~来たる震災に向けて、障害者の防災意識調査~避難時に懸念あり55%、避難所での生活に懸念あり64%

障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ (本社:東京都中央区、代表取締役社長:進藤均)は、今年で東日本大震災から7年、熊本 地震から2年を迎えるにあたり、障害者約300人を対象に「防災に関するアンケート調査」 を実施しました。 震災時には迅速な避難が求められ、場合によっては避難所での長期間にわたる生活が必要に なります。しかし、障害者にとっては、こうした避難や避難所での生活が大きな課題になる ことも少なくありません。実際、今回の調査でも、過半数が避難時や避難所での生活におい て「障害による支障があると思う」と回答しました。

報道関係者各位

2018年3月 5日

株式会社ゼネラルパートナーズ

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                          ~来たる震災に向けて、障害者の防災意識調査~

                  避難時に懸念あり55%、避難所での生活に懸念あり64%

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障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ

(本社:東京都中央区、代表取締役社長:進藤均)は、今年で東日本大震災から7年、熊本

地震から2年を迎えるにあたり、障害者約300人を対象に「防災に関するアンケート調査」

を実施しました。

震災時には迅速な避難が求められ、場合によっては避難所での長期間にわたる生活が必要に

なります。しかし、障害者にとっては、こうした避難や避難所での生活が大きな課題になる

ことも少なくありません。実際、今回の調査でも、過半数が避難時や避難所での生活におい

て「障害による支障があると思う」と回答しました。

■調査概要■

調査対象:対象:障害者 331名  

調査方法:インターネット調査

■調査結果サマリー

[1] 避難時・避難所での生活において、過半数が「障害による支障がある」と回答

       ・避難する際:あると思う 55%/ないと思う 26%/分からない 19%

・避難所で生活する際:あると思う 64%/ないと思う 17%/分からない 19%

  

[2] 障害に関係する防災対策を行っている人は26%

《フリーワード抜粋》

・筆談用具や補聴器の電池を用意している(女性/40代/聴覚障害)

・障害により体温調節が難しいため、保温のためのエマージェンシーブランケットを用意

   している。その他に常用している薬1週間分、ヘルプカード、パンツ式紙おむつなども常備

   している (女性/50代/上下肢機能障害)

・携帯の酸素ボンベを避難所に持っていけるように用意している(女性/50代/心臓機能障害)

・ストマの装具など一式を用意している(女性/30代/ぼうこう・直腸機能障害)

・ヘルプカードの携帯。ヘルプマークをリュックに掛ける。災害用の薬を多めにストックして

   いる(男性/40代/躁うつ)

・お薬手帳と障害者手帳は、常に身に付けるか取りやすいところに置いている。2日分の薬は

   持ち歩いている (男性/40代/うつ)

・イヤーマフや精神安定のために使い慣れたブランケットを持っていけるように用意している

   (女性/20代/発達 障害)

 

[3] 災害時に、自治体や周囲の人に支援してほしいことがある人は40%

《フリーワード抜粋》

 ・音声だけでなく目に見えるようなアナウンスや、非常事態の際には声かけをお願いしたい

   (女性/40代/聴覚障害)

 ・筆談に協力してほしい(女性/40代/聴覚障害)

 ・手話通訳者やボランティアによる要約筆記の人を紹介してもらいたい(女性/50代/聴覚障害)

 ・避難所までの手引き、避難所内部の様子を教えてほしい。紙などで情報が配布された場合の

    代読をお願いしたい(男性/30代/視覚障害)

 ・避難施設は免震可能なため、ストマ装具を保管してほしい(男性/30代/ぼうこう・直腸機能障害)

 ・腎移植をしている場合、免疫抑制剤を飲んでおり、震災時に手元の薬が不足する可能性がある。

  また水分の補給、身体を冷やさない、感染リスクの予防が必要となる。こうしたことを事前に

    周知理解してほしい(男性/40代/腎臓機能障害)

 ・大規模な災害で、透析施設に自力では行けない場合、透析施設までの搬送をしてほしい

   (女性/30代/腎臓機能障害)

 ・不安により、パニックになる可能性があるので、専門家によるアドバイスをしていただきたい

     (男性/40代/うつ)

 ・避難所に心理カウンセラーや精神科医を置くなど、心のケアもしてほしい(男性/40代/うつ)

 ・それぞれの障害で不便に思うことも違うので、できれば災害時の対策について考えるときに障害

    者の意見を聞き災害対策マニュアルに盛り込んでほしい(女性/50代/下肢機能障害)

 ・地域の障害者を把握してもらうこと(男性/30代/下肢機能障害)

 

 

【その他、詳細情報は以下のレポートをご覧ください。】

http://www.generalpartners.co.jp/downloads/【Release】防災に関する調査.pdf

 

 

 

≪株式会社ゼネラルパートナーズについて≫

障害者専門の人材紹介会社として、2003年4月に創業。その後、「就職・転職サイト」

「障害別の教育・研修事業」「就労困難な障害者による農業生産事業」など、幅広い事業

を展開している。これまで就職や転職を実現した障害者の数は5,000人以上。

『誰もが自分らしくワクワクする人生』というビジョンのもと、今後は障害者に限らず、

不登校、ひきこもり、LGBTなど様々な不自由を抱える方々のサポートへ、ビジネスの領域

を広げていく。

会社名 :株式会社ゼネラルパートナーズ  

本社所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F

代表者 :代表取締役社長 進藤均  

業務内容:障害者専門の人材紹介事業、求人情報事業、教育・研修事業、農業生産事業、

調査・研究機関 など

URL :http://www.generalpartners.co.jp/

  

■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社ゼネラルパートナーズ  広報担当:田島

TEL:03-3270-5573 FAX:03-3270-6600  

Mail:media-pr@generalpartners.co.jp

 



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企業情報

企業名 株式会社ゼネラルパートナーズ
代表者名 進藤 均
業種 その他サービス

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