレンスソフトであるため、記録済みのディスク情報を登録、検索する機能のみで、書き込み機能はない。
また、動作環境:Windows XP・Windows2000・Windows Vistaとなっている。


■リファレンスソフトの機能
記録済みのCDやDVDのコンテンツ情報を「CDS21DB」に追加登録する。

登録したディスクのファイル名・作成日などから、探したいファイルがどのディスクに記録されているのかを検索する

コンテンツのジャンルやユーザーの整理方法に基づき分類することも可能

※登録されたデータベースは、将来、同データベースを活用する機能を持たせたCE機器等のソフトウェアからも共通して活用することができる。


【注】
1.本ソフトは記録済みのディスク情報を登録する機能のみで、書き込み機能はない。
2.動作環境:Windows XP・Windows2000・Windows Vista
3.Windows2000上では、ディスクサイズを表示できない。
4.データベースはCドライブに「CDS21DB」フォルダを作成し、この中に格納される。
5.本ソフトはリファレンスソフトであり、使用されるPCの環境によっては動作しない場合がある。その場合の補償・サポートはできかねる。また、本ソフトのインストールによるPCおよび周辺機器への影響についても責任を負いかねる。

【CDs21ソリューションズ】
任意団体「CDs21(シーディーズニジュウイチ)ソリューションズ」は、旧マルチメディアCDコンソシアムとオレンジフォーラムがコラボレーションしてできたCD関連業界間を複合横断的に構成した最大の団体であるが、その活動は、各種のCD規格に準拠したハードウェア、ディスク関連のみならず、ソフトウェア製品、コンテンツ製作などを含む光ディスクの応用製品群のユーザビリティ互換性向上、光ディスクの廃棄等の環境問題への取り組み、及び関連サービスなどの普及促進を図り、関連業界並びにユーザに寄与することを目的に活動している。
現在、参加企業数は、光ディスクやドライブを生産している企業を中心に国内外を含め約40社。
CDs21ソリューションズホームページ:http://www.cds21solutions.org/


■お問い合わせ先
CDs21ソリューションズ事務局 
〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-35ソニー(株)本社内
TEL&FAX:03-5448-1550  担当:鳥山 infocds21@cds21solutions.org

企業情報

企業名 ?NEURON
代表者名 村主実
業種 未選択

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