オリジナル星座をプロジェクションマッピングで投影する新空間！宝塚大学東京メディア芸術学部の学生チーム「Asterism」が「第3回羽倉賞」にてノミネート賞を受賞

宝塚大学東京メディア芸術学部の学生チーム「Asterism」が制作したリアルタイム映像空間表現技術「SPACE -星の体験- 」が、一般財団法人最先端表現技術利用推進協会（略称：表技協）による「第3回羽倉賞」にてノミネート賞を受賞いたしました。

 

羽倉賞は、最先端表現技術の研究、普及に多大な功績を残された故羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高めて広い分野への普及に貢献するために創設されました。分野を問わず最先端の表現技術を活用した「作品」および「取り組み」を通して社会に貢献した功績を表彰します。

 

受賞作品「SPACE -星の体験- 」は、オリジナル星座を作る装置とその星々を全身で体験することができる空間の2つで構成されています。ピンポン球程の大きさのスチール球を自由に配置することでオリジナル星座を作り出し、リアルタイムに生成した映像をプロジェクションマッピングで布に投影。星々の輝きが生み出す空間の中で、包み込まれるような新体験ができます。

 

2年生6人によるチーム「Asterism」は、それぞれの「やりたいこと」「持っているスキル」を組みあわせて活動しているクリエイティブ集団です。チームは、10月に開催した学園祭「第13回宝翔祭」にて、本学の学生5人組ダンスパフォーマンスユニット｢blue grass｣とコラボレーション。「SPACE -星の体験- 」の空間をステージに見立て、初めての試みとなるソロパフォーマンスを披露しました。

 

2019年11月14日（木）、イベント「FORUM8デザインフェスティバル3Days+Eve」内、「第5回最先端表技協・最新テクノロジーアートセッション」のプログラムの一つとして表彰式が開催され、学生たちはスーツに身を包み参加しました。企業や研究室などが応募する中、学生チームでの受賞という快挙を果たしました。

■リアルタイム映像空間表現技術「SPACE -星の体験- 」　概要

オリジナル星座を作る装置とその星々を全身で体験する空間の2つで構成。赤外線センサーがスチール球をオリジナル星座として抽出する。リアルタイムに投影映像を生成し、スチール球にマッピングする。配置された布に星が投影され、新しい空間を生む。

 

■表彰式　概要

・日時：2019年11月14日（木）13：15～14：30

・場所：品川インターシティホール

・Webサイト：http://soatassoc.org/hagura?fbclid=IwAR3yBt9fAtjOlCHZGbgzv-G28T542CJYkS5yPG8MaRC78I2I2hcNEmnVvbQ

 

＜ 宝塚大学　東京メディア芸術学部 概要 ＞

・所在地　：東京都新宿区西新宿7丁目11番1号

・学部長　：北見隆

・アクセス：JR新宿駅西口から徒歩約5分

・設立　　：2007年4月

・学科　　：メディア芸術学科

・専門分野：イラストレーション、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアデザイン

・Webサイト　　 ：https://www.takara-univ.ac.jp/tokyo/

・メールアドレス：tokyo@takara-univ.ac.jp