【令和元年台風15号】被害が甚大な千葉・南房総で「屋根修理職人の不足」を解消し、一日も早い復旧を目指す。被災地復興促進プロジェクト「房総復興ブースター」始動

南房総エリア在住の有志が、台風15号で被災した南房総地域の復旧を加速させるプロジェクト「房総復興ブースター」(代表:中丸仁)を、9月29日、立ち上げました。復旧の遅れの原因となっている「職人不足」を、地域外から来る職人の滞在経費補填により解消する仕組みを作ります。

 

台風で損壊した瓦屋根

【背景】

令和元年9月9日未明に上陸した台風15号により、千葉県南房総エリアは甚大な被害を受けました。県内では10月7日の時点で3万4000棟を超える住宅の損壊が報告されています。多くの家がブルーシートに覆われた状態です。

 

屋根の完全な修復のためには、職人による作業が必要です。しかし、南房総エリアでは屋根を修理できる職人の数が足りていません。このままのペースだと、全ての修復が完了するのには3年かかるとも言われています。

 

そこで本プロジェクトでは、支援金により県外から来た職人の現地滞在費を補填し、職人を一人でも多く呼び込み、復旧を加速化させます。

 

【自治体への寄付金との違い】

現在、自治体にはふるさと納税をはじめとして多くの寄付金が集まっています。行政への寄付は、確実に全額が地域のために使われるという点では優れています。一方で、使われるのに時間がかかる、どこでどのように使われたのか分かりにくい、市町村単位でしか使えない、公共性の高いことにしか使えない、といった限界もあります。

 

その点、民間の復興支援団体であれば、行政が制度上対応できない具体的な課題に対して速やかに取り組むことができます。本プロジェクトでは、「地域外から来る職人」という特定の対象者に「滞在経費補填」という明確な使途で、速やかに支援金を使用させていただくため、ご支援の効果がすぐに目に見える形で示されます。

 

「房総復興ブースター」ウェブサイト(https://bosobooster.com)で、支援金を募集しています。

 

【今後の展望】

プロジェクト立ち上げから1週間で、50万円を超える支援金が集まっています。すでに複数の賃貸住宅オーナーから部屋提供の申し出をいただいています。地域外からの職人受け入れが決まり次第、事業者と大家さんで賃貸契約をしていただき、「房総復興ブースター」の支援金で家賃を補填します。

 

10月8日現在、本プロジェクトのために、提供の申し出があったのは以下の物件です。

 

・2人入居できる1LDKのアパートを3部屋(館山市湊)

・10人入居できる古民家(南房総市海老敷)

・2人入居できる2DK(南房総市豊岡)

 

一人でも多くの職人に県外からお越しいただくためには、何よりも住居が必要です。住む場所を提供いただく、物件所有者も募集しています。

 

 

房総復興ブースター

代表、中丸仁(館山市在住)

ウェブサイト

https://bosobooster.com/



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企業情報

企業名 房総復興ブースター
代表者名 中丸仁
業種 その他サービス

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