看護教育の全実習科目を網羅した「臨地実習VRパッケージ」発表！医療VRプラットフォーム「JOLLYGOOD+」にて100点以上のVRを提供開始

株式会社ジョリーグッド（東京都中央区、代表取締役CEO：上路 健介、以下ジョリーグッド）は、看護師養成機関の学生が臨地実習で必要な看護技術の全てをVRで体験学習できる「看護臨地実習VRパッケージ」（以下、本パッケージ）を医療VRプラットフォーム「JOLLYGOOD+（ジョリーグッドプラス）」上で本日2024年11月14日より提供を開始いたします。

■JOLLYGOOD+「看護臨地実習VRパッケージ」のお申し込みとご紹介はこちら

詳しくはこちらのJOLLYGOOD+専用サイトをご覧ください。

https://lp.jollygoodplus.com/nurse/

■JOLLYGDDO+「看護臨地実習VRパッケージ」とは

JOLLYGOOD+（https://jollygoodplus.com/）は、600本以上の医療現場のVRコンテンツを1対多の講義やセミナーで直感的に簡単に運用できるサービスです。すでに累計250以上の全国の教育機関、医療福祉施設で導入されています。

本パッケージは、看護教育におけるVRテクノロジーを活用されている福岡大学看護学科の大田博准教授の監修のもと、厚生労働省の「臨地実習において看護学生が行う基本的な看護技術の水準」に準拠する実習科目全てに対応した、看護教育向けVRコンテンツ100本とその実習授業をサポートする「進行ガイド」のパッケージです。令和８年度から新たに導入される新モデル・コア・カリキュラムへの対応も予定しています。主な提供対象は、看護教育を実施する教育機関や病院、クリニック向けです。

基本的な手順を学ぶ「タスクベース実習」に加え、実際にそれを行う場面や多様な患者さんの視点など体験する「シチュエーションベース実習」を VRでリアルに体験することができます。

■これまでの臨地実習の課題

これまでの臨地実習では、座学に加えてシミュレーターなどを活用した実習が一般的です。しかし、このカリキュラムの作成や実習の準備には、教員の手間と時間がかかります。ただでさえ教員不足が問題視されている今、これらの負担は看護の臨地実習の質や量を大きく低下させる要因となっていました。

本VRパッケージでは、実習前の準備を削減し、手軽に臨床現場に近い体験を決められた進行ガイドに沿って進行することで、教育機関の負担を軽減し、学生の技術の習得だけでなく、多様な患者さんの属性や場面などを幅広く体験することで、学生の自信につながる経験値を積むことができるように設計されています。

■進行ガイド付き！準備や授業の教員負担を大幅に軽減

さらに、パッケージには福岡大学でのVR授業のノウハウを基に作成された「進行ガイド」が付属しており、このガイドに従って授業を進行するだけで、教育者は準備の負担を軽減しつつ、学生の学びを促進する授業が可能です。また新カリキュラムに対応予定の教材を網羅している為、教育機関は複雑なカリキュラム調整を抑えながら、質の高い教育を提供できます。

◾️福岡大学医学部看護学科　大田博准教授が監修

「実習で経験できることには限りがあります。VRを使えば、手術の直前直後、救急搬送時、災害現場など、学生では立ち入ることができない場面を疑似体験できます。実習では得られない「経験」を積むことができるのです。また看護師は、相手の気持ちを考える、空気を読むなど、高いコミュニケーション能力が求められます。本VRパッケージのシチュエーションベース実習は、高齢者や小さな子どもの視点など、さまざまな患者の視点を体験できる有効な教材であると同時に、カリキュラム対応の実習に苦慮する教育機関の大きな助けになると思います。」

大田博（おおた　ひろし）
福岡大学医学部看護学科、福岡大学大学院医学研究科　准教授

■第26回日本救急看護学会学術集会にてVR体験セミナーと専用ブースを展開

11月18日（月）から19日（火）に東京ビッグサイトにて開催される第26回日本救急看護学会学術集会にて、本パッケージ監修の福岡大学大田准教授とジョリーグッド代表上路らが登壇し、多人数VR体験セミナーを開催します。本学会イベント会期中は専用ブースにて、本パッケージのVRデモをご体験いただけます。

＜多人数VR看護セミナー＞

日時：2024年11月18日（月）12:00 – 13:00

会場：東京ビッグサイト 1F レセプションB（第2会場）

テーマ：「VRによるクリティカルケアシミュレーション ～実践に繋げるアセスメント～」

https://jollygood.co.jp/news/4372/

■株式会社ジョリーグッドについてhttps://jollygood.co.jp/

ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR体験中のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育や病院業務支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な専門機関や企業の皆さまと共に展開しています。

「ひらけ、医療。」プロジェクト

ジョリーグッドが推進するプロジェクト「ひらけ、医療。」は、誰もが医療に参加できる未来を目指すプロジェクトです。日本の医療は高齢化による医療ニーズの増加や医療人材不足といった課題を抱えており、一般の生活者でも医療に参加できる環境構築が新しい医療ヘルスケアに必要だと考えています。

 https://jollygood.co.jp/hirake-iryou