10月16日・2019年世界脊椎デー　無料イベント開催

趣旨：

毎年10月16日は、筋骨格系医療のグローバル同盟[1]（旧運動器の10年)により制定された「世界脊椎デー」[2](World Spine Day)です。世界カイロプラクティック連合[3](WFC)、世界理学療法連盟[4]（WCPT）、世界作業療法士連盟[5]（WFOT）等の医療専門職団体の支援により、世界中で脊椎疾患の理解と予防を呼びかけています。脊椎疾患の例としては、腰痛、頚部痛、側弯症、椎間板の病気などがあげられ、これらは人々の健康に大きく影響し、仕事や毎日の生活、快適な睡眠を妨げる恐れがあります。多くの研究では悪い姿勢や運動不足が腰痛や脊椎疾患を起こすことが指摘されています。しかしながら、脊椎疾患の多くは日常の生活習慣の改善により簡単に防ぐ事ができます。世界各地で世界脊椎デーのイベントが開催される中、日本でも脊椎疾患を予防するセルフケアとして、良い姿勢と定期的に身体を動かす運動習慣の大切さを伝えるイベントを開催します。

 

目的：

厚生労働省のスマート・ライフ・プロジェクト[6]では、「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、運動・食生活・禁煙を中心に健康寿命の延伸に関わる活動を呼びかけています。既に超高齢社会を迎えた日本において、健康寿命の延伸や健康格差の縮小は重要な課題であり、健康長寿社会の実現は大きな目標です。人々が現代医療と補完代替医療（CAM）、さらにはセルフケアを活用することで健康長寿社会の実現に貢献できると考えています。

 

日本カイロプラクターズ協会は筋骨格系医療のグローバル同盟が制定した「世界脊椎デー」を支援し、良い姿勢や運動習慣が脊椎疾患の予防だけでなく、健康維持を通して健康寿命の延伸に役立つことを普及しています。今年（2019年）の世界脊椎デー
[7]のテーマは「背骨を動かそう」(Get Spine Active)です。会場近隣の在勤・在住の方対象に、脊椎疾患を防ぐためのアドバイスやセルフケア、良い姿勢を保つためのアドバイスやエクササイズ（体操）の無料体験イベントを行います。

 

テーマ：　「健康寿命をのばす姿勢とセルフケア」

～世界脊椎デー2019・背骨を動かそう～

 

開催日時：　令和元年10月16日（水）午前11時～午後2時

・   11時00分（開始）

・   11時00分～11時05分（挨拶）

・   11時05分～11時50分

（理学療法士　井上航氏・「脊椎疾患予防のための運動療法としてのピラティス」）

・   11時50分～12時05分

（カイロプラクター　三輪健彦氏・「背骨と健康の関係」）

・   12時05分～12時50分

（ヨーガ療法士　橋本早苗氏・「心と体の健康法」）

・   12時50分～14時00分（カイロプラクティック学生　姿勢検査・体操紹介）

・   14時00分（終了）

 

会場：Flatto（フラット）

東京都中央区日本橋本町1丁目4−12 カネダ日本橋センタービルディング1階）

定員：　40名

参加募集要項：　健康・運動に興味がある一般の方（無料体験イベント）

主催団体：　一般社団法人日本カイロプラクターズ協会

協力団体：　東京カレッジオブカイロプラクティック（TCC）

後援団体：　スマートライフプロジェクト（厚生労働省）、中央区、中央区社会福祉協議会

 

＜参考＞

[1] 筋骨格系医療のグローバル同盟　http://bjdonline.org/

[2] 世界脊椎デー　http://www.worldspineday.org/
[2] 世界脊椎デー　https://www.jac-chiro.org/worldspineday.html

[3] 世界カイロプラクティック連合　https://www.wfc.org/

[4] 世界理学療法連盟　https://www.wcpt.org/

[5] 世界作業療法士連盟　https://www.wfot.org/

[6] スマート・ライフ・プロジェクト　https://www.smartlife.go.jp/
[7] 2019年世界脊椎デー　https://www.jac-chiro.org/wsd2019.html