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「コロナ禍の薬剤師国家試験」に薬剤師国家試験対策予備校 薬ゼミはどう挑む? 大石川越教室長に聞く、全職員のアイディアを次々と盛り込み続ける「薬ゼミの合格支援」

薬学部に合格し、6年間の勉強や実習に取り組み、正規の過程を全て修め卒業して…ようやく挑戦できる「薬剤師国家試験」。医療系国家試験は再試験を行わないことが厚労省から発表されており、万が一の発熱などにより受験できなくなってしまったら、薬剤師になるには翌年の第107回まで更に1年間の国試対策を続けるほかありません。薬ゼミにとって初めての「感染症流行下での国家試験」。全学生の健康とモチベーションを保ち、最善の状態で国家試験当日を迎えて貰うにはどうしたら良いか? 薬ゼミは全職員のアイディアを次々と盛り込み「全力で受験生支援」をしています。最後の追い込みの時期ですが、試験3週間前となる2月4日からは感染対策を徹底するため「全教室への登校停止」を決めました。合格へ導くだけでない「コロナ禍の薬剤師国家試験予備校」。具体的に何をしているのか、取り組みの一部をご紹介します。

2021年2月20日、21日に実施される第106回薬剤師国家試験まで、残り22日。

 

薬学部に合格し、6年間の勉強や実習に取り組み、正規の過程を全て修め卒業して…ようやく挑戦できる「薬剤師国家試験」。薬剤師国家試験をはじめとする今年度の医療系国家試験は、再試験を行わないことが厚生労働省から発表されています。

万が一の発熱などにより受験できなくなってしまったら、薬剤師になるには翌年の第107回まで更に1年間の国試対策を続けるほかありません

 

開校から40年以上にわたり薬剤師国家試験受験生を応援し続けている薬剤師国家試験対策予備校 学校法人医学アカデミー 薬学ゼミナール(通称 薬ゼミ)は、初めての「感染症流行下で挑む薬剤師国家試験」に向けて全職員がアイディアを出し合い、「学生のためにできることは全部やろう」と「全力支援」を重ねています。

 

最後の追い込みの時期ですが、試験3週間前となる2月4日からは感染対策を徹底するため「全教室への登校停止」を決めました。

「国試直前まで薬ゼミに通学して勉強を続けたい」という学生の声がある中、薬ゼミ内で検討を重ねたうえ、「感染対策が最優先。遠隔でできることを頑張ろう」と苦渋の決断になりました。

 

薬ゼミは、試験当日まで受験生支援を諦めません。

Webや電話などのあらゆるツールを駆使し「最大限の合格支援」を続けます。

 

全学生の健康とモチベーションを保ち、最善の状態で国家試験当日を迎えて貰うため、薬ゼミは何ができるのか?

 

本来の予備校の使命である「合格へ導くこと」だけではない、「コロナ禍での薬剤師国家試験対策予備校の仕事」。

 

「学生の力になりたい。何かできることはないかな?」と日夜考え、具体的にどんな取り組みをしているのか。その一部をご紹介します。

 

1.集中力を保つのが難しい…ライブ配信やオンデマンド配信を用いた「遠隔での国家試験対策」

9時半~17時45分(試験2日目は18時)までの長時間にわたり、1日3部制で行われる「薬剤師国家試験」。長時間の試験に集中し続けられる勉強の習慣を身に着けるため、薬ゼミは開校以来ずっと薬剤師国家試験と同じ時間割での講義 を行っています。

 

平常時は薬ゼミの教室(全国14教室)へ学生が集合して講義を行い、休み時間や放課後には1対1での質問対応を行っていますが、コロナ禍において集合や直接対面での指導を行うことはできません。そこで、講師陣からアイディアを出し合い「学生のためにできることは全部やろう」と物理的制約がある中での国試対策を重ねています。

