快適な装用感と妥協のない聞こえを両立させる新製品「オーティコン オープンS」 日本で販売開始

110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下オーティコン)は、ハウリングを発生前に予防し快適な装用感を維持したまま、変化の多い聞こえの環境においても妥協のない音声を届ける「オーティコン オープンS(以下、オープンS)」を6月18日より、全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて販売開始します。本製品はリチウムイオン充電システム専用モデルを含む、耳かけ型全4モデルの展開です。

110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下オーティコン)は、ハウリング※を発生前に予防し快適な装用感を維持したまま、変化の多い聞こえの環境においても妥協のない音声を届ける「オーティコン オープンS(以下、オープンS)」を6月18日より、全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて販売開始します。本製品はリチウムイオン充電システム専用モデルを含む、耳かけ型全4モデルの展開です。

 

オーティコンでは人は脳で聞き、脳で音の意味を理解することに着目し、脳から聞こえを考えるBrainHearing™(ブレインヒアリング)を製品開発の根幹に置き、補聴器を開発しています。2016年に発売された「オーティコン オープン(以下、オープン)」は、脳にやさしいことが証明された初めての補聴器です。

(※Le Golf et 2016)

 

今回発売される「オープンS」は更なる技術進歩により、言葉の聞き取り、聞く努力の軽減、そして会話に必要な記憶想起のそれぞれにおいてオープンから、より一層の機能向上をもたらしました。また、難聴者にとって、最も困難な課題であるレストランや居酒屋と言った騒がしい環境においても、複数の話者との会話に積極的に参加できることが示されています。(※Juul Jensen 2018, Oticon White Paper, Oticon Opn S1)

 

※ハウリングとは

ハウリングとは補聴器で増幅された音が外耳道からもれ、音の入口(マイク)がその音を拾うことの繰り返しで起こる、「キーン」といった音などが発生する状態です。また帽子をかぶる、受話器を当てるといった何かが補聴器に近づくことでも発生します。マイクとスピーカーが近い補聴器の構造上、ハウリングは長年どうしても避けられない問題とされてきましたが、「オープンS」はこの発生を事前に検出し、防ぎます。

 

<「オープンS」の特長>

1.自社開発した11コアチップの進化版、「べロックスS」を搭載。高度な処理能力により、<オープンサウンドオプティマィザー>機能を実現。ハウリングリスクなく、最適な装用感で一日を通して妥協のない聞こえを届ける

2.<オープンサウンドオプティマイザー>は、一日の中で最大50%にのぼる(補聴器の周囲に)動きのある状況においても、常に最適な音を届け、最大30%多く言葉の手がかりを脳に届ける

(※Callaway 2019, Oticon Whitepaper)

3.騒がしい環境でもより積極的に会話に参加できる

4.新たなリチウムイオン充電式 ミニRITE R新登場! 3時間でフル充電可能

 

1.自社開発した11コアチップの進化版、「べロックスS」を搭載。高度な処理能力により、<オープンサウンドオプティマィザー>機能を実現。ハウリングリスクなく、最適な装用感で一日を通して妥協のない聞こえを届ける

「オープンS」は心臓部であるチップの高速処理能力により、毎秒56,000回にわたって音環境を分析し、ハウリングを発生以前に予防する<オープンサウンドオプティマイザー>機能を実現しました。その結果、ハウリングのリスクなく、快適な装用感を維持したまま、常に妥協のない聞こえを届けます。当社の基礎研究施設であるエリクスホルム研究センター(デンマーク)にて行われた実験では、前世代の補聴器「オープン」に満足している被験者24名(男性17名、女性7名、平均年齢73.5歳)を対象にした「オープン」と「オープンS」との比較において、96%が「オープン」よりも「オープンS」の聞こえの方が良いと回答しています。

 

<べロックスSとは>

従来の自社開発の11コアチップ、べロックスのメモリを増強させたチップです、オーティコン史上最強のチップを実現。処理能力の向上により、毎秒56,000回にわたって音環境を分析しハウリングを予防する<オープンサウンドオプティマイザー>機能を搭載、「オープンS」の新たな聞こえが実現しています。

 

2.<オープンサウンドオプティマイザー>は、一日の中で最大50%にのぼる(補聴器の周囲に)動きのある状況においても、常に最適な音を届け、最大30%多く言葉の手がかりを脳に届ける、

従来のハウリング抑制システムは、補聴器の周囲に動きがある状況ではハウリングをおこさないよう、音量をさげており、最適な音声を常に提供することができていない事実がありました。<オープンサウンドオプティマイザー>が搭載されたことにより、子供を抱きかかえる、帽子やヘルメットをかぶるなど、1日のうち最大50%に上る補聴器周囲に動きのある状況でも、ハウリングリスクを防ぎ、最大30%多くのことばの手がかりを脳へ届けます。最適な音声を常に保持できるため、変化の大きい日々の聴取環境において、すべての「オープンS」ユーザーにメリットを提供できます。

 

3.騒がしい環境でもより積極的に会話に参加できる

「オープン」では、従来の補聴器と比べ、聞くことから生じる疲れやすさを20%軽減、会話の内容を覚える力が20%向上、会話の理解を30%高めることが実証されました。これは「オープン」のために開発、搭載された、分析、バランス調整、ノイズ処理という3ステップで、より自然に近い360°からの聞こえを実現させる機能<オープンサウンドナビゲーター>に起因し、ユーザーは聞き取りの難しい環境でもより楽に聞き取りが可能となっています。(※Le Golf et 2016)

「オープンS」では、「オープン」から継承された<オープンサウンドナビゲーター>と、新機能となる<オープンサウンドオプティマイザー>の相乗効果により、音の意味を理解する脳の働きをサポートするブレインヒアリングのメリットが更に向上しています。エリクスホルム研究センター(デンマーク)及びオルデンブルグ研究所(ドイツ)での語音了解度と聞くための努力についての実験により、「オープン1」と比較して「オープンS1」では、疲れやすさを10%軽減、会話の覚えやすさを10%向上、ユーザーにとって最も重要とされる会話の理解を15%向上させることが実証されています。

(※Juul Jensen 2018, Oticon White Paper, Oticon Opn S1)

 

立証された「オープンS」のユーザーにもたらされるメリット

聞く努力を軽減する

言葉を覚える働きをサポートする

ことばの理解をより高める

複数の人々が交わす会話についていくことができる

 

4.新たなリチウムイオン充電式 ミニRITE Rモデル新登場! 3時間でフル充電可能

3時間の充電で一日を通し補聴器を使用可能となります。(使用時間にはTV試聴などのストリーミング使用も含む)急速充電機能:30分の急速充電で6時間補聴器が利用可能となり、うっかり充電し忘れたという際にも便利です。充電器はスタイリッシュなデザインかつ、簡単に操作が可能です。

 

オーティコン補聴器 プレジデントの木下聡は次のように述べています。

『聞こえづらさを抱えていると、家族や友人達との外食や語らいなど複数の人々が会話を交わし、背景騒音がある場面では、会話を続けることが難しくなるため、多くの人はこのような場所を敬遠しがちになります。「オープン」は「騒がしい環境でも周囲360度の音を自然に届ける」ことを実現し、補聴器市場にパラダイムシフトをおこしました。このたび更に進化した「オープンS」を皆様にお届けできることになりました。技術の向上により、更に積極的に会話を楽しんでいただけます。また、補聴器ユーザーと一人一人の聞こえの状態に合わせ補聴器を調整する専門家の皆様、双方へそれぞれメリットをお届けできることも「オープンS」の特長です。ユーザーの方々は、ハウリングやこれを防ぐことによって損なわれる装用感などにより、装用をためらいがちになることがありました。ユーザーのこの問題に対し、専門家の皆様は「オープンS」によりハウリングリスクを回避すると同時に、一人一人の聞こえの状態に合わせて妥協のない調整を行っていただけます。「オープンS」が、より良い聞こえを望む方々に大きな日常の変化をもたらすものと考えています。ぜひ多くの聞こえに悩む方に「オープンS」の聞こえを体験していただき、より良いQOL(生活の質)へのきっかけとなれば幸いです。さまざまな理由から今まで補聴器をためらってきた方にも、より良い聞こえへのきっかけとなっていただければ幸いです』

 

■オーティコン オープンシリーズについて

2016年に発売された「オープン」(耳かけ型3スタイル、耳あな型5スタイル)は従来の指向性機能から脱却し、周囲360度の音を届けることで補聴器市場のパラダイムシフトとなった補聴器です。脳の聞く働きをサポートし脳に優しいことが実証された初めての補聴器です。オープンの360°の自然な聞こえはユーザーから高い支持を得ており、発売から2年余りで世界累計販売台数200万台を突破しました。(2019年1月時点)補聴器が苦手としてきた、騒がしい環境下でも独自の技術により、健聴者に近い聞き取りが期待できることが実証されました。(※Lunner et al, Aging and Speech Communication Conference, 2017)今回このオープンが進化し、オープンS(現在、耳かけ型4スタイル)として登場しました。また、オープンシリーズは、世界初のインターネット接続が可能な補聴器としても注目を集め、IFTTTのWebサービスを利用することで、モノとインターネットをつなげるIoTを実現します。専用アプリ、Oticon ONよってiPhone®やAndroidTM 搭載のスマートフォンで補聴器を簡単に操作することも可能です。音量調節、プログラム変更、「補聴器を探す」機能、電池残量通知など様々な機能を利用可能です。聴覚ケアにまったく新たな革新的アプローチを取り入れた補聴器であるオープンは世界各国で著名なテクロジーやイノベーションに関する賞を多数受賞しています。 

 

▼本プレスリリースサイト

https://www.oticon.co.jp/aboutus/info/2019/20190531

 

▼オーティコン補聴器取扱店について

https://pkg.navitime.co.jp/oticon

 

その他、詳細は当社ホームページ https://www.oticon.co.jp をご覧ください。

 

■オーティコンについて

補聴器におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、ハンス・デマントにより1904 年にデンマークに創設されました。オーティコンは世界で唯一の慈善財団が所有する補聴器会社であり、デマントグループの傘下にあります。その日本法人としてオーティコン補聴器は1973年より日本市場における製品の製造・販売を行っています。(https://www.oticon.co.jp/

オーティコンの企業理念「ピープル・ファースト」とは、「聞こえに悩む人々を第一に考え、彼らが自由に伝えあい、自然にふるまい、そして活動的に生活できるように力づける」という信念に基づきます。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、業界のパイオニアとして革新的な技術を難聴者とともに開拓してきました。1977年には先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究所を設立、世界中から参集した様々な分野の科学者と1,000人以上のテストユーザーと共に将来の補聴器開発に取り組んでいます。オーティコンは世界各国で補聴器をはじめ、聴覚関連機器、医療機器の製造・販売を行っています。

※文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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企業情報

企業名 オーティコン補聴器
代表者名 齋藤 徹
業種 その他製造業

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