言語教育専門家の羽織愛が大阪・関西万博に登壇しました

羽織代表は、現在の英語教育の問題点として、日本人の英語の読み書きの能力に関しては、一定の効果が得られているが、話せる子が育っていないという点を指摘。子どもたちが子どもらしく、日本語という母語の力を疎かにすることなく、バイリンガルとしての土台をしっかりと育む必要性について、言及しました。

-子どもたちが「遊びながらまなぶ」瞬間とは？
子どもが「遊びながらまなんでいる」とは、どのような状態なのでしょうか。羽織代表は子どもたちが夢中になって遊んでいるように英語に没頭している瞬間にこそ、言語習得の学びがあると語ります。楽しみながら、知らず知らずのうちに言語を吸収したり、発話をしている、その姿に英語教育の本質があるといいます。

-安心・安全な学びの場づくり
このような学びを実現するために欠かせないのが、安全で安心できる環境です。子どもたちが自由な気持ちで、英語に対して前向きになれる空間づくりが大切です。まずは、日常的な観察を通じて、子どもたち一人ひとりが安心して夢中になれる環境を整えることが、言語習得の鍵になります。

-英語は音から、読み書きはその後に
小さな子どもたちは、大人のように文字を通してではなく、音を通して言語を習得する力に長けています。そのため、早い段階で無理に読み書きを教えるよりも、まずは「聞く・話す」といった音を中心としたコミュニケーション能力を育てることが、自然で効果的な英語習得の順番です。実際に、読み書きはある程度年齢が高くなってからの方が理解度も高まり、定着もしやすい傾向があります。

-親御さんも一緒に楽しむ
英語学習を進める上で、子どもだけでなく親御さんの関わり方も大切なポイントです。親御さんが一生懸命になりすぎてしまうと、子どもにとって安心・安全な学びの環境が損なわれてしまうことがあります。ときにはうまくいかないことも前向きに受け止めながら、試行錯誤して言語習得の過程を一緒に楽しみながら、取り組みをしてみましょう。

＜パネリスト＞
早稲田大学 理工学術院 英語教育センター 教授　尾島 司郎 氏
城南進学研究社 児童英語事業部 部長　田部井 淳 氏
英語自在 代表取締役　羽織 愛 氏
NIJIN 代表取締役　星野 達郎 氏

＜トークセッションモデレーター＞
インターナショナルスクールタイムズ 編集長　村田 学 氏開催概要
イベント名：NIKKEI THE PITCH スペシャルセミナー＠大阪・関西万博
日時：2025年7月22日（火）11:00〜12:30（午前の部）
会場：EXPO 2025 大阪・関西万博 テーマウィークスタジオ
主催： 株式会社日本経済新聞社
協力： 株式会社城南進学研究社

◾️子ども英語教室「英語自在」

東京に3教室（赤坂・世田谷・目黒）を構える子ども英語教室。SUNNY BUNNYバイリンガル育成スクールと同じグループで、全国に合計15教室を展開しています。早期英語教育を専門とする言語教育研究家、羽織愛先生が学習プログラムを監修。 週2回でバイリンガルを輩出する子ども英語教室です。 「英語」を「自在」に使える子を育てるため、3つのコンセプトを柱に開校しました。

１. 週2回（1回60分）の通学ベースで英語を自由自在に話す子どもを育てる
２.『幼児教育』こそ最高のクオリティで提供する
３. 英語を話せる力をベースに国内トップの英語力をつける
 

基礎クラスは基礎単語やフレーズを子どもが夢中になるゲームなどで効果的に学び、上級クラスになったら社会や理科の知識を英語で学ぶCLILがスタートします。基礎クラスでの手法は単語制限をするダイレクトメソッド。講師の英語や生徒の発話を引き出す動作などを徹底的にトレーニングしてレッスンを展開します。

■会社概要
株式会社英語自在
 https://eigojizai.jp/

英語自在 目黒校
〒141-0031
東京都品川区西五反田４丁目１９−１８ 第５三海ビル２F
 

英語自在 世田谷校
〒156-0051
東京都世田谷区宮坂３丁目１２-４ DOM経堂101
 

英語自在 赤坂校

〒107-0052
東京都港区赤坂７丁目４−７ シェ・イレーヌビル １階

SUNNY BUNNY バイリンガル育成スクール
〒162-0812
東京都新宿区西五軒町4-10 伊藤ビル1F

■  インスタグラムで子ども英語教育のQ&Aや取り組みを発信中言語教育専門家  羽織愛
https://www.instagram.com/aihaori/