NPO法人へ向けて認定NPO取得サポートシステムβ版をリリース 被災地(岩手、宮城、福島)のNPO法人に無償で提供

12月21日、「認定NPO取得サポートシステムβ版」がリリースされた。NPO法人がガイドに従って質問に回答することで、認定申請書類の作成等ができるシステムになっており、まずは岩手・宮城・福島の被災3県NPO法人を対象に、2013年3月まで無償で提供され、被災地のNPO法人の支援のために活用される。

2012年12月26日
特定非営利活動法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会

シーズは、12月21日、認定NPO取得サポートシステムβ版をリリースした。

認定NPO取得サポートシステムとは、NPO法人が、ガイドに従って質問に回答することで認定NPO法人の取得をスムーズに進められるクラウド上で動くシステム。本システムでは、1)認定要件を満たしているかのチェック、2)オンラインによる相談、3)認定申請書類の作成ができる。

シーズでは、このシステムを、被災地支援活動の一環として、活用を開始した。
被災地で頑張るNPOが、もっと認定NPO法人制度を活用して、NPO法人の募金活動を支援し、復旧・復興に貢献するもの。

このシステムの特徴は、質問に答えていけば、認定の可否の診断が自動的にされ、さらに、同時に申請書類ができるという点。
個別のNPOがすべての要件を理解して申請書類をつくるのは困難だが、このシステムを使えばその心配が大幅に軽減される。また、分からないことがあっても、シーズの専門スタッフが団体専用の質問掲示板で質問に答える。団体の申請書類を確認し、認定申請までサポートするので、疑問や不安なく認定NPO法人申請が可能になる。

このシステム利用には、利用登録が必要。http://www.npoweb2.info/ から登録は可能となる。
システムの利用等についてのお問い合わせは、シーズ事務局まで。

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認定NPO取得サポートシステム http://www.npoweb2.info/
相談できる内容:   認定NPO法人の取得申請に関すること
対象となるNPO法人:岩手県・宮城県・福島県に主たる事務所のあるNPO法人
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NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会は、1994年11月に設立。市民活動を支える制度づくりに一貫して取り組み、NPO法や認定NPO法人制度の成立、改正を進めてきた。2011年の大幅な改正を実現した現在、制度の活用が広がるよう活動展開を進めている。

認定NPO法人制度とは、NPO法人が一定の要件を満たし、所轄庁(都道府県・政令市)から「認定」を受けることで「認定NPO法人」となることができる制度。認定NPO法人になると、そこに寄付をした個人及び法人への税制の控除が受けられるようになり、また認定NPO法人自身も収益事業への課税金額が少なくなるなど、税制優遇のメリットがある。2012年4月から改正認定NPO法人制度が新たに施行され、認定要件が大幅に緩和された。

企業情報

企業名 特定非営利活動法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
代表者名 松原 明
業種 その他サービス

コラム

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