児童養護施設の子どもたちがポーランドでサッカーワールドカップへ出場必要費用調達のためのクラウドファンディング実施のご案内

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社会福祉法人福田会（ふくでんかい・所在地：東京都渋谷区広尾4-2-12、理事長：太田孝昭）は、児童養護施設などを運営しています。 7月28～29日、同会に入所している子どもたち（中高生）を含む都内63施設からの選抜メンバーで構成されるサッカーチーム「東京フレンズ」が、ポーランドで開催される「第6回児童養護施設の子どもたちのためのサッカーワールドカップ」へ招待され、出場します。出場にあたって、3月23日より必要な費用の一部を集めるため、69 日間（5月末日まで）のクラウドファンディングに挑戦します。

福田会は1876（明治9）年に「福田会育児院」として創立された、日本で最も古い児童養護施設です。現在は福祉型障害児施設や高齢者施設なども運営しています。

そんな福田会は1920（大正9）年、第一次世界大戦終了後にシベリアで難民となっていたポーランド人孤児375名を受け入れ、看護した歴史を持っています。そのような歴史的なご縁から2016年と2017年、ワルシャワで開催された「児童養護施設の子どもたちのためのサッカーワールドカップ」（主催：ポーランドＮＰＯ Hope for Mundial）へ、同会が運営する施設と東京都内63施設から選抜された中高生メンバー「東京フレンズ」が出場しました。そして2018年も7月28日（土）、29日（日）に開催される大会への招待を受け、出場することを決めています。

大会の趣旨として、勝ち負けも大事ながら、さまざまな国の子どもたちが異文化に接し、交流を深めるという点があります。そうしたことから昨年は男の子たちに混じって女の子も選手として参加。結果は予選敗退となったものの、終了後にはマイダネク／ルブリン強制収容所跡などの社会見学も行い、貴重な体験をして帰りました。

このサッカーワールドカップ出場を経て、養護施設の子どもたちは目標に向かってがんばる楽しさを学び、初めての海外体験で、外国語を学んでみたい、将来は外国語を学んで海外で仕事をしてみたいと語る子もいたなど、着実に成果が生まれています。

これまで一度の出場のためにかかる渡航費など約400万円は、福田会の既存の支援者（後援会会員）による寄付や2016年には「赤い羽根共同募金」からの助成金、2017年はクラウドファンディングへの挑戦などを通じて捻出してまいりました。今年はポーランド航空様からのご寄付で、選手である子どもたち10人と引率の大人6人分の往復航空券は準備することができましたが、それでもまだ200万円以上が不足しており、昨年に続いてクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げ、広くご支援を呼びかけさせていただく運びとなりました。

クラウドファンディングは3月23日（金）にスタートして、5月末日まで69日間の取り組みとなります。

■クラウドファンディング「サッカーワールドカップ！養護施設の子どもたちをポーランドへ！」

実施日：2018年3月23日（金）～5月31日（木）

URL https://readyfor.jp/projects/tokyo-friends2018

■第6回児童養護施設の子どもたちのためのサッカーワールドカップ

実施日：2018年7月28日（土）・29日（日）

会場：ポーランド　ワルシャワ「レギアスタジアム」

■昨年取り組んだクラウドファンディングのページ

https://readyfor.jp/projects/poland-football

【社会福祉法人福田会について】

所在地：〒150-0012　東京都渋谷区広尾4-2-12

理事長：太田孝昭