読み書き障害を軽減、得意を伸ばす「英語(4線)ノート」を販売開始 「教材の地産地消」による地域経済の活性化を目指す
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所(茨城県つくば市 代表 小野村哲)は、読み書き障害を軽減し、得意を伸ばす工夫を盛り込んだ「RISE 英語ノート」の販売を開始いたしました。利益は、東日本大震災被災児童生徒の支援に活用。「教材の地産地消」による地域経済の活性化を目指しています。
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所(茨城県つくば市 代表 小野村哲)は、読み書き障害を軽減し、得意を伸ばす工夫を盛り込んだ「RISE 英語ノート」の販売を開始いたしました。
利益は、東日本大震災被災児童生徒の支援に活用。「教材の地産地消」による地域経済の活性化を目指しています。
■ 背景と経緯
○「読み書き障害(困難)」という観点から
当法人では、おもに不登校児童生徒を対象とした「ライズ学園」の運営に当たるとともに、学習につまずきがちな子ども達の支援に取り組んでおります。文字の読み書きに特異的な困難を示す「発達性読み書き障害(困難)」の顕在化率は、ひらがなでは1~2%程度とされるのに対して、英語では10%からそれ以上に達するとされます。しかし「英語に関する読み書き困難」についてはほとんど認知されておらず、適切な支援もなされないまま見過ごされているケースがほとんどです。
当法人の教室からは、困難を克服して難関大学への進学を果たす生徒も出ております。環境や指導方法が、顕在化率に大きく影響することも確かであり、入門期にあっては特に、英語罫線ノートが果たす役割は小さくありません。
○「被災地支援・地域経済の活性化」という観点から
震災に際しては、ライズ学園の生徒からの発案により被災した子ども達の支援に取り組み、これまでに約40,000点の学用品等をお届けしてまいりました。そんな中、現地の先生から「大学ノートはあっても、英語ノートがない」とのお話を伺ったことから、当教室での実践と研究の成果を盛り込んだノート自製し、2011年6月には約10,000部のオリジナルノートをお届けしました。
「新年度は購入しても利用したい」との声をお寄せいただくなど、大変好評をいただいたことから今年3月、新たに10,000部を無償提供としたところ、岩手・宮城・福島・茨城の4県から予定数の倍にも及ぶ要望をいただきました。しかしその一方で、物資提供による支援はせっかく営業を再開した地元商店の営業妨害にもなるとの声も寄せられておりました。
○ 以上から
私達が憂慮するのは、学習環境の不備によって、本来なら苦手とせずにすむはずの子ども達までが学習で大きくつまずいてしまうことです。これを機に、「発達性読み書き障害(困難)」への理解を広め、この後、不登校などが増えることを防ぎたいとも考えます。
しかし、経済復興の妨げともなることは本意ではありません。寄付金や助成金を頼りにするばかりでは、継続的な支援もかないません。そこで10,000部を無償提供する以外に20,000部を販売、その収益を被災地における主体的な復旧、復興活動への支援に充てることといたしました。同時に、「教材の地産地消」により、地域経済の活性化に貢献したいと考えます。
■ 事業概要
○ ノートの製作・販売方法
30,000部の印刷製本はすべてを福島県内で行いました。まずはインターネットを通じて販売いたしますが、学校や塾等での一括購入も歓迎いたします。ノートは1冊200円。一括購入に際しては、特別定価も設定しております。
○ 販売協力店等の募集
販売に協力いただける文具店等があれば卸値での納品もいたします。震災支援を契機に製作されたノートではありますが、下記のような特長を備え、学習につまずきがちな子ども達はもとより、そうでない子ども達の学力向上にも貢献できる他に類を見ない商品となっております。
○ 協力校・協力店名の公開
本事業の趣旨の1つは、東日本大震災で被災した子ども達の学びを、全国の皆さんの協力によって支えることにあります。許可いただいた場合は、採用いただいた学校、塾名を当法人Webページ上で公表させていただきます。
同様に、趣旨に賛同いただいた文具店様については、店名、所在地等を公表し、販売促進のお役に立ちたいと考えております。
○ 収益の活用方法
印刷経費など必要最低限の経費を除いた収益は、各地の民間中間支援組織を通じて、被災地域で活動をする市民団体(グループ)に還元いたします。具体的には、仮設住宅等で読み聞かせや子ども達の学習支援を行う団体、スポーツ少年団等を考えております。
