日本高速削孔株式会社は、サウジアラビアへBTA（深孔加工）機械を販売し、今月、その設置・試運転および技術指導を完了した

金属深穴明け加工のパイオニアである日本高速削孔株式会社（本社：川崎）は、本年４月に、石油化学プラント装置に使用する部品製造のため、BTA（深孔加工）機械をサウジアラビアに向け納品・販売した。そして本年１０月に入って、その試運転と技術指導を完了し、技術指導メンバーが帰国し た。

「BTA」とは、Boring &Trepanning Associationの略で、金属加工での重要な行程である深孔の切削加工です。高速できれいに深孔加工（深穴加工）を行える特徴があります。BTA機械は、様々な分野の製品の深孔加工に使われております。代表的な製品としては、原子力発電所向け燃料棒制御装置のコントロール・ロッド、射出成型機や押し出し機のシリンダー、大型スピンドルやローターの中心孔、蓄圧器の中心孔、インコネルやチタン等の難削材製品の中心孔などが挙げられます。
詳しくは、ホームページ http://www.sakkou.co.jp/bta_export.html を参照下さい。