就活解禁時期変更に関する緊急調査<大学キャリアセンター対象調査>

株式会社文化放送キャリアパートナーズ（本社：東京都港区、社長：竹村勝彦）は、政府が就職活動解禁時期を遅らせることを経済界に要請するとの報道を受け、大学で就職指導にあたる就職部、キャリアセンター職員の方を対象に就職活動時期変更に関する事の是非、懸念事項などを4/16～22、緊急調査しました。78校の回答を得られましたので、ご報告いたします。


Q.「就職活動の解禁時期を4年生の春に遅らせる」ことに関して、基本的に賛成ですか？
・賛成　55.1%
・反対　28.2%
・その他　16.7%

就職活動開始時期を遅らせることに関しては、過半数が賛成している。
賛成理由としては、「学業に良い面が多い。留学に良い面が多い。」、「３年生まで勉強に専念できる」など、政府の発表しているねらい通り、学業、留学へのメリットをあげる声が多い。
一方、反対理由としては、「4月解禁と2年で大幅変更するのは時期尚早」、「就活期間が短くなる結果、無職卒業生が増加する」など。「春季休暇中に活動が出来なくなる」の理由も多かったが、実際は3月解禁になるため、より賛成が増えると思われる。


Q.適正と思う就活解禁時期
・3年生の2月　25.6%
・3年生の3月　21.8%
・4年生の4月　17.9%
・3年生の12月　16.7%
・就活は卒業後に行う　5.1%

Q.適正と思う選考開始時期
・4年生の8月　34.6%
・4年生の4月　30.8%
・4年生の6月　9.0%

適正と思う就活解禁時期は「3年生の2月」となった。次点の「3年生の3月」とともに、長い春休みを就活に活用するのが、学校への影響がもっとも少ない、との考えが多い。

就活解禁時期と選考開始時期の組み合わせでは、現行通りの「12月就活解禁、4月選考開始」がもっとも多く16.7%、続いて当初の政府案の「4月就活解禁、8月選考開始」が12.8%、2016年卒からほぼ決定となった「3月就活解禁、8月選考開始」が11.5%で続く。

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上記でご紹介した設問も含め、今回調査では下記9問の質問を実施しています。
すべての結果を掲載した調査レポートをご希望の方は、文化放送キャリアパートナーズ ホームページより資料請求ください。

Q1.「就職活動の解禁時期を4年生の春に遅らせる」ことに関して、基本的に賛成ですか？
Q2.Q1を選んだ理由を教えてください（自由記述）
Q3.報道では、政府案は「4月就活解禁、8月選考開始」のようですが、それぞれいつが適正と考えますか？就活解禁時期は？(択一)
Q4.選考開始時期は？(択一)
Q5.就活解禁時期(Q3)と選考開始時期(Q4)を選んだ理由を教えてください（自由記述）
Q6.経済界は政府の要請を受ける意向とのことですが、「4月就活解禁、8月選考開始」となる場合、いつから実施されるべきと考えますか？(択一)
Q7.Q6を選んだ理由を教えてください（自由記述）
Q8.2015年卒から実施となった場合に懸念されることはありますか（自由記述）
Q9.現在「12月就活解禁、4月選考開始」ですが、外資系企業などでは3年次から採用活動を実施したり、倫理憲章遵守企業でも4月以前に書類選考、筆記試験など実質選考は行われています。倫理憲章で規制すべきことに関して、お考えがあれば教えてください（自由記述）

【調査概要】
調査期間 2013/4/16～4/22
調査対象・方法 大学就職部、キャリアセンター職員の方にEメールにて告知。WEB回答画面へ誘導
有効回答数 78校