TPPを控え、生産業者と仕入業者を直接つなぐ ~業者間取引の大手「Mマート」が長期契約販売市場開設~

業務用食材のB2Bサイト大手Mマートは、農協改革、漁業の衰退、養殖業の厳しい経営等で新しい販路を模索する農業、漁業、畜産業の生産者と直接食材を仕入れる業者、飲食、旅館、ホテル、弁当給食等とがネット上で食材を3ヶ月~1年の長期で契約購入するマッチングサイト「あんてい」を六月二十三日に開設した。

近年、インターネットを利用して業務用食材を飲食店や食材を扱う業務店が仕入する割合は非常に増えてきている。Mマートにおいてもここ一年、毎月ショッピングカートにおける全体の購入額が対前年比一六〇%前後が続いている。
この背景にあるのは、インターネット利用における広告費や人件費等のコスト削減、また業務効率化によって通常の卸売価格より、ネット卸売マーケットでは価格を安く提供できることにある。従ってネット卸売マーケットを通じ「業務用食材」を販売する事業者、また購入する飲食店等は、かなりの割合で増えている。
しかし最近の食材・食品市場では異常気象における農産物の不作や海水温度の上昇等による不漁、新興国の経済成長による需要拡大、投機マネーの流入による主要原料の高騰などの要因があり、安定的な供給が難しくなっている状況が続いている。
このような中、Mマートの買い手七万九〇〇〇社からも様々な商品について、安定的・継続的な取引の実現に対して根強い要望があったことに応え、ネットによる業務用食材卸売市場では、初めてのサービスとなる業務用食材の長期購入契約をマッチングするサービス「あんてい」を開始する。Mマートでは、このサービスを開始することで、売り手側となるメーカー、生産事業者、卸業者、並びに買い手側となる飲食店、ホテル・旅館といった仕入業者、双方の経営支援に役立つ仕組みを提供していくとしている。

「あんてい」(http://www.m-mart.co.jp/period/)サービスの特徴

●食材カテゴリーは、畜産、水産、農産、調理品等網羅
●売り手と買い手双方の長期契約要望をネットでマッチングさせるため、顧客のニーズ掘り起こしの負担を大幅に軽減
●取引条件等は、売り手、買い手双方で話し合い協議で決定
【商談のパターン例】
1 長期契約を望む「売り手」が先に商品を登録、それを見た「買い手」が商談に入るパターン
2 長期契約を望む「買い手」が先にリクエスト商品を登録、それを見た「売り手」が商談に入るパターン
                   

企業情報

企業名 株式会社Mマート
代表者名 村橋孝嶺
業種 ネットサービス

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