放課後等デイサービス『ドーユーラボ』 新型コロナウイルス拡大防止のためオンライン支援開始

放課後等デイサービスを展開する「ドーユーラボ」は、4月15日から5月15日まで通所児童へ向けオンライン支援を開始します。休校中の生活の支援と、登校再開時に通所児童がスムーズに学校へ登校することが できるよう、かつ学習面での遅れが出ないようサポートをいたしま す。

放課後等デイサービスを展開する「ドーユーラボひやごん(沖縄県障害福祉指定事業所、所在地;沖縄県沖縄市比屋根)・ドーユーラボてだこ(所在地;沖縄県浦添市伊祖)(施設代表:南雲 玲生(なぐも れお))」は、4月15日から5月15日まで通所児童へ向けオンライン支援を開始します。

 

学校の休校中の生活の支援と、登校再開時に通所児童がスムーズに学校へ登校することができるよう、かつ学習面での遅れが出ないよう、オンライン支援でサポートをいたします。

 

オンライン支援内容は以下のとおり

1.米Apple社Apple School Managerによる児童の学習管理

2.各家庭にMacBookProを貸与

3.職員から児童に向けた、1日1コマ30分のドリル講義

4.各家庭の見回り訪問

5.保護者からの相談支援

 

沖縄でも新型コロナウイルス罹患者が徐々に増加していることを受け、全保護者へ緊急ア ンケートを実施し、その結果を元に、職員と一部の保護者間で話し合いを行い、契約児童に対しオンライン支援を実施することとなりました。

 

まだ放課後等デイとしてはあまり前例のないオンライン支援の実施に踏み切った大きな理由としては、第一に在宅児童とそのご家族の精神・身体の健康を守るために、そして次に、万が一、沖縄県内が流行爆発の事態に陥った場合にも迅速かつ沈着した対応が取れるように備えておくためです。

その内容は、借用を希望するご家庭へMacBook Proを貸与し、サービス提供時間の間にWeb会議アプリにて職員・他児童との交流や、体調確認を実施しています。

ドーユーラボの実施するオリジナル学習ドリルへの参加もオンライン上で実施します。
 

貸与用MacBook Proにはサービス提供時間中のみの使用制限や、使用可能アプリケーションやWebコンテンツのアクセス制限もかけて配布しています。

 

また、全職員のうち70%が在宅勤務化も完了しており、ローテーション勤務により事業所勤務となった職員は社用車にて児童の自宅近辺へ出向き距離を置いた対面の健康確認も実施しています。

 

ドーユーラボは、小学校1年生から高校3年生までを対象にした放課後等デイサービス(※1)で、放課後や夏休み等長期休業日に生活能力向上のための訓練および社会との交流促進等を継続的に提供する福祉施設です。本施設は、学習面の指導を中心とした、学習型放課後等デイとして、児童に1台ずつApple社MacBook Proを提供し、ゲームのプログラムや、デスクトップミュージック、デザイン、IoT、電子工作など、総合的なクリエイティブ指導をおこない、児童が将来社会へはばたける想像的な教育をしております。この度、Apple社によるApple School Managerの認可・決定により、出席や学習の進捗管理はもちろん、子供たちの想像やモチベーションを掻き立てる、Apple社のアート・音楽・プレゼンテーションのソフトウェアやARに関する開発キットを統合的に活用し、ハンディキャップをもつ児童へも高いレベルのSTEAM教育(※2)を邁進してまいります。

 

※1 放課後等デイサービスについて

児童福祉法 を根拠とする、障害のある学齢期 児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。「障害児学童保育 」とも呼ばれる。

※2  STEAM教育(スティームきょういく)について

Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法である。

 

■学習概要

2020年度に、小中学校においてプログラム学習が必修になることに先駆けて、ドーユーラボでは学習カリキュラムとして、月曜日から金曜日までゲームプログラム、音楽、アート、プレゼンテーション、イノベーション、IoTなどの講義を1日30分~45分間実施しております。児童はMacBook Proを使って演習し、特にゲーム作りのためのプログラム学習を利用して、算数や物理、アイデアなど、学びの楽しさを育んでいます。指導者は、施設職員や東京のゲームクリエイターが担当し、海外からのライブ講義など、最新のテクノロジーを指導する試みをしております。
 

■ドーユーラボの目標

ドーユーラボは、発達にハンディキャップを持つ児童を中心に、将来の就労に向けて「ゲームづくりで学習支援」をする国内で初めての施設です。

厚生労働省の発達障害に関する発表資料(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/001.htm )によれば、義務教育段階で特別支援学校・特別支援学級に在籍している児童の割合は2.7%となっており、さらに学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等、学習や生活の面で特別な教育的支援を必要とする児童生徒数について、約6.5%程度の割合で通常の学級に在籍している可能性が示されています。

ドーユーラボは、知的障害が少なく、高知能でありながら発達の偏りが多く、一般の児童よりも、成長が早すぎて、周囲に合わせづらい児童が通所しております。

知的好奇心が極めて高い児童に、最先端のテクノロジーやサイエンス、クリエイティブ活動を早期に教育することによって、不登校や不適応の問題の軽減を図り、将来への自信を高める実験的な福祉施設です。
 

■オンライン支援の今後の予定

今回のオンライン支援の取り組みをもとに、通所が難しくハンディキャップをもった児童が在宅中も楽しみながら学べるライブ配信アプリを開発して、学習や社会適応のための支援しシステムの開発を検討しておいます。

 

■施設について

ビートマニアやポップンミュージックを生み出したゲームクリエイターの南雲玲生が2018年より沖縄県で認可を受けて開設をしている放課後等デイサービスです。

アナログシンセサイザーやアマチュア無線機、電子工作、PC、オーディオ、タブレットにいたる機材やガジェット類を完備し、未来にはばたく児童を育む環境を用意しております。



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企業情報

企業名 DYL株式会社 ドーユーラボ
代表者名 中園佑太
業種 教育

コラム

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