2013年上半期 オフショア開発 発注先国ランキング発表!ソーシャルゲーム開発・イラスト制作のオフショア案件急増 問合せ実績から見えてくる各国オフショア最新動向

オフショア開発(海外にシステム開発をアウトソースしコスト削減する開発手法)に特化したポータルサイト『オフショア開発.com』(URL:http://www.offshore-kaihatsu.com/ )では、2013年上半期(1月~6月)の問い合わせを集計いたしましたので本日お知らせいたします。

2013年9月12日
報道関係各位                                    株式会社RESORZ

2013年上半期 オフショア開発 発注先国ランキング発表!
「組込み系」「ソーシャルゲーム開発」「イラスト制作」のオフショア開発案件が急増
~問合せ実績から見えてくる各国のオフショア開発最新動向~

株式会社RESORZ(本社:東京都目黒区、代表取締役:兒嶋 裕貴)が運営する、オフショア開発(海外にシステム開発をアウトソースしコスト削減する開発手法)に特化したポータルサイト『オフショア開発.com』(URL:http://www.offshore-kaihatsu.com/ )では、2013年上半期(1月~6月)の問い合わせを集計いたしましたのでお知らせいたします。

◆ オフショア開発の実用化と開発案件の多様化

 IT企業の約3割(*1)が導入しているというオフショア開発は、今や一般的なシステム開発手法で、海外にソフトウェアやスマホアプリ、Webシステムなどの開発をアウトソースしコスト削減することがスタンダードとなりつつあります。
下記は、2013年上半期(1~6月)のオフショア開発ポータルサイト『オフショア開発.com』へのお問い合わせの各開発ジャンル別集計と、問合せ総数の推移を示したグラフとなっております。
*1 -独立行政法人情報処理推進機構(IPA)より

図1:http://www.offshore-kaihatsu.com/press/press_130912_1.jpg

 開発ジャンル別の問合せ割合(左図)では、スマホアプリ開発が昨年、一昨年に引き続き一番多い割合となりましたが、その割合は減少傾向にあり、その代わりにWebシステム開発や制御系システム、パッケージソフト開発、組み込み系などの案件が増加しております。また、単発ではなく、継続的に発注する(ラボ契約)問合せも増加しており、これはコストメリットを最大限享受するためだと考えられます。
 その他にも今までにオフショア開発として利用されることがなかったソーシャルゲームの開発が増加傾向にあり、中国やベトナムにアウトソースする動きが出てきています。それに伴いソーシャルゲームのキャラデザインなどイラスト制作も海外へアウトソースする流れが増加しており、特に日本向けデザインに強いタイへのオフショアが主流となっています。またスマートフォン用のサイト制作や、CMS構築・移行、HP制作なども海外で開発する会社も増加しており、オフショア開発の案件内容の多様化と実用化が進んでいます。
 上記、右図の問合せ企業の業種割合を見てみると、開発会社であるSIerが一番多い割合となり、続いてベンダーからの問合せが多い結果となりました。ただメーカー以下(メーカーやサイト運営会社、製造業者など)6割がエンドユーザからの問合せとなり、SIerなどを介さずエンドユーザが直接オフショア開発会社に発注しようとする動きが盛んになっております。

◆2013年上半期 オフショア開発 発注先国ランキング

 次に下記の表を御覧ください。こちらは、2013年上半期の問合せをオフショア開発先の国別ランキングにしたものとなっております。

図2:http://www.offshore-kaihatsu.com/press/press_130912_2.jpg

昨年に引き続きオフショア開発先として一番人気はベトナムとなりました。その理由として、以下のようなベトナムオフショア開発の特長が考えられます。

・中国、インドと比べてエンジニアの人件費が安い
・親日である
・真面目で向上心がある
・中国と比べてカントリーリスクが低い
・ここ2年ほどでベトナムオフショア開発会社が急増している
・日本との時差が少ない
・インフラ環境の料金など物価が安い
・納品期日や品質に対する意識が高い

オフショア開発を導入する一番の理由は「開発コストの削減」にあります。そのため中国やインドよりも人件費が安く、しかも真面目で親日だというところはベトナム人気の理由の一つだと考えられます。
ただ日本とのオフショア開発の歴史の長さと小型案件から大型案件まで幅広く対応できるという点では中国のニーズは高く、技術力を優先する案件の場合はインドへアウトソースする会社が増えております。
 また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調べでも、オフショア開発先として今後検討している、もしくは興味がある国は1位:ベトナム、2位:インド、3位:中国(2012年調べ)という結果となっており、この3カ国のオフショア開発ニーズはまだまだ増加していくと予想されております。
 とはいえ、オフショア開発を初めて導入しようと検討している企業様の声の中でも、オフショア開発における懸念点や疑問点などの問合せも増えており、オフショア開発が一般化し、上述しているようにエンドユーザがオフショア開発を導入しようとしている傾向から、オフショア開発導入に至るまでの問題点や懸念点も明らかになってきています。そこで、実際に初めてオフショア開発を導入する企業様からよくいただく質問やニーズのベスト5をご紹介します。結果は以下になります。

1位:実際どのくらいコストダウンできるのか?
2位:日本語で打ち合わせができ、日本語の仕様書でやり取りできるのか?
3位:どういった案件がアウトソースできるのか?
4位:オフショア開発の失敗事例・成功事例を聞きたい
5位:納品後の運用・保守まで対応できるのか?

◆「オフショア開発.com」とは?

 本サービス「オフショア開発.com」は海外でシステムやスマホアプリ開発のアウトソースに関する全ての情報が集約されたオフショア開発専門ポータルサイトです。
開発コスト削減や、業務の効率化、海外リソースの確保、開発スピード向上を目的に、優良なオフショア開発のプロフェッショナル企業のみを掲載し、日本企業の海外アウトソースの敷居を下げ、日本市場の活性化を目指します。
現在、オフショア開発企業150社以上と提携し、日本企業のオフショア開発をサポートしております。

(オフショア開発ジャンル例)
  ソフトウェア開発/Webシステム開発/スマホアプリ開発/HPスマホ最適化/Facebookアプリ開発/
ソーシャルアプリ開発/ソーシャルゲーム開発/ホームページ作成/組込系開発/グローバル人材派遣・紹介/
CMS構築・移行/POS系システム/ソーシャルイラスト/電子書籍作成/継続案件発注(ラボ型開発)  など

 (オフショア開発先エリア例)
  中国/ベトナム/インドネシア/フィリピン/ミャンマー/タイ/マレーシア/インド/クロアチア/モンゴル
など

 詳細はこちら ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/


◆第3回「はじめてのオフショア開発セミナー」開催

 弊社では多くの問合せ企業様よりいただいた要望にお応えし「はじめてオフショア開発を導入する企業様」を対象としたオフショア開発セミナーを2013年9月26日(木)に東京渋谷にて開催いたします。オフショア開発先として一番人気となったベトナムをはじめ、インド、中国のオフショア開発最新事情を各国のオフショア開発会社の方々に語っていただきます。上述したオフショア開発を導入しようと検討している企業様が不安に思っている点を解決できるような内容になっております。

●詳細/お申し込みはこちら
 ⇒ http://www.digima-japan.com/seminar_inspection/seminar/11520/seminar-29.html

企業情報

企業名 株式会社Resorz
代表者名 兒嶋裕貴
業種 ネットサービス

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