○ 今後の展開
地域経済の活性化は各地に共通する課題です。当面は震災被災地域の支援を優先いたしますが、将来的には、各地域ごとに教材を製作していただき、「教材の地産地消」による地域経済の活性化に寄与したいと考えます。
■ノートの特徴
「RISE英語(4線)ノート」には、30年近くに及ぶ実践と研究の成果が盛り込まれています。
1.目のちらつきを抑え、a / b / p 等の文字を正しい位置に書けるよう、4線内をブルーグレーで着色
2.単語と単語の間隔を空ける際の目安となるように、各行ごとにドットを施した
3.表紙裏に「フォニックス*」のルールを、各ページ下部には基本となる単語を一覧にした
4.その他、b / d の混同など、生徒が犯しやすいミスを防ぐポイントを記した
* フォニックス:音とつづりの規則性、またそれに気づきをもたらすための指導方法。eatをea +t、eaは「イー」と認識した生徒は、meat / team / steam / stream などの語は、練習なしでも読み書きできるようになる。
【NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所とは】
不登校児童生徒のための「ライズ学園」の運営をにあたるとともに、教育に関するセミナー・ワークショップの開催等を行っている。独自に開発した教材は、専門誌等でも高い評価を得ており、「もじのかたちをとらえるための ひらがなれんしゅうちょう」は文部科学省より教科用図書にも指定されている。
【本件の連絡先】
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所
担当者 松井 由佳
Tel 029-856-8143 FAX 029-896-4035
e-mail : rise@cure.ocn.ne.jp URL : http://rise.gr.jp/
〒305-0051 茨城県つくば市二の宮4-3-2 二の宮コーポC101
利益は、東日本大震災被災児童生徒の支援に活用。「教材の地産地消」による地域経済の活性化を目指しています。
■ 背景と経緯
○「読み書き障害(困難)」という観点から
当法人では、おもに不登校児童生徒を対象とした「ライズ学園」の運営に当たるとともに、学習につまずきがちな子ども達の支援に取り組んでおります。文字の読み書きに特異的な困難を示す「発達性読み書き障害(困難)」の顕在化率は、ひらがなでは1~2%程度とされるのに対して、英語では10%からそれ以上に達するとされます。しかし「英語に関する読み書き困難」についてはほとんど認知されておらず、適切な支援もなされないまま見過ごされているケースがほとんどです。
当法人の教室からは、困難を克服して難関大学への進学を果たす生徒も出ております。環境や指導方法が、顕在化率に大きく影響することも確かであり、入門期にあっては特に、英語罫線ノートが果たす役割は小さくありません。
○「被災地支援・地域経済の活性化」という観点から
震災に際しては、ライズ学園の生徒からの発案により被災した子ども達の支援に取り組み、これまでに約40,000点の学用品等をお届けしてまいりました。そんな中、現地の先生から「大学ノートはあっても、英語ノートがない」とのお話を伺ったことから、当教室での実践と研究の成果を盛り込んだノート自製し、2011年6月には約10,000部のオリジナルノートをお届けしました。
「新年度は購入しても利用したい」との声をお寄せいただくなど、大変好評をいただいたことから今年3月、新たに10,000部を無償提供としたところ、岩手・宮城・福島・茨城の4県から予定数の倍にも及ぶ要望をいただきました。しかしその一方で、物資提供による支援はせっかく営業を再開した地元商店の営業妨害にもなるとの声も寄せられておりました。
○ 以上から
私達が憂慮するのは、学習環境の不備によって、本来なら苦手とせずにすむはずの子ども達までが学習で大きくつまずいてしまうことです。これを機に、「発達性読み書き障害(困難)」への理解を広め、この後、不登校などが増えることを防ぎたいとも考えます。
しかし、経済復興の妨げともなることは本意ではありません。寄付金や助成金を頼りにするばかりでは、継続的な支援もかないません。そこで10,000部を無償提供する以外に20,000部を販売、その収益を被災地における主体的な復旧、復興活動への支援に充てることといたしました。同時に、「教材の地産地消」により、地域経済の活性化に貢献したいと考えます。
■ 事業概要
○ ノートの製作・販売方法
