佐賀県非公式PR動画「SA GA LAND」を公開。大ヒット映画「LA LA LAND」をオマージュした3分半、出演者全員が佐賀在住のボランティア！

地元の写真館が企画し、「シン・ゴジラ」の助監督伊野瀬優氏が脚本・監督を務めました。出演者は54名、スタッフを含めると総勢70名にも及ぶ大掛かりなロケを敢行。制作費はクラウドファンディングなどで集めた100万円のみでありながら、ハイクオリティーな映像で世界に佐賀をPRします。

写真館を媒体として、まちと人の魅力を広く世界に発信して地域社会に寄与する株式会社ハレノヒ（本社：佐賀県佐賀市、代表取締役：笠原徹）は2017年12月15日（金）、自主制作の佐賀県非公式PR動画「SA GA LAND」（サ・ガ・ランド）をYou Tubeにて公開しました。ミュージカル映画「LA LA LAND」をオマージュした作品であり、佐賀県の魅力を世界にPRする目的で作られたものです。監督は「シン・ゴジラ」の助監督を務めた伊野瀬優氏で、佐賀県在住のボランティア54名が出演しました。

▼佐賀県非公式PR動画｜SA GA LAND：https://www.youtube.com/watch?v=vz9hBDzg4qE&t=1s

■渋滞中の農道からセーラー服の美少女が歌い踊る！？　佐賀の特産品も多数登場

佐賀県非公式PR動画「SA GA LAND」は、「LA LA LAND」のオープニングを佐賀バージョンにアレンジした3分30秒の作品です。制作費はクラウドファンディングで集めた資金31万3000円に、自己資金を加えた合計約100万円。伊野瀬優氏がメガホンを取り、佐賀県在住のボランティア54名が出演。スタッフを含めると、総勢70名にも及ぶ大きなプロジェクトとなりました。

動画制作としては異例の長回し（編集なしの一発撮り）となった同作品は、農道（佐賀市東与賀町・東よか干潟沿岸）で１台の軽トラックが道を塞ぎ、後続が大渋滞となるシーンからスタート。渋滞の自動車の中から、セーラー服姿の女子高生風の少女が降り立ち、歌い踊り始めます。それをきっかけに、次々と自動車の中から人が出てきて、歌いながら踊るというものです。

出演者は嬉野茶やノリ、ワラスボ（魚の一種）を持ち、佐賀産和牛のステーキに豪快にかじるシーンなどもあります。さらに、イカ干し回転器、和装の男女なども登場し、佐賀県らしさ全開のシーンが満載です。

「LA LA LAND」はハイウェー上の設定ですが、「SA GA LAND」は佐賀らしくトラクターも通る農道としました。オリジナル作品ではトラックの荷台を開けると中からバンドが登場し、音楽に合わせて人々が踊りますが、佐賀バージョンでは「ゆ」の暖簾（のれん）の下、ヒノキの浴槽に入る女性がいて、その前で人々が踊るというユニークな場面に仕上げています。

音楽は、この作品のために制作されたオリジナル曲「Another day of SAGA」。一度聞けば思わず口ずさんでしまうような親しみやすいメロディーと、「どこにあるの？　みんな知らない？　福岡の下　すぐに行けるよ　聞き覚えのあるフレーズ　ほらあの歌も　S・A・G・A・SAGA 」といった笑いを誘う歌詞が特徴です。

■佐賀県に注目してもらうために制作、メイキング映像も公開

「SA GA LAND」は、日本の中では控えめな存在であるこの地を、You Tubeで動画を見ていただくことによって、佐賀県を知る機会や佐賀県を思い出す機会を増やし、注目してもらうために制作されました。

都道府県などの自治体をPRする動画は制作費数百万から数千万円をかけることが普通でありながら、「SA GA LAND」はわずか100万円。自治体PR動画としては珍しい非公式の自主制作ですが、非常にクオリティーが高いものに仕上げることができたと自負しております。

当社は地元佐賀の写真館であり、地域の人々に支えられている会社であることから、その恩返しのために始めたもので、たくさんの地域の皆様の協力の賜物です。