保活シーズン、秋から本格化! 知っておきたい、「ベビーシッター」を雇ったパパママの本音を調査 約8割が「他人が家に入ること」への不安も

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ホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」を発売しているパナソニック株式会社は、“保活”ピークシーズンを迎える今、働くパパママにとって子どもを預ける手段の一つ、「ベビーシッター」についての調査を行いました。今回は、「ベビーシッター」の依頼経験があるパパママ300名を対象にアンケートを実施しました。また、認定子育てアドバイザーの高祖常子(こうそ ときこ)氏に「ベビーシッター」の活用方法についてインタビューを行っています。

 

小さな子どもを持つパパママが預け先の保育園・保育所を探す活動=「保活」は、秋ごろから本格化します。しかし、入所申請をしているにもかかわらず希望の保育園・保育所などに入所できない「待機児童」の数は、2017年4月時点で26,081人。前年比2,528人増えており、増加傾向が見られます(※)。(※厚生労働省:「保育所等関連状況取りまとめ(平成29年4月1日)及び『待機児童解消加速化プラン』集計結果」より)

 

「保活」の激しさが増す中で、自宅で子どもをみてもらえる「ベビーシッター」制度に着目しているパパママも多いのではないでしょうか。たとえば内閣府では、「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」など、働くパパママがベビーシッター派遣サービスの利用を促進する取り組みも行われています。そこで今回の調査では、過去5年以内に「ベビーシッター」依頼経験があるパパママを対象に、依頼理由や不安を感じたことなど意識・実態を調査いたしました。

 

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[調査概要]

・調査対象:5年以内に「ベビーシッター」を依頼した経験があるパパママ 300名

・調査期間:2017年8月3日(木)~2017年8月4日(金)

・調査方法:インターネット調査

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■ ベビーシッター依頼前に「保活」は約7割! 保育園の代わりに長期的に利用する人も

 

はじめに、パパママが「ベビーシッター」を依頼した背景を探るため、依頼当時の雇用形態をききました。その結果、1位の「正社員」が7割を占め(70%)、2位の「働いていなかった」(12%)や3位の「アルバイト・パートタイマー」(9%)を大きく引き離す結果に。

 

 

正社員で働くパパママの託児手段として「ベビーシッター」が選ばれているようです。

 

また、「ベビーシッター」を依頼したタイミングをきくと、「自分や配偶者の体調がすぐれない時」(39%)や「急な外出の予定が入った時」(34%)に一時的に利用したと回答した人がいる一方で、「保育園・幼稚園の代わりに長期的に利用」という人も3割以上(32%)見られます。

 

 

ここからは、ベビーシッターを保育園・保育所の代替手段として選ぶ人もいることが分かります。実際に、働くパパママにとって「ベビーシッター」がオススメできるかきくと、83%が「オススメできる」と回答しており、忙しいパパママにとって有効な託児手段と言えそうです。

 

また、「ベビーシッター」を依頼する前に「保活」を行っていたかきくと、68%が「行っていた」と回答。子どもを保育園に入れることができなかった人の中にも、「保育園に行けずまわりに面倒を見てくれる人がいなかったため依頼」(39歳・男性)など長期的に依頼する人、「認可保育園に入れず、仕事に行くために両親に頼めないときに利用」(37歳・女性)という単発的に依頼する人がおり、利用実態は様々のようです。

 

これから「保活」を開始するパパママにとって、「ベビーシッター」を依頼した時のことは、知っておきたい情報のひとつといえるでしょう。

 

 

■ 約8割が「他人が家の中に入ること」への不安…子どもとベビーシッターの相性への不安も

 

そこで次に、子どもを「ベビーシッター」に預けた時のことについてききました。やはり、プロのベビーシッターといっても自宅に他人が入ることへの不安があるようで、約8割の人が「家の中に他人が入ることへの不安を感じた」(75%)と回答しています。さらに、「ベビーシッター来訪中に子どもの顔を見て話せないことへの不安を感じた」という人も6割(60%)という結果になりました。

 

 

また、「子どもとベビーシッターの相性に関する不安を感じた」人は7割(70%)。「子どもの人見知りが激しいので、泣いて過ごしていないかベビーシッターさんになじめるか少し不安でした」(41歳・女性)というコメントも見られます。また、「体調の急変に対応できるかと不安だった」(46歳・男性)という人もおり、防犯面の不安だけではなく、子どもがぐずってしまった時や体調の変化時などに、「顔を見て話せないこと」への不安を感じるパパママが多いことがうかがえます。

 

■ 「防犯上のトラブル」は約9人に1人、…何らかの対策をした人も62%

 

そこで「ベビーシッター」依頼中のトラブル発生経験をきくと、「子どもが体調を崩したりケガをしたりするなど健康上のトラブルがあった」人が13%、「入って欲しくない部屋に入られるなど防犯上のトラブルがあった」人が11%とそれぞれ約7.6人に1人、約9人に1人という結果に。

具体的には「子どもに急な発熱があり、ベビーシッターさんが家に一人だったので心配になった」(49歳・男性)という経験をしている人もおり、「顔を見て話せないこと」の不安は、子どもの発熱などの緊急時により強くなる可能性がありそうです。

そんな「不安」を感じた時にパパママが行ったことをきくと、「何らかの対策を行った」と回答した人が62%。

 

 

その内容をきくと、「預けている最中に何度か電話して状況を確認した」(31%)という人が最も多い結果に。続いて、「入って欲しくない部屋に鍵をかけた」(21%)、3位に「在宅時にベビーシッターに来てもらって、子どもとの相性を見極めた」(20%)となりました。

 

 

「電話をかける人」が多かったという結果からは、子どもの様子をしっかり確認したいパパママの想いが表れているといえるでしょう。

 

急な外出時や保育園の代わりとしても頼りになる「ベビーシッター」。不安を解消し、上手く利用することがパパママの育児の大きな助けになると言えそうです。

 

 

■ 【インタビュー】 認定子育てアドバイザーが紹介する上手な「ベビーシッター」活用法とは

 

最後に、働くパパママにとっての上手な「ベビーシッター」活用方法を認定子育てアドバイザー・高祖常子氏にご紹介いただきました。

 

◇ 急な託児の必要時、働くパパママにうれしいベビーシッター…一対一の関係を築き信頼できる育児環境を

 

ベビーシッターはまず、ベビーシッターサービスを行っている企業に依頼する場合と、個人に依頼する場合の二通りがあります。双方に共通しますが、働く保護者の方にとって、急な用事の場合でも子どもを預かってもらえる、日程や時間の自由さは大きな魅力といえるでしょう。行政の一時預かりなどもありますが、急に預けたい、明日預けたい、という緊急時はやはりベビーシッターが便利です。また、ベビーシッターによっては、子どもが病気の時に預かってくれる病児保育が可能な場合も。認知こども園や保育園で一時預かりをしてくれるケースもありますが、待機児童がいるような地域の園だとそもそも受け入れる枠がないケースがあります。どうしても会社でお休みが取れないときには、ぜひ利用したい制度です。

 

また、保育園と違って子どもをつきっきりで見ることになりますので、ベビーシッターと保護者の間に信頼できる関係を築くことができれば、安心できる育児環境を作ることが可能といえるでしょう。もしベビーシッターに継続的に依頼をするのであれば、信頼関係が築けるよう、できるだけ同じシッターさんに依頼をしてみてください。

 

◇ 行政のベビーシッター派遣事業、独自の取り組みをする自治体も…調べて賢く活用を

 

内閣府による「ベビーシッター派遣事業」は、割引対象企業のベビーシッター代を政府が依頼1回あたり最大2,200円負担してくれるというもの。1家庭1カ月あたり24回まで利用することができます。ベビーシッター依頼料が1時間あたり1,000~4,000円であることを考えると、かなり保護者の負担を減らせます。また、東京都杉並区が発行している「杉並子育て応援券」ではベビーシッターの利用にあたって支援を受けられるなど、自治体や企業ごとに個別にベビーシッター利用支援を行っているケースもあります。実はあまりご存じない保護者の方が多いのですが、ベビーシッターを検討するのであれば、事前に調べておくといいですね。

 

◇ ベビーシッターと子どもの相性は、短時間の依頼で見極めて! 「顔が見えない不安」の解消方法は?

 

今回の調査でもトラブルが起きないか懸念している保護者の方が多かったようですね。プロのベビーシッターといっても人間同士の付き合いになるので、「子どもとシッターさんの相性が合わない」、そして「親とシッターさんの相性が合わない」という相性の問題が起きがちです。繊細な子どもの場合は、喋り方がハキハキしているシッターさんに委縮してしまうケースがあるかもしれません。まずは、面談する、短時間で依頼し子どもとシッターさんの相性を見極めるなどしましょう。

 

また、子どもによってはアレルギーを持っているケースがあります。お昼ごはんを作ってくれるシッターさんには、アレルギー食材を事前に細かく確認したり、準備しておきましょう。子どもの体調が変化した場合、ベビーシッターが個人の判断で子どもを病院に連れて行くことは基本的にありません。子どもの体調の変化を見越し、緊急連絡先はお互いにしっかり把握しておくことが大切です。あとは家の中だけですと子どもは退屈することもあるため、シッターさんと相談して近所の公園などで子どもを遊ばせたり、家の中でも子どもがケガをしないよう対策を行ったりして、子どもとシッターさん双方にとって安心な環境を整えましょう。

 

調査では「子どもの顔が見えないこと」への不安が挙げられていましたが、子どもの年齢が小さいうちはベビーシッター中に保護者の顔を見ると子どもが泣き出してしまったり恋しがってしまったりすることがありますが、少し年齢が上がると保護者の顔を見て安心できるようになります。子どもにがんばってほしい時は、離れた場所からでも子どもの様子を見て応援するツールなどを利用してみてもよいですね。

ベビーシッターが上手くいくポイントとしては、去り際、親が子どもに離れがたい様子を見せないこと。「用事が終わったら、すぐ帰ってくるよ」と声をかけ、きっぱり、すっぱりとした姿勢を保護者が見せていれば、子どもも安心してシッターさんと待っていられるものです。ぜひ試してみてください。

 

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高祖 常子(こうそ ときこ)-認定子育てアドバイザ-

 

 

NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人タイガーマスク基金理事、NPO法人子どもすこやかサポートネット理事、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事 マザーリングプロジェクトリーダー、認定子育てアドバイザー、保育士、社会教育主事、ピアヘルパーほか。株式会社リクルートで学校・企業情報誌の編集にたずさわり、妊娠・出産を機にフリーとなる。現在は、育児誌を中心に編集・執筆を続けながら、子ども虐待防止と、家族の笑顔を増やすための講演活動を行ったり、地元ではファミリーサポートの提供会員および地域リーダーとして、不定期でボランティア活動も行う。地方紙で「育児コラム」の連載、オールアバウト「子育て」ガイドとして記事執筆、イーウーマン円卓会議議長も。3児の母。

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■ 離れた場所からでも子どもを見守れる「スマ@ホーム システム」でパパママの不安を解消

 

パナソニック株式会社から発売中のホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」は、外出先からでもお手持ちのスマートフォンで宅内や宅外を見守ることができます。「おはなしカメラキット KX-HC500K-W」は、家にいる子どもの様子を外出先からスマホで確認、通話ができるので、「顔を見て話せないこと」への不安を感じているパパママも安心です。さらに、ワンタッチのボタン操作でカメラ側からもスマホをかんたんに呼び出すことができるので、家にいる子どもも、ベビーシッターさんも外出先の両親とのコミュニケーションが可能です。

 

おはなしカメラキット KX-HC500K-W

 

▼「スマ@ホーム システム」ホームページ

http://panasonic.jp/hns/

 

 

 

 



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企業情報

企業名 パナソニック株式会社
代表者名 津賀一宏
業種 機械

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