  平常時 コロナ禍
講義 週5日間毎日 国家試験当日と同じ時間割で登校・通学による集合講義

同時間割で登校・通学による集合講義とZoom講義を学生が選択して受講可能

(緊急事態宣言エリアの教室は現時点でZoom講義限定。2月4日からは全教室をZoom講義のみに変更して対応)

質問対応 休み時間や放課後に各講師が1対1で質問対応

・各教室からのZoom講義 後、講義を行っていたものと同じURLにて2時間程度の質問対応を実施。当日の講義内容について質問できる。学生が講師へ質問を行い、講師は全学生に聞こえる音声で質問への回答・解説を実施

 

・土日の午前中、複数教室共通のURLにてオンライン自習室 を実施。1時間×3科目。時間中は随時、講師へ質問することが可能。該当科目であれば、質問範囲を問わない。講師は全学生に聞こえる音声で質問への回答・解説を実施。時間内に終わらない回答は、個別のチャットへテキストで対応

学生相談 休み時間や放課後に各講師が1対1で相談対応 不安なことを適宜アンケート調査し、講義中などに受講者全員へ向けて回答

そのほか、薬ゼミオンライン教室の講義をコンテンツ別で販売する など、例年とは異なる対応により受験生支援を行っています。

 

▼薬ゼミオンライン教室お試しライセンスにて「薬ゼミ統一模試Ⅲ」の解説動画を無料公開中!

https://yakuzemi.study.jp/rpv/register.aspx

 

2.例年人気の「薬ゼミカレンダー」をヤクゼミくんTwitterで無料公開

https://www.value-press.com/pressrelease/257775

講師による応援メッセージ、一問一答、国試までのカウントダウンを、国試100日前からヤクゼミくんが毎日ツイート 中!

 

3.人に会えない、試験会場見学に行けない不安を「無料動画でフォロー」

感染防止として自宅に籠っていると、人に会うことができず心細くなってしまったりするかもしれません。また、試験会場を事前見学できないのも不安ですよね?

 

薬ゼミは国試会場から遠い場所に住んでいる学生の支援として例年、各エリアの講師陣が薬剤師国家試験が行われる全会場へ予め出かけ「会場最寄り駅から会場までの道のり動画」を撮影・公開しています。

「ここが会場までの道のりにある最後のコンビニです」「〇〇を持って行くと安心です」など、講師陣が薬剤師国試受験生だった頃に知りたかった情報が満載。受験生が安心できる情報を盛り込んだ動画は、全国の受験生から喜ばれています。

 

今年度はコロナ禍の国家試験ということで、例年に比べて大幅に会場が増えています。しかし、薬ゼミは今年も全会場へ講師陣が出向いて撮影を行います。最少人数でフィジカルディスタンスを保ちながらの撮影です。公開開始は、薬ゼミのSNSでお知らせします。

 

▼動画公開開始などをいち早くチェック! 薬学生はフォロー必須!「薬ゼミSNS」

https://twitter.com/yakugakuseminar

https://twitter.com/yakuzemikun

https://www.yakuzemi.ac.jp/information/line/

https://www.yakuzemi.ac.jp/information/sns/

薬ゼミ講師が行く「国試会場への道のり案内」動画 薬ゼミホームページにおいて、順次公開予定
薬ゼミの全講師による「全力応援メッセージ」動画 2月2日より、YouTube「医学アカデミーチャンネル」にて順次公開予定

そのほか、講師による各種インスタライブ などを計画中。詳しくは薬ゼミSNSにて。

 

▼「関東6教室合同でのZoom質問対応&オンライン自習室」を発案した、大石俊介 川越教室長に聞きました。

学校法人医学アカデミー 薬学ゼミナール 川越本校 大石俊介教室長

Q. 「Zoom質問対応&オンライン自習室」発案のきっかけを教えてください

A. 独りで勉強するって集中しづらいので「オンライン自習室を提供しよう」とすぐに決まりました。「でも、みんなが手元を映すオンライン自習室だけじゃつまらない。薬ゼミがやるからには、質問対応もしたい」と考えます。とはいえ、学生の数と同じだけの各科目講師(薬剤師国家試験は9科目)がいるわけではないので1対1対応は難しいんですよね。何とか質問対応できる方法がないかな? と考えた結果が、全受講生に聞こえる音声での質問対応 です。

