フードバイト希望者の求めるもの 「人生経験」「マナー」半数

求人情報サービス「an」は、アルバイト経験のある18~24歳までの男女2,454人を対象に、アルバイト観や経験についてアンケートを行いました。今回は、その結果から、採用が過熱している「フード系」職種にフォーカスし、フード職種のイメージやフード系バイト希望者の特徴について紹介いたします。

■やってみたいアルバイトランキング 
~ カフェは10位内、居酒屋・ファーストフードは10位圏外と人気に開き

 2,454人の男女にやってみたいアルバイトを聞いたところ、男性は「仕分け・梱包・製造(倉庫内スタッフ)」が1位(25.3%)、2位は「コンビニスタッフ」(24.8%)、3位は「塾・家庭教師」(20.5%)と続きました。一方で女性は「カフェスタッフ」が1位(49.4%)、次いで「事務」(32.9%)、「イベント・キャンペーンのスタッフ」(28.4%)となっています。

 フード系職種のみを見てみると、カフェスタッフは女性では1位、男性で7位といずれも10位以内にランクイン。その一方で居酒屋ホール店員は男性18位、女性14位、ファーストフードは男性13位、女性15位と、フード系職種の中でも、順位に開きがあります。
 しかし、居酒屋への就業希望者に居酒屋を希望する理由を聞くと、「和気あいあいとしてそう」が1位(46.2%)。「若い人が多く働いていそう」(41.8%)、「楽しそう」(34.8%)というイメージのポイントが他フード系職種を希望する人に比べて高いことがわかります。こうした希望者が他職種よりも優位だととらえている職種イメージを企業側がしっかり伝えることで、求職者側の選択肢も広がってくるのではないでしょうか。

■バイトに求めるものは? 
~ フードバイト希望者、「人生経験」「マナー」が半数に

 お金以外でアルバイトに求めるものを聞くと、フードバイト希望者はその他職種希望者に比べ「人生経験になること」(55.4%)、「社会人としてのマナーが身に付くこと」(48.9%)が高く、人生や社会人生活に役立つ基礎的な経験に期待していることが分かります。

 実際のフードバイトの経験者に、アルバイトを通じて得られた変化を聞いてみると、カフェスタッフ経験者は「客として行った店の店員に丁寧に接するようになった」(63.8%)が高い結果となっています。また居酒屋経験者は、「友達が増えた」(27.6%)が高く、「和気あいあいとした職場」というイメージ通り、交友関係を広げる場となっているなど、それぞれの職種ごとに、得られるメリットに特徴があることも分かります。

 このように、同じ「フード系」でも、それぞれの職種によってアルバイト希望者がもつイメージや求めるものなどは大きく異なります。ターゲットに合わせ、求職者が期待するメリットや実際得られる経験を求人の際に提示することが、より効果的な採用に繋がると考えられます。


■本ニュースレターは、「an」が発行する「若年層白書2013」のデータを元にしております。
http://weban.jp/contents/an_report/pdf/hakusho/hakusho2013-all.pdf

企業情報

企業名 株式会社インテリジェンス
代表者名 高橋広敏
業種 ビジネス・人事サービス

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