112カ国から4,400本以上のショートフィルムが集結。3.11以降の作品傾向は・・・日本は“コメディ”へ、欧米・アジアは“政治”と“ルーツ” 〜今年も6月開催決定!米国アカデミー賞公認国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」〜

米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル (SSFF)」は、今年で14年目を迎え、6月15日(金)〜19日(火) までラフォーレ原宿、6月22日(金)〜24日(日)まで表参道ヒルズ スペース オー、 ほかにて開催いたします。

報道関係者 各位
プレスリリース

2012年3月23日
ショートショート実行委員会/ショートショート アジア実行委員会

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   〜今年も6月開催決定!米国アカデミー賞公認国際短編映画祭
     ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012〜

      112カ国から4,400本以上のショートフィルムが集結。
3.11以降の作品傾向は・・・日本は“コメディ”へ、欧米・アジアは“政治”と“ルーツ”  

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米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート
フィルムフェスティバル (SSFF)」は、今年で14年目を迎え、6月15日(金)〜19日(火)
までラフォーレ原宿、6月22日(金)〜24日(日)まで表参道ヒルズ スペース オー、
ほかにて開催いたします。

また、2004年にスタートした「ショートショート フィルムフェスティバル アジア
(SSFF ASIA) 」も9年目を迎え、今年も「ショートショート フィルムフェスティバル
& アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)として同時開催することが決定いたしました。


【オフィシャルコンペティションから米国アカデミー賞ノミネート候補へ】

SSFF & ASIA 2012は、世界中から応募されたショートフィルムの中から、メッセージ性、
そしてエンターテイメント性の優れた作品を約100本選りすぐり上映いたします。そして
オフィシャルコンペティションとなる、インターナショナル部門、アジア インターナショナル
部門、ジャパン部門の各部門優秀賞の中から選出されるグランプリ作品は、第85回(2013年)の
米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となります。

<ショートフィルムの応募傾向から分析する世界の世相とテーマ>

ショートフィルム(短編映画)は長編映画と違い、比較的短期間で制作でき作家性を
強く表現できることから、各国の世相や特性、社会、文化的背景を色濃く反映した作品が
多いのが特徴です。2012年度は世界112の国と地域から4400本(他部門も含む)以上の
応募があり、下記に挙げられるような傾向が見られます。

◆インターナショナル部門  “政治” “ソーシャルメディア”

“アラブの春”を背景・テーマにした作品が当自国以外でも多く、欧米諸国での注目が
伺えます。また、Facebookやtwitter等のSNSを介した、人と人の繋がりを題材にした
作品が目立つのも、今年の大きな特徴と言えます。また東日本大震災、をうけ、日本の
被災者に向けてのメッセージを様々な演出方法で表現している作品も多数見受けられ
ました。最も応募数が多かったのは、アメリカ、そしてフランス、スペイン、ドイツ、
イギリス、ブラジル、カナダ、オーストラリアと続きます。今年初めて応募された国(地域)
としてはアルバニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ブルキナバソが挙げられます。

◆アジア インターナショナル部門   “ルーツ” “高齢化”

アジア地域は欧米・日本国内より家族愛や移民生活を描いた“ルーツ”をテーマにした
作品が例年多い傾向にある中、今年は同じ家族愛でも、引退後の老人を描いた作品や、
アルツハイマー、孤独死など“高齢化”を背景にした作品も目立ちました。アジア応募数
は韓国が最も多く、次に台湾、イラン、インド、ベトナム、シンガポールが続きます。

◆ジャパン部門   “東日本大震災”  “コメディ”

東日本北大震災の影響から、震災以後の生活の変化をテーマにした作品や、復興に
向けてのメッセージがこめられた作品が目立ち、また例年より“コメディ”の要素を
取り入れた作品が増えました。また15分以下の短い作品が増え、“短い”という
ショートフィルムの特性を上手く活かした作風が目をひきました。

今後、 SSFF & ASIA 2012の上映作品 来場ゲスト等の情報は随時配信をいたします。


【ショートショート フィルムフェスティバル & アジアとは】

◆米国俳優協会(SAG)の会員でもある、俳優 別所哲也が創設者としてスタート

新しい映像ジャンルとして「ショートフィルム」を日本に紹介するため、別所哲也が
創設者として1999年に東京・原宿で誕生した映画祭。2004年からは、日本作品を含む
アジア諸国の作品を紹介する「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」を
設立し、現在は「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(以下SSFF & ASIA)
として、アジア最大級の国際短編映画祭へと成長しました。海外映画祭との幅広い
ネットワークをいかし、日本作品を海外へ向けて発信する活動も、積極的に行っています。

◆日本で唯一 米国アカデミー賞公認国際短編映画祭

2004年6月には米国アカデミー賞公認映画祭に認定されるという栄誉を受けました。
これにより、私共の映画祭でグランプリを獲得した映像作家の作品が、次年度のアカデミー賞
短編部門のノミネート選考に入ることになり、日本からオスカー像を手にする若手が出現する
可能性への、架け橋ができたのです。

◆映画『スターウォーズシリーズ』 ジョージ・ルーカス監督の応援を14年間受けている映画祭

映画『スターウォーズ』のジョージ・ルーカス監督には、1999年の映画祭設立当初より
本映画祭を応援して頂いております。他にも、マーティン・スコセッシ監督や、香港の
ジョニー・トー監督、『ロスト・イン・トランスレーション』のソフィア・コッポラ監督、
幻想的な世界感がハリウッドをも魅了するウォン・カーウァイ監督、『ラン・ローラ・ラン』
などのヒット作を産出すドイツのトム・ティクヴァ監督、ジョージ・クルーニー主演
『マイレージ・マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督など、毎年数多くの著名人から
温かい応援メッセージを頂き、映画祭もより一層の盛り上がりを見せています。


【会場・日程】

会場:ラフォーレミュージアム原宿 (東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F)
日程:2012年6月15日(金)〜19日(火) 

会場:表参道ヒルズ スペース オー (東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ本館地下3F)
日程:2012年6月22日(金)〜24日(日)

会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(オールナイト上映) (東京都港区六本木6-10-2 けやき坂コンプレックス)
日程:2012年6月15日(金)・16日(土) 

会場:ブリリア ショートショート シアター(横浜開催) (横浜市西区みなとみらい5-3-1フィルミー2F)
日程:2012年6月16日(土)〜30日(土) 

※映画祭オフィシャルHPは5月9日(水)オープン予定 ( http://www.shortshorts.org/2012/

※チケットは5月11日(金)より発売開始予定


■本映画祭の表記について

・SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2012

・ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012

・Short Shorts Film Festival & Asia 2012

・略称: SSFF & ASIA 2012



【本件に関するお問い合わせ先】

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア事務局

<メディアからのお問い合わせ> 
担当:高橋 川村
TEL:03-5474-8201/FAX:03-5474-8202
press@shortshorts.org

<一般からのお問い合わせ>
TEL:03-5474-8844/FAX:03-5474-8202
look@shortshorts.org

企業情報

企業名 ショートショート実行委員会
代表者名 別所哲也
業種 エンタテインメント・音楽関連

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