30,000部の印刷製本はすべてを福島県内で行いました。まずはインターネットを通じて販売いたしますが、学校や塾等での一括購入も歓迎いたします。ノートは1冊200円。一括購入に際しては、特別定価も設定しております。
○ 販売協力店等の募集
販売に協力いただける文具店等があれば卸値での納品もいたします。震災支援を契機に製作されたノートではありますが、下記のような特長を備え、学習につまずきがちな子ども達はもとより、そうでない子ども達の学力向上にも貢献できる他に類を見ない商品となっております。
○ 協力校・協力店名の公開
本事業の趣旨の1つは、東日本大震災で被災した子ども達の学びを、全国の皆さんの協力によって支えることにあります。許可いただいた場合は、採用いただいた学校、塾名を当法人Webページ上で公表させていただきます。
同様に、趣旨に賛同いただいた文具店様については、店名、所在地等を公表し、販売促進のお役に立ちたいと考えております。
○ 収益の活用方法
印刷経費など必要最低限の経費を除いた収益は、各地の民間中間支援組織を通じて、被災地域で活動をする市民団体(グループ)に還元いたします。具体的には、仮設住宅等で読み聞かせや子ども達の学習支援を行う団体、スポーツ少年団等を考えております。
○ 今後の展開
地域経済の活性化は各地に共通する課題です。当面は震災被災地域の支援を優先いたしますが、将来的には、各地域ごとに教材を製作していただき、「教材の地産地消」による地域経済の活性化に寄与したいと考えます。
■ノートの特徴
「RISE英語(4線)ノート」には、30年近くに及ぶ実践と研究の成果が盛り込まれています。
1.目のちらつきを抑え、a / b / p 等の文字を正しい位置に書けるよう、4線内をブルーグレーで着色
2.単語と単語の間隔を空ける際の目安となるように、各行ごとにドットを施した
3.表紙裏に「フォニックス*」のルールを、各ページ下部には基本となる単語を一覧にした
4.その他、b / d の混同など、生徒が犯しやすいミスを防ぐポイントを記した
* フォニックス:音とつづりの規則性、またそれに気づきをもたらすための指導方法。eatをea +t、eaは「イー」と認識した生徒は、meat / team / steam / stream などの語は、練習なしでも読み書きできるようになる。
【NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所とは】
不登校児童生徒のための「ライズ学園」の運営をにあたるとともに、教育に関するセミナー・ワークショップの開催等を行っている。独自に開発した教材は、専門誌等でも高い評価を得ており、「もじのかたちをとらえるための ひらがなれんしゅうちょう」は文部科学省より教科用図書にも指定されている。
【本件の連絡先】
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所
担当者 松井 由佳
Tel 029-856-8143 FAX 029-896-4035
e-mail : rise@cure.ocn.ne.jp URL : http://rise.gr.jp/
〒305-0051 茨城県つくば市二の宮4-3-2 二の宮コーポC101
企業情報
| 企業名 | NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所 |
|---|---|
| 代表者名 | 小野村哲 |
| 業種 | 教育 |
コラム
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所の
関連プレスリリース
-
「はじめてのえいたんごカレンダー」で 英語のにがてをなくしたい!茨城県つくば市の認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所がクラウドファンディングに挑戦
2022年10月7日 20時
-
『あいうえお・ABC なぜ、どこが むずかしい? どうしたら 読み書きできる?』NPO団体や個人で運営する無償塾等 に 小冊子とCD-ROMの無償配布予約開始
2020年3月10日 16時
-
「ここだけは押さえておきたい 英語の苦手を防ぐ 最初の一歩」 無料塾等のスタッフを対象にした研修講座 3月15日に開催
2020年2月17日 6時
-
開始1週間で 支援目標額の50%を達成 「英語学習のつまずき」を防ぐノートをリニューアルのクラウドファンディング
2019年12月19日 7時
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所の
関連プレスリリースをもっと見る









