『遥かなる未来のために（青龍）』発売のお知らせ

関係者各位


『遥かなる未来のために（青龍）』発売のお知らせ


　　日本がまだ大和と呼ばれていた時代、
　　そこには、海外の国と向き合い、新しい文化を取り入れながら、
　　国造りに真剣に取り組んだ人々がいた。
　　この本は、聖徳太子をはじめ、理想と現実の狭間で懸命に生きた人達の
　　物語の序章である。

　聖徳太子の名で知られる上宮皇子（うえのみやのみこ）が少年の頃、世の中はどのようであったかを描く、朝皇龍古の小説『遥かなる未来のために（青龍）』が10月17日にブイツーソリューションより発行、星雲社より発売される。
　日本の草創期である飛鳥時代、聖徳太子たち多くの人々によって国造りが進められた。
　本作では、蘇我氏と物部氏の権力闘争や、一族の生き残りが懸かり去就に悩む氏族、東アジア諸国との複雑な外交問題、宗教論争に揺れる当時の朝廷の模様を、史実を元に描き出し、自らの意志とは関係なくそれらに巻き込まれていった人々を描く。そして厳しい時代背景の下で、家族や友人と触れ合い成長していく上宮皇子と周囲の人々を描いている。

　著書の朝皇龍古（あさみ　りゅうこ）は、１９５２年生まれの古代歴史研究家。「歴史がいろいろと解釈できるものなのだ」という学生の頃からの想いを元に、古代日本史を、東アジア諸国の文献や日本書紀その他の日本の文献を元に読み解くことを専門としている。その中で、「日本書紀は本当に正史なのだろうか」という疑問から本書を書くに至った。今作品では、これまでの研究成果をいかんなく発揮し、研究者としての集大成、そして自身の生涯の一区切りとして、経験の全てをまとめることで、小説家デビューを華々しく飾っている。
　特に、当時の風土が生々しく感じられる記載の数々には、研究者ならではのこだわりが多岐に亘って見られ、そこに生きる多彩な登場人物達の姿と、同時に描かれる繊細な心理描写は、処女作とは思えない筆者の巧みさが感じられる。

　上記書籍、是非ともお取り上げいただけますようお願い申し上げます。

　同書に関するお問い合わせはブイツーソリューションまでお願いいたします。

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2012年10月17日初版第一刷発行　　
定価1890円（税込）　
ISBN978-4-434-16955-7

発行所　ブイツーソリューション
　〒466-0848 名古屋市昭和区長戸町4-40
　Tel 052-799-7391　Fax 052-799-7984
発売元　星雲社
　〒112-0012 東京都文京区大塚3-21-10
　Tel 03-3947-1021　Fax 03-3947-1617
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