7年連続データ復旧実績日本No.1日本データテクノロジー~Caviar研究開発によりRAIDサーバー機のデータ復旧率大幅増加に成功【HDD WD Caviar】

HDD市場の約40%を占めるWestern Digitalが販売している「WD Caviar」シリーズのうち、復旧は非常に難易度が高いと言われていた2006年までに製造された~320GBまでの製品に関して、この度日本データテクノロジーでは専門研究開発員によって、特定モジュールの解読に成功しました。

国内7年連続日本No.1のデータ復旧件数(※1)を誇る日本データテクノロジー
(OGID株式会社、代表取締役社長:野口 誠)。
同社は職人技のデータ復旧技術と復旧設備を保有し、累積復旧実績75,000件以上、RAIDサーバー復旧実績年間1,000件以上、2012年度データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
また、日本データテクノロジーでは『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。

■1、HDD市場の約40%を占めるWestern Digital製HDD のCaviarシリーズからデータ復旧に成功
HDD市場の約40%を占めるWestern Digitalが販売している、シリアルATAインタフェースのハードディスクドライブ「WD Caviar」シリーズのうち、2006年までに製造してた80GB~320GBと容量が少ない製品を覚えているでしょうか。
近年のデータ保存大容量化に伴い、ほとんどのROMチップがMarvellへと移行していますが、当時の最高品質とされた旧Caviarシリーズの低用量の製品は、その安定感からRAID構成にまで今なお使用している企業もゼロではないようです。
実はこのシリーズに障害が発生した場合、ヘッドの互換性は関係なしにファームウェアの一部が読み取ることが出来なかったのです。この度、日本データテクノロジーではこの読み取れなかった一部を専門研究開発員2名によって、特定モジュールの解読に成功。これまでこのシリーズに関してだけ言えば65%ほどの復旧率だったものが93%を超えます。

■2、旧Caviarシリーズに発生しやすい障害の特徴とは
旧CaviarシリーズはSATA 3Gbps・NCQ(Native Command Queuing)に対応、16MBのバッファを搭載していることで、安定性は非常に高いとされています。しかし、旧Caviarシリーズの当社へのデータ復旧依頼はWestern Digital製のうち約30%を占めているのも事実です。これまで依頼された案件を症状別で見ると物理障害で持ち込まれるケースが83%で、その中でもヘッド破損が約57%あります。旧Caviarシリーズではヘッド破損の原因は衝撃だけでなく、パラメーターが合わないことによる誤作動であり、ヘッドの動作プログラム自体に障害が発生しやすい原因があると言えるのです。パラメーターの誤差が一度発生してしまうことで、モジュールの一部が変更されてしまい読み取りも出来ない為に、復旧難易度を非常に高くしていました。

■3、これまで復旧できなかった理由とは?
 今回のシリーズは近年の大容量化が進んだHDDに比べて、320GB以下と容量は少ない為、プラッター上のヘッド一本当たりの媒体密度は現在のHDDが750Gbit/平方インチに対して100~320Gbit/平方インチ程度と非常に低い製品です。媒体密度が低ければヘッドの部品交換も経験や実績のある技術員であれば、交換を幾度も繰り返すことなく互換性を高め、データを読み込むことができます。しかし、このシリーズに関してはプラッタに微量の傷があるだけで、ファームウェアの一部を読み込むことが非常に困難でした。これまでは、ヘッドを交換した後、データの読める領域だけを慎重にコピーしており、これだけで65%近く復旧出来ていました。しかし、これでは完全にデータを復旧したとは言えません。今回の研究ではヘッド動作プログラムの不具合によって変更されてしまったモジュールの情報を特定し修復に成功したのです。

■4、HDDの異常を感じたら
 HDDの寿命は3~5年と言われている中で、このシリーズの復旧依頼はWestern Digital製のうち約30%を占めています。そんな中、企業などでRAID・サーバー構成にしていればその稼働は24時間年中無休でしょう。担当者であればメンテナンスは必須ですが、いつHDDに異常が起きてもおかしくないことを改めて頭に入れておいていただきたいと思います。万が一障害が発生した場合は、データへアクセスされていないことを確認した上でコントローラーパネル上での操作で正しくシャットダウンを行い、お手持ちのHDDのシリーズに精通した専門家に問い合わせてください。パソコンに詳しい方や企業の担当者の方であるほど、自身で復旧を試されることが多いのですが、パソコンやシステムの知識とデータ復旧の技術は全く別物です。誤操作は復旧率を下げるだけでなく、最悪の場合データを完全に失うことになります。また、このシリーズに関しては、すでに古い製品であることからも不安定な状態であることを忘れないでください。
 RAIDを使用している場合、構成されているHDDのモデルを把握するようにしてください。Caviarシリーズのように古い製品であれば、障害発生時は当社のように精通した技術を持つ業者選択が必須です。Caviarシリーズに限らずRAID筐体には衝撃を与えるような使い方をしないこと、また、エラーメッセージやHDDから異音がするなどの異常が感じられる時には、すぐに電源を落として、詳しい専門家までお問い合わせください。当社では経験と実績のある20名以上の専門技術員と、その技術員より直接研修を受けたRAIDや Caviarシリーズ専任のデータ復旧アドバイザーが多数在籍し、365日休まず対応しておりますのでご安心ください。

 日本データテクノロジーは皆様の御支持により、データ復旧業界において2012年度まで7年連続でご依頼件数国内1位、RAIDの復旧実績においても年間1,000件を超える復旧実績を残しております。
データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
 今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束します。

■5、日本データテクノロジー(サービスサイト)
 http://www.ino-inc.com
 http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】

■6、【日本データテクノロジーについて】
 OGID株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
 2006年~2012年度7年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
 平成11年6月14日に設立。
 その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
 現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
 1秒でも早く最も安全に復旧する為、日本データテクノロジーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。

■7、お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。
 http://ino-inc.com/voice/voice.html
 ※1 第三者機関調べ
 ※2 2012年度実績 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 当社調べ

企業情報

企業名 デジタルデータソリューション株式会社
代表者名 熊谷 聖司
業種 その他サービス

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