2010年桜開花予想(第1回)〜九州から北海道まで、平年より早めに開花〜
一般財団法人日本気象協会は、日本全国50地点の桜(ソメイヨシノ)の開花予想(第1回)を発表します。また、最新の開花予想を天気総合ポータルサイト「tenki.jp(http://tenki.jp)」と携帯公式サイト「気象協会晴曇雨」(一部無料)で公開します。
一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:松尾 道彦)は、日本全国50地点の桜(ソメイヨシノ)の開花予想(第1回)を発表します。また、最新の開花予想を天気総合ポータルサイト「tenki.jp(http://tenki.jp)」と携帯公式サイト「気象協会晴曇雨」(一部無料)で公開します。
1.2010年桜の開花予想
(1)概況
2010年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、全国的に平年並みか平年より早く、九州北部は平年よりかなり早い見込みです。
(2)本文
2009年秋からこの冬にかけての気温は平年並みか高めに推移していますが、寒暖の変動が大きく、西日本と東日本では12月中旬から1月中旬にかけて平年を下回る日が多くなりました。また、これから春にかけての気温は西日本と東日本は平年並みか平年より高く、北日本では2月は平年より低いですが3月以降は平年並みか平年より高い見込みです。これらのことから、2010年は、桜の花芽の休眠打破とその後の成長が比較的順調におこなわれると予想します。
このため、2010年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、全国的に平年並みか平年より早く、九州北部では平年よりかなり早い見込みです。桜前線は九州および四国から北上を開始すると予想します。
2.今後の発表予定
第 2回 2月17日(水) 第 7回 3月31日(水)
第 3回 3月 3日(水) 第 8回 4月 7日(水)
第 4回 3月10日(水) 第 9回 4月14日(水)
第 5回 3月17日(水) 第10回 4月21日(水)
第 6回 3月24日(水) 第11回 4月28日(水)
※いずれも水曜日の14時頃に発表する予定です。
※2月は開花傾向予想、3月以降は開花・満開予想を発表します。
※全国を対象とした予想を発表しますが、開花・満開状況により、対象地域を変更する場合があります。
3.日本気象協会の桜開花予想について
(1)桜の開花時期
桜の開花時期は前年の秋から春にかけての気温が影響すると考えられています。桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入りますが、秋から冬にかけて一定期間、低温にさらされると休眠から覚めます(休眠打破)。花芽は休眠から覚めた後、気温の上昇とともに生長し開花しますが、気温が高いほど、花芽の生長が早く進み開花が早まると考えられています。
(2)開花と満開
気象庁の観測では、桜の開花日とは、標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態となった最初の日をいいます。満開日とは、標本木で、80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。
桜の花が開花してから満開になるまでは、数日から1週間程度かかります。
(3)日本気象協会予想の特徴
日本気象協会の桜開花予想は、標本木や協力機関からの正確な観測データを重視した、気象学的見地に基づいた予想となっています。
2月の開花傾向予想では、50地点、3月の開花・満開予想では、約80地点を対象とします。
桜の開花日を含む生物季節の観測は、長期的な気候変動を測る指標として、重要なものです。桜開花予想を発表することにより、地球環境や気候変動への関心を高めることに繋げたいと考えています。
(4)日本気象協会の桜開花予想の手法
日本気象協会では独自手法を用いて開花予想をおこなっています。独自手法とは、花芽の生育過程に大きな影響を与える、秋以降の気温経過に重点を置いた独自の予測式を用いるものです。今年度は、予測式の改良をおこない、開花直前の気温推移をより反映させて精度の向上をおこないました。
4.問合せ先
一般財団法人日本気象協会 お客様サービス課
TEL:03-5958-8147、FAX:03-5958-8144 http://www.jwa.or.jpの問い合わせ先
1.2010年桜の開花予想
(1)概況
2010年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、全国的に平年並みか平年より早く、九州北部は平年よりかなり早い見込みです。
(2)本文
2009年秋からこの冬にかけての気温は平年並みか高めに推移していますが、寒暖の変動が大きく、西日本と東日本では12月中旬から1月中旬にかけて平年を下回る日が多くなりました。また、これから春にかけての気温は西日本と東日本は平年並みか平年より高く、北日本では2月は平年より低いですが3月以降は平年並みか平年より高い見込みです。これらのことから、2010年は、桜の花芽の休眠打破とその後の成長が比較的順調におこなわれると予想します。
このため、2010年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、全国的に平年並みか平年より早く、九州北部では平年よりかなり早い見込みです。桜前線は九州および四国から北上を開始すると予想します。
2.今後の発表予定
第 2回 2月17日(水) 第 7回 3月31日(水)
第 3回 3月 3日(水) 第 8回 4月 7日(水)
第 4回 3月10日(水) 第 9回 4月14日(水)
第 5回 3月17日(水) 第10回 4月21日(水)
第 6回 3月24日(水) 第11回 4月28日(水)
※いずれも水曜日の14時頃に発表する予定です。
※2月は開花傾向予想、3月以降は開花・満開予想を発表します。
※全国を対象とした予想を発表しますが、開花・満開状況により、対象地域を変更する場合があります。
3.日本気象協会の桜開花予想について
(1)桜の開花時期
桜の開花時期は前年の秋から春にかけての気温が影響すると考えられています。桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入りますが、秋から冬にかけて一定期間、低温にさらされると休眠から覚めます(休眠打破)。花芽は休眠から覚めた後、気温の上昇とともに生長し開花しますが、気温が高いほど、花芽の生長が早く進み開花が早まると考えられています。
(2)開花と満開
気象庁の観測では、桜の開花日とは、標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態となった最初の日をいいます。満開日とは、標本木で、80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。
桜の花が開花してから満開になるまでは、数日から1週間程度かかります。
(3)日本気象協会予想の特徴
日本気象協会の桜開花予想は、標本木や協力機関からの正確な観測データを重視した、気象学的見地に基づいた予想となっています。
2月の開花傾向予想では、50地点、3月の開花・満開予想では、約80地点を対象とします。
桜の開花日を含む生物季節の観測は、長期的な気候変動を測る指標として、重要なものです。桜開花予想を発表することにより、地球環境や気候変動への関心を高めることに繋げたいと考えています。
(4)日本気象協会の桜開花予想の手法
日本気象協会では独自手法を用いて開花予想をおこなっています。独自手法とは、花芽の生育過程に大きな影響を与える、秋以降の気温経過に重点を置いた独自の予測式を用いるものです。今年度は、予測式の改良をおこない、開花直前の気温推移をより反映させて精度の向上をおこないました。
4.問合せ先
一般財団法人日本気象協会 お客様サービス課
TEL:03-5958-8147、FAX:03-5958-8144 http://www.jwa.or.jpの問い合わせ先
企業情報
| 企業名 | 一般財団法人日本気象協会 |
|---|---|
| 代表者名 | 繩野克彦 |
| 業種 | その他サービス |
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