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仕事市場データ基盤「MarketKernel」をリニューアル 個人・フリーランス向け無料比較を開始

クラウドソーシング・Fiverrなど32の仕事市場を日本・米国・欧州で横断比較。需要、売り手の多さ、相場、90日変化、データの確かさを登録不要で公開

 

MarketKernel(所在地:東京都港区)は、ココナラ、Fiverrなどのサービスマーケットプレイスを横断して、仕事ごとの需要、供給、公開提示価格、その時系列変化を観測するデータ基盤「MarketKernel(マーケットカーネル)」をリニューアルし、個人・フリーランス向けの無料利用ページを公開しました。

 

https://marketkernel.jp

 

今回のリニューアルでは、これまで法人、メディア、コンサルティング会社、スクール、制作会社などの事業者向けデータ提供を中心としていたMarketKernelに、個人やフリーランスが登録不要・無料で利用できる公開レイヤーを追加しました。

 

個人向けページでは、AIエージェント開発、AI自動化、コードレビュー、ロゴデザイン、翻訳、動画制作など32の仕事市場について、日本・米国・欧州の違いを比較できます。

 

利用者は「依頼したい人が増えているか」「同じ仕事を提供する人がどれだけいるか」「公開されている価格帯はいくらか」といった情報を、同じ画面上で確認できます。

 

なお、MarketKernelは2026年8月25日に日次観測を開始したばかりであり、現在の比較画面に表示している数値は、提供形式を確認するための表示例です。実際の観測データについては、観測開始から30日後に暫定値、60日後に需要側・供給側の変化の分解、90日後に初版インデックスを順次公開します。

副業やフリーランスの仕事選びに、「おすすめ」ではなく観測データを

副業やフリーランスとして新しい仕事を始める際、多くの人が最初に行うのは、検索エンジンやSNSで「需要のある仕事」「これから伸びる仕事」「おすすめの副業」といった情報を調べることです。

 

しかし、インターネット上で語られる「需要」には、異なる種類の数字が混在しています。

 

出品数が増えているのか、実際の依頼が増えているのか。検索される回数が増えているのか、成約単価が上がっているのか。あるいは、買い手よりも売り手のほうが速いペースで増えているのか。これらは本来、それぞれ別の指標として確認する必要があります。

 

例えば、ココナラは2026年6月時点のAI関連サービス出品数が前年同月の284%になったと公表しています。これはAI関連サービスを提供する「売り手側」が増えたことを示す数字ですが、依頼件数が同じ割合で増えたことを直接示すものではありません。

 

一方、Upworkは、AIを明示的に含むスキルの需要が前年比109%増加したと公表しています。同社の集計は米国発の完了案件とフリーランサー報酬を基礎としており、AI統合は178%増、AI動画生成・編集は329%増となっています。

 

どちらも重要なデータですが、対象地域、プラットフォーム、市場構造、集計方法、需要と供給の区分が異なるため、そのまま同じ表に入れて比較することはできません。

 

MarketKernelは、こうした各社の数字を単純に足し合わせるのではなく、「何を測った数字なのか」「対象となる母集団は何か」「需要側と供給側のどちらを示すのか」を分離し、共通の市場定義に沿って継続観測します。

 

2026年8月に当社が実施した競合・実現可能性調査でも、既存の分析サービスはUpworkやFiverrなど、単一プラットフォーム向けの通知・検索・分析ツールが中心でした。当社が確認した範囲では、日本語圏を含む複数のサービスマーケットプレイスを横断し、同じ基準で需要・供給・価格の時系列を比較する公開サービスは確認できませんでした。

個人・フリーランス向けに無料提供する4つの機能

1.32の仕事市場を、日本・米国・欧州で比較

個人向けの仕事市場比較ページでは、32の仕事カテゴリについて、日本・米国・欧州の市場を切り替えて確認できます。

一覧は「おすすめ順」ではなく、仕事名順を基本とし、利用者自身の操作によって、買い手側の動き、売り手の多さ、需給差、相場、直近90日の変化などで並べ替えられます。

広告出稿額や紹介料によって表示順位が変わることはありません。また、特定の仕事を有望と評価する総合スコアも設けません。

2.需要・競争・相場を、最初の3つの数字で確認

MarketKernelでは、仕事市場を初めて見る人にも理解しやすいよう、最初に次の3つの数字を提示します。

買い手の動きは、その仕事を依頼・購入しようとする側の変化を示します。販売実績やレビューの増加、公開案件、求人、検索など、取得可能な複数の需要シグナルから算出します。

