ベンゾジアゼピン離脱症状に苦しむ人々の声を厚生労働省へ届けます!
厚生労働省医薬・生活衛生局は3月21日、催眠鎮静剤、抗不安薬、抗てんかん薬で使用されるベンゾジアゼピン受容体作動薬などの医療用医薬品について、依存性が生じることがあるとの旨を注意喚起し、該当医薬品の添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知しました。しかし、精神医療現場では、今もなお「ベンゾジアゼピンは安全、一生服用しなければいけない」と平気で医師が言います。患者は、医師の言う通りに薬を服用して、気が付くとベンゾジアゼピン依存症に陥っています。しかし、ベンゾジアゼピンは減薬時、強烈な「離脱症状」が現れます。多くの当事者や家族の方々が離脱症状に苦しんでいるだけでなく、仕事・収入・家庭・生活・友人…といったさまざまな面で深刻な困難に直面している現状を、厚生労働省は把握しているのでしょうか?
「ベンゾジアゼピン離脱症状の薬害救済に協力お願いします!」というインターネット署名運動を行っている、田中咲子は、2017年6月7日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、「ベンゾジアゼピン離脱症状に苦しむ人々の声を厚労省へ届けます!」のプロジェクトを開始しました。
「ベンゾジアゼピン離脱症状に苦しむ人々の声を厚労省へ届けます!」
https://readyfor.jp/projects/12760
(画像は6月6日の状況です)
はじめまして。田中咲子です。私は、ベンゾジアゼピン離脱症状(薬を飲まないことによる副作用)と戦っている当事者です。 この離脱症状が原因で、過去に休職や入院を経験しました。近年は、就労支援施設での仕事で社会復帰のリハビリをしています。
私は4月7日から署名サイト「Change.org」にて、「ベンゾジアゼピン離脱症状の薬害救済に協力お願いします!」という署名運動を行っています。その反響は大きく、公開後2週間程で100人以上の方からの署名を集めています。
【薬がどんどん効かなくなり、気づけば依存状態に…。離脱症状に苦しみ人生が変わってしまった当事者が数多くいます。】
私がベンゾジアゼピンを服用する際、主治医から使用リスクなど説明を受けておらず、気が付いたら薬が効きにくい状態になっていました。調べると、ベンゾジアゼピンは依存しやすい薬ということがわかりました。
そして、服用の度に効かず増量…そして薬物依存状態になってしまいました。このままではいけないと思い減薬を主治医に相談しました。しかし主治医からは、「ベンゾジアゼピンは安全、一生服薬しなければいけません」と言われ誤魔化されました。
そこで、自分で調べ減薬をしましたが、思った以上にベンゾジアゼピンの離脱症状は激しく、日常生活に支障をきたすほどでした。離脱症状は人によって症状が違いますが、一気にやめると体調を崩し、普通の生活ができなくなります。本当に少しずつ慎重に減薬しなければいけない薬なのです。
離脱症状を体験した人々の多くは、「覚せい剤やヘロインよりきついのでは?」と言います。 私も現在離脱症状と戦っていますが、日によっては寝たきりのこともあります。
そしていろいろ調べていくうちに、多くの当事者や家族の方々が離脱症状に苦しんでいるだけでなく、仕事・収入・家庭・生活・友人…といったさまざまな面で深刻な困難に直面している現状を目の当たりにしました。
例えば、今私は通常の方と一緒に働ける状態ではないため、就労支援施設で仕事をしています。しかし体調不良で休むこともあるため、月の給料は4万円に満たない程です。
そこで私だけではなく、このベンゾジアゼピン離脱症状によって人生が大きく狂ってしまった全ての人々を何とかしたい…と思い署名活動を開始しました。署名サイト「change.org」で今も署名を募っていますが、公開直後から署名が集まり、2週間程で100人を突破しました。
当初、署名は郵送で厚生労働省へ提出する予定でした。しかし署名が日を追う事に多くなってきたためホームページを開設した所、署名はどうしても抵抗があるけれど、厚生労働省へ届けてほしいという体験談が書かれているメールがたくさん届きました。
この集まった人々の願いを、郵送で伝えては無駄になってしまう…。きちんと自分の手で渡し、現状を自分の口で厚生労働省の担当者に説明したい。 同時に、ベンゾジアゼピン離脱症状に苦しんでいる人々を救済してほしいとお願いしてきたい。
そしてその結果を署名してくれた人々や、事情があって出来なかった人へ報告する義務があるのではないか?と思っています。
そのため今回皆さまからいただいた署名やご意見を、私が厚生労働省へ提出するプロジェクトを立ち上げました。
一口3,000円から支援を受け付けており、オリジナルステッカー、私の住んでいる青森県の美味しい旬のものや青森県産ホタテなどのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは6月30日(金)午後11:00〆切であり、目標金額の20万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。
【クラウドファンディングとは】
インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。
【7月11日「世界ベンゾジアゼピン注意喚起の日」に厚労省へ署名を届けます】
このプロジェクトでは、署名サイト「change.org」で集まった署名・コメント・私のホームページへ寄せられたメールを、厚生労働省へ7月11日「世界ベンゾジアゼピン注意喚起の日」に直接提出します。
そのための東京への渡航費が必要です。私は先程説明をしたように就労支援で一般就労の訓練をしているので、収入が少なく渡航費用がありません。しかし集まった皆さんの思いは、絶対に無駄にしたくありません。
そして署名を含め、厚生労働省へ行って双方で話した結果を、後日ホームページに記載しこれから私たちはどの様にしていけば、お互いに良い方向へいくのかを明確にしたいと思います。
さらに今後私は、「ベンゾジアゼピン離脱症状に苦しんでいる人々」を支援する自助グループを立ち上げたいと思っています。
「ベンゾジアゼピン離脱症状に苦しむ人々の声を厚労省へ届けます!」
https://readyfor.jp/projects/12760
【「ベンゾジアゼピン離脱症状の薬害救済に協力お願いします!」署名実行委員会】
署名発起人:田中咲子
署名開始日:2017年4月7日
署名サイト:「Change.org」
URL:https://benzodiazepine.jimdo.com/
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企業情報
| 企業名 | 田中 咲子 |
|---|---|
| 代表者名 | 田中 咲子 |
| 業種 | 医療・健康 |