 

Q. 実施してみていかがでしたか?

A. 2021年1月16日(土)に行った初回から、3科目へそれぞれ200名程度の学生が参加してくれました。各科目30分と設定していましたが、どの科目も予定時間をオーバーした白熱ぶりでした。

現在は、毎回1200名くらいが参加してくれています。質問対応を1科目1時間に延長し、1つ1つの質問へより迅速に応えられるよう教材の提示方法などに工夫を重ねています。

 

Q. 学生からの反応はいかがですか?

A. 「“言われてみれば私も気になる”って質問があります。他の人の疑問を一緒に解決できるって良いですね」と言われたのが印象的でした。

また「みんな頑張ってる。私も頑張らないとって思います」との感想もよく聞きます。

やって良かったなと思っています。今後も「Zoomだからこそ」「みんなで勉強するからこそ」をいかした、より良い学生支援 ができればと思います。ミュートを含めた音量調節ができるのは、オンラインならではの良さですよね。

 

Q. コロナ禍が落ち着いてからも、同じ方式を続けようと考えられていることはありますか?

A. まだ試行錯誤を重ねながら取り組んでいるので、今決まっていることはありません。まずは目先の第106回へ全力で取り組むまでです。学生の力になれるより良い教育を提供したいと常に考えています。薬ゼミは進化し続けます。

 

例年は集合形式で実施し、国試前最後の総仕上げをする「薬ゼミ伝統のやまかけ講座」も今年はオンラインでの実施となります。

講師から学生へ手渡しする薬ゼミ伝統の「合格祈願セット(合格のシンボル「月桂樹」の葉、合格鉛筆など)」も、今年は自宅への郵送です。

 

「薬剤師国家試験に先立ち実施される歯科医師国家試験(1月30日、31日)や、医師国家試験(2月6日、7日)の状況も確認し、薬剤師国家試験受験生へ提供できる情報を集めたいと思います。学生の力になれることを目いっぱい考え、国試当日まで全力で走り抜けます」と大石俊介 川越教室長は語ります。

 

薬ゼミは薬ゼミ生をはじめ、全ての薬剤師国家試験受験生を応援しています。

 

国家試験合格は、立派な薬剤師になるための第一歩です。

合格を勝ち取って薬剤師の道を踏み出せるよう、一緒に頑張りましょう!

 

<学校法人医学アカデミー>

1977年設立。2021年1月現在、全国に15の薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」を運営。

薬剤師国家試験の参考書・模擬試験問題の作成、全国の薬学系大学における特別講義など、薬学生の勉学を広くサポート。「薬ゼミ」の愛称で親しまれる。

https://www.yakuzemi.ac.jp/

 

同法人内にて、理学療法士養成専門学校「専門学校医学アカデミー理学療法学科」、製薬企業および薬局向けにMR教育および登録販売者教育を行う「薬ゼミトータルラーニング事業部」を運営。多職種連携を意識した医療教育を行う。

 

▼薬ゼミの各種最新情報は「薬ゼミSNS」で!

https://twitter.com/yakugakuseminar

https://twitter.com/yakuzemikun

https://www.yakuzemi.ac.jp/information/line/

https://www.yakuzemi.ac.jp/information/sns/

https://www.youtube.com/channel/UCXhjEGKFsrmXm-oUvlGTftA

http://blog.yakuzemi.ac.jp/

 

▼第106回薬剤師国家試験当日「自己採点システム」を無料公開!

利用開始時間は「薬ゼミSNS」でお知らせします。事前のフォローがおすすめです。

https://www.yakuzemi.ac.jp/jikosaiten



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企業情報

企業名 学校法人 医学アカデミー
代表者名 穂坂 邦夫
業種 教育

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