売り手の多さは、同じ仕事を提供している出品者やサービス、提案者がどの程度存在するかを示します。

相場は、公開されている提示価格の中央値と価格帯を示します。最安値や一部の高額案件だけでなく、価格分布の中心と幅を確認できるようにします。

個人向けページでは専門用語をできるだけ避け、「依頼したい人が増えているか」「同じことをする人がどれだけいるか」「1件あたりいくらで動いているか」という言葉で表示します。

3.7つの指標と「データの確かさ」を表示

詳細画面では、次の7つの指標を確認できます。

 

買い手の動きに相当する「需要」

売り手の多さに相当する「供給」

需要から供給を引いた「需給差」

直近90日間の需給差の変化

公開提示価格の中央値と価格帯

観測できた案件・出品・シグナルの件数

情報源の独立性、鮮度、連続観測日数などから算出する「データ信頼度」

 

MarketKernelでは、データ信頼度の低い市場を一覧から削除しません。同じ需給差であっても、複数の独立した情報源で確認できた市場と、一つの情報源しかない市場では意味が異なるためです。

信頼度の低い数値は斜線表示などで明示し、利用者が数字の強さを判断できるようにします。

4.月次観測レポートと市場分析を無料公開

日々の比較画面に加え、毎月1回、観測状況をまとめた「月次観測レポート」を無料で公開します。

 

月次観測レポートでは、確定したこと、まだ判定できないこと、観測できなかった情報源、指標や市場定義の変更履歴を区分して掲載します。過去のレポートは後から内容を書き換えず、誤りが判明した場合は訂正を追記する形で残します。

 

また、「市場分析」では、プラットフォーム各社の公式発表、MarketKernelによる観測、複数データからの解釈を明確に区別して掲載します。各主張には、出典、対象となる母集団、取得日を付記します。MarketKernel自身の指数とは混ぜず、異なる種類の数字が一つの結論に見えないようにします。

 

これらのページは、会員登録やメールアドレスの入力を必要とせず、個人・フリーランスを含むすべての利用者が無料で閲覧できます。

MarketKernelは「この仕事が稼げる」とは判定しない

MarketKernelは、個人向けの提供を開始しますが、「稼げる仕事ランキング」や「おすすめ副業ランキング」を提供するサービスではありません。

 

需要が供給を上回っている市場であっても、必要な技術、経験、営業力、納期、品質、契約条件、地域、顧客層によって、個人が得られる結果は異なります。

 

また、売り手が少ない理由が、単に参入者が少ないからではなく、高度な専門性や資格、大きな責任を求められるからである可能性もあります。

 

そのためMarketKernelでは、次の情報を提供しません。

 

特定カテゴリへの参入推奨

売上、利益、受注件数などの収益予測

「おすすめ」「有望」「将来性がある」といった総合評価

広告や紹介料によって変化する順位

個人の経歴や資金に合わせた仕事選びの代行

 

MarketKernelが提供するのは、あくまで判断に必要な観測事実です。

当社は観測事実と方法論の正確性に責任を持ち、最終的な意思決定とその結果については利用者自身が責任を持つ、という責任分界を明示しています。

なぜ個人向け機能を無料で開放するのか

MarketKernelは当初、法人、メディア、スクール、コンサルティング会社、制作会社などにデータを提供するBtoB型のデータ基盤として設計されました。

 

個人向けに「儲かるカテゴリ」や成功ノウハウを販売するのではなく、データを解釈し、顧客への提案や教材、記事、事業判断に利用する事業者を主な顧客とする構想です。

今回のリニューアルでも、この基本方針は変更しません。

 

個人には、市場を理解するための観測結果、比較画面、月次レポート、市場分析を無料で公開します。一方、そのデータを記事、動画、教材、顧客向けの提案資料などに掲載する権利や、CSV、REST API、MCPを通じて継続的に受け取る権利については、事業者向けライセンスとして提供します。

 

つまり、個人向け提供は、情報商材型の有料サービスを追加するものではありません。

 

見るためのデータは広く開き、仕事で再利用する権利と継続的なデータ提供に対して料金を設定する。

 

これが、今回のリニューアル後も維持するMarketKernelの事業構造です。

90件を超える情報源候補と確認状態を公開

MarketKernelでは、サービスマーケットプレイスだけを観測するのではなく、求人、公的統計、企業の公式レポート、検索関心度、専門マーケット、公共調達、技術コミュニティなど、種類の異なる情報源を組み合わせます。

 

2026年8月30日時点で、実稼働、接続試験中、準備中、将来候補、対象外を含む90件超の情報源を台帳化し、それぞれの取得手段、更新頻度、役割、利用規約、robots.txt、Bot対策の確認状態を公開しています。

 

観測対象は「技術的に取得できるか」ではなく、「アクセス制御を回避せず、継続的に取得できるか」を基準に選定します。

 

非ログインで閲覧できる公開ページを中心とし、CAPTCHAの突破、アクセス制御の回避、過剰なリクエストは行いません。

 

自社取得が不適切な情報源については、有償データプロバイダや公式API、公表レポートを利用するか、観測対象から除外します。

 

また、出品者名、プロフィール、個別の取引内容など、個人を特定する情報は収集しません。

数字の作り方だけでなく、「外れた結果」も公開

MarketKernelでは、算出した数値を見せるだけでなく、数値がどこから来たのかを確認できるよう、方法論を公開しています。

 

異なるプラットフォームのカテゴリを共通の市場定義に対応させる「Market Ontology」、単位の異なる観測値を比較可能にする正規化方法、データ信頼度の因子と重み、価格や絶対量の較正方法などを、公開仕様として確認できます。

 

指標の妥当性については、「Signal Validation Log」を用いて、結果が判明する前に検証条件を登録します。対象となる市場集合や指標バージョンを事前に固定し、予測どおりだった場合だけでなく、外れた場合も結果を公開します。

 

さらに、日次の取得記録をハッシュ化し、前日の記録と連結することで、過去のデータが後から書き換えられていないことを第三者が確認できる設計を採用しています。数字から観測シグナル、正規化処理、生データのハッシュまで遡れる監査経路も公開します。

実データは30日・60日・90日の3段階で公開

MarketKernelは、2026年8月25日に日次観測を開始しました。

短期間の変化だけを見て「需要が増えた」「市場が伸びている」と断定することを避けるため、観測期間に応じて公開範囲を段階的に広げます。

観測30日後には、需要と供給の暫定値をデータ信頼度とともに公開します。

観測60日後には、需給差の変化が、買い手側の増減によるものなのか、売り手側の増減によるものなのかを分解します。

観測90日後には、需給差が同じ方向に続いた日数、価格の中央値と四分位、地域比較を含む初版インデックスを公開します。

現在公開中のデモ画面と個人向け比較画面の数値は、実際に提供する画面とデータ形式を確認するための表示例です。実測値ではないものには、表示例・サンプルであることを明記します。

法人・事業者向けには「90日市場検証プラン」を提供

商品開発、価格改定、顧客提案、新規サービスの検討など、仕事市場のデータを事業で利用する法人・事業者向けには、「90日市場検証プラン」を提供しています。

利用企業が観測したい仕事市場を最大5カテゴリまで指定し、MarketKernelが契約日から日次観測を開始します。

観測30日後の暫定レポート、60日後の変化分解、90日後の初版インデックスに加え、取得の監査記録と月1回のレビューを提供します。

料金は月額49,800円、3か月契約、最大5カテゴリ、非独占、自動更新なしです。利用企業は、出典を明記したうえで、取得したデータを顧客向けの提案資料やレポートに利用できます。

実データの正式提供後は、社内閲覧、顧客成果物への利用、記事・教材への公開、CSV・REST APIによる取得、AIエージェントからのMCP利用など、利用権の範囲に応じたプランを展開します。

 

新しい仕事や副業を始める人に必要なのは、「これをやれば必ず成功する」という答えではなく、買い手が動いているのか、売り手がどれだけいるのか、価格がどこにあるのかを、自分で確かめられる材料だと考えています。

仕事市場について語られる情報は多い一方で、その数字が需要を示すのか、供給を示すのか、どの期間と地域を対象にしたのかが分からないケースも少なくありません。

MarketKernelは、利用者に代わって仕事を選ぶサービスではありません。判断の前提となる数字を継続的に観測し、その数字がどこから来たのかを公開するサービスです。

今回、個人やフリーランスの方にも比較画面と観測レポートを無料で開放しました。仕事を始める前、サービスの価格を変える前、海外市場を検討する前に、まず数字を確認する文化をつくっていきたいと考えています。

MarketKernelについて

サービス名
MarketKernel(マーケットカーネル)

 

内容
クラウドソーシング、Fiverrなどのサービスマーケットプレイスをカテゴリ単位で日次観測し、仕事ごとの需要、供給、価格、需給差、その時系列変化を提供するデータ基盤

 

個人・フリーランス向け
32の仕事市場を、日本・米国・欧州で比較できる公開ページ、月次観測レポート、市場分析を、登録不要・無料で提供

 

法人・事業者向け
90日市場検証、整形済みデータセット、CSV、顧客成果物への利用権、REST API、MCPによるデータ提供

 

観測開始日
2026年8月25日

 

料金
個人向け公開ページ・レポート:無料
90日市場検証プラン:月額49,800円、3か月、最大5カテゴリ
正式提供後の事業者向けライセンス:利用範囲・地域・履歴・権利に応じて設定

 

公式サイト
https://marketkernel.jp/



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添付画像・資料

企業情報

企業名 MarketKernel
代表者名 上村 十勝
業種 ネットサービス

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