世界70か国にて活動を行う国際NGOのCARE、ジャカルタで発生した洪水による被災者に緊急支援を実施

世界70か国にて活動を行い、インドネシアでは1967年より支援事業を実施する国際NGOのCAREは、インドネシアのTangerang地区において、過去5年間で最悪の洪水により被害を受けた15000人以上の人々に対して、食糧および水浄化剤の配布を実施しています。

2007年2月5日、ジャカルタ

国際NGOのCAREは、インドネシアのTangerang地区において、過去5年間で最悪の洪水により被害を受けた1万5千人以上の人々に対して、食糧および水浄化剤の配布を実施しています。市全体が浸水し、水位が2メートルにまで達する地域もあります。20万人以上の人々が家を離れ、コミュニティセンターや学校、モスクなどにおける避難場所を探し求めている状況です。

CAREインドネシアのカントリー・ディレクター、Gail Steckleyは、次のように述べています。「CAREはジャカルタに事務所があるので、この災害にスタッフは瞬時に対応することができました。家族が被災したスタッフも多くいます」。

溺死や落下した電線による感電死などが原因でこれまでに20人の人が亡くなったと報告されています。電気と水道は市内のほとんどの地域で切断され、増水した川により残がいや下水などが住居の中にまで流れ込み、水因性の病気の危険が高まっています。

「安全な水が不足していることが、最も緊急に対処しなければならない最大の課題の一つです。下痢や水因性の病気は、洪水によって引き起こされる2大脅威です。水が引いても、人々が危険にさらされる状況は続くのです」とSteckleyは言います。

CAREは、水浄化剤(水に加えて浄化するためのインドネシア産の浄化剤)と、容器(水浄化剤によってきれいになった水を汚染から守るための入れ物)を1万5千人の人々に配布しています。同時に、CAREは被災者に対し、汚染された水の危険性、および飲料水を浄化するための適切な方法についての教育も実施しています。CAREは6日の火曜日から最大1万人の人々に対して食糧の配給を開始する予定です。

インドネシアを襲った一連の災害の中で、洪水は最近よく発生しています。2004年スマトラ沖津波により被災したアチェの一部の地域では、2006年12月にも洪水が起きており、インドネシア政府は、国中で発生が報告されているデング熱が広がるのを阻止するために対応を行っています。

CAREは、1967年よりインドネシアにおいて活動を行っており、災害時のリスク削減、緊急支援、環境・自然資源管理、健康、自立支援、水と衛生などさまざまな分野において、総合的な取り組みを行っています。

【この記事内容に関するお問い合わせは以下まで】
(財)ケア・インターナショナル ジャパン
マーケティング部広報担当 菅沼
Tel. 03-5950-1335 Fax. 03-5950-1375
E-mail. m.suganuma@careintjp